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『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』#13(2022.6.27)

FM HOT 839(神奈川県相模原市)の『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』。放送では触れませんでしたが、7月から放送時間が毎週土曜22:00~22:30に変わります。次回は7月2日(土)です。よろしくお願い致します。

先日、収録の際に社長さんから直々に励ましの言葉を頂きました。今回でちょうど1クールでしたが、2クール目も頑張っていきます。

放送日:2022年6月27日(月)21:00~21:30
パーソナリティー:コシバタカシ、近藤忍


オープニング

しのぶさんは最近朝ドラ『おかえりモネ』を改めて見直されたそうです。コシバは『おかえりモネ』に出てきたラジオ局「はまらいん気仙沼」にぜひ行ってみたいです。

コミュニティFMニュース

三重県鈴鹿市のSuzuka Voice FMが昨年9月から、情報提供者の事前登録制度を始めました。緊急災害時は様々な情報が寄せられますが、デマも少なくはありません。これらの裏取りにも非常に手間がかかるため、熊本地震では市民からの情報を一切流さなかったということもあったそうです。事前登録制度により市民からの災害情報にも精度を担保して、正確で迅速な放送が期待されます。
ちなみに、鈴鹿市のキャッチフレーズは「さあ、きっともっと鈴鹿。」。鈴鹿サーキットとかかっています。

コミュニティFM紹介・H@!FM(宮城県登米市)

宮城県の北東部で、2005年に9町が合併して誕生した登米市。小麦粉をねって熟成させたものをのばしてゆでた「はっと」などが名物で、昨年放送されたNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の舞台の一つにもなりました。しのぶさん情報では、明治の建物をそのまま生かした警察資料館や、農村レストラン「四季食彩野の花」がおすすめだそうです。
H@!FM(はっとエフエム)は防災と旧9町の一体化により地域を活性化させることを目的に、2010年に開局しました。カルチャースクールなども経営しています。

キーワード①防災への意識

H@!FMは開局の翌年、2011年3月に東日本大震災に見舞われました。スタジオが一部壊れましたが、放送は中断することなく月末まで24時間体制で県北部の災害情報を流し続けました。このことで行政や消防、市民から信頼を得ることができました。
スタッフは防災への意識が高く、夜中でも何かあればすぐスタジオに集まって、緊急放送体制に入るそうです。

キーワード②生放送

H@!FMは平日は日中のほぼすべて、土日も多く生放送の番組があります。開局当初から、何かあったときにすぐに情報を挿入できる生放送を重視していて、小さな地震があったときに「今揺れましたね」とアナウンスするだけでまったく違うそうです。昨年移転した新スタジオは国道と迫川に面していて、道路状況や川の様子も目視でわかり、栗駒山も見えます。

H@!FMのスタジオから見える迫川と栗駒山

キーワード③ふるさとの良さ

H@!FMの「H@!」はHappy(幸せ)の「H」、場所や位置を表す「@」、発見を意味する「!」を組み合わせたもので、「幸せは驚くほど身近なところにある」という思いが込められています。登米に関する話題を届けて、それを役立ててもらうとともに時には驚かせることで、ふるさとの良さを知るきっかけになって欲しいと願っているそうです。

【M1】清水バンド『ハットハット!』
清水バンドは高校時代の同級生3人で組んだフォークバンドで、結成40年を超えるそうです。この曲はH@!FMの応援ソングとして作られ、東日本大震災の時は毎朝7時に流し、被災された方々を励ましました。
一瞬、武田鉄矢さんが降臨しますw

しのぶの教えて!編集長

しのぶさんがコシバに質問をぶつけまくるコーナー。今回はコシバに、全国のコミュニティFM局を訪れた中で、いろいろな意味で大変だったベスト3を聞きました。偶然ですが、全部九州です。

3位・エフエムさいき(大分県佐伯市)「雨に降られて大変だった」
JR佐伯駅から自転車を借りて行こうとしたら大雨に遭い、局に着いた時にはびしょ濡れになってしまいました。スタッフの方にびっくりされて、タオルを貸して頂きました。

2位・ほっとラジオ(熊本県玉名市)=閉局しました「地図もなく行って大変だった」
スタジオは工場の中にあって、最寄駅から30分ほど歩かなければならず、公共交通機関もなし。そこを無謀にも地図なしで歩いて行きましたが、奇跡的にスタジオに行くことができました。

1位・FMいしがきサンサンラジオ(沖縄県石垣市)「時間とお金をかけて行くのが大変だった」
東京からスタジオのある石垣島までは約2,000キロ。羽田から那覇、那覇から石垣と2本の飛行機を乗り継いで行きましたが、やはり到達感は凄くありました。
今のスタジオはリゾートホテルの中にあり、海も見えるそうなので、またぜひチャレンジしたいです。

【M2】宇多田ヒカル『time will tell』

エンディング

今日はH@!FMの生放送へのこだわりと、地元愛をびんびんに感じました。ぜひサイマル放送で聴いてみて下さい。というわけで、次回からは土曜22時です。よろしくお願い致します。
(製作協力:登米コミュニティエフエム)

全国のコミュニティFM局関係者の皆さん、ぜひ『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』に参加してみませんか? ジングルと写真、3つのキーワードを頂ければ、番組の中でがっつり紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。


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