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『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』#24(2022.9.10)

FM HOT 839(神奈川県相模原市)の『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』。温泉街でボーっと過ごすだけの一日が欲しいなと思う今日この頃ですが、やっぱり行ってしまうコミュニティFM局。これは習性なんだろうなと諦めていますw

放送日:2022年9月10日(土)22:00~22:30
パーソナリティー:コシバタカシ、近藤忍


オープニング

コシバは最近、温泉街にあるカフェがちょっと気になっています。おしゃれなカフェ、本当に増えましたよね。

コミュニティFMニュース

神奈川県横浜市金沢区の金沢シーサイドFMが、10月の開局に向け準備を進めているという話題をお伝えしました。関東学院大学のゼミ研究から生まれた、学生だけで運営する日本初の放送局。朝7時から夜10時まで、毎日15時間生放送の予定だそうです。開局が楽しみです。

ビアレヨコハマ本館2階にある金沢シーサイドFMのスタジオ

コミュニティFM紹介・ゆふいんラヂオ局(大分県由布市)

由布市と言えばやはり湯布院温泉。由布岳や金鱗湖などの自然を生かし、いわゆるネオン歓楽街もないことから、女性客から特に人気の高い温泉街の一つとなっています。
そんな由布院の魅力を内外に発信するため、2012年にゆふいんラヂオ局が開局しました。自然、文化、芸術、エコ、ロハスをコンセプトとしていて、ミュージアムの中にスタジオがあるのも特色となっています。

キーワード①由布院らしさ

ゆふいんラヂオ局は、由布院の街の空気感をラジオで表現することにこだわっています。かかる曲はジャズやクラシックなどが中心で、専門の選曲スタッフも置いています。また、パーソナリティーも情報と音楽を届けるという意味で「サウンドコンシェルジュ」と呼んでいます。

キーワード②街に溶け込む

ゆふいんラヂオ局は街に溶け込み、身近に感じてもらうような存在を目指しています。時報には温泉の音や地元の郷土芸能の音を使用。サウンドコンシェルジュも、まちに精通した地元の人が中心となっています。防災にも力を入れていて、全世帯に防災ラジオを配布。2016年の熊本地震では、震度6弱を記録した地元の状況を丸2日間きめ細かく伝えました。

キーワード③エコメディア

コンセプトの一つである「エコ」にも力を入れていて、平日昼に放送している『SDGsミュージックセレクション』は、地域で環境に関する活動に力を入れている方々を紹介しています。また、地球温暖化や水環境をテーマとした市民参加型の番組も放送しています。

【M1】森山直太朗『風花』
旧湯布院町が舞台となったNHK連続テレビ小説『風のハルカ』の主題歌でした。

しのぶの教えて!編集長


今回はまだ番組で紹介していない、ユニークなコミュニティFMのスタジオベスト3を紹介しました。

3位:SKYWAVE FM(千葉県千葉市中央区)
今年、京成千葉中央駅に直結する映画館「京成ローザ⑩」のロビーにサテライトスタジオがオープン。映画館という立地を生かして、舞台挨拶に来られた監督や俳優をゲストに招いたり、ご当地アイドルのステージを兼ねての収録を行っています。

2位:FMジャングル(兵庫県豊岡市)
JR豊岡駅前にあるショッピングセンター・アイティ2階の中にあるスタジオは、なんとエスカレーターの隙間。とても小さく、3人が入れるのがやっとです。買い物客が行き交う好立地と、スペースの有効活用を両立した考えられたスタジオです。

1位:エフエムとおかまち(新潟県十日町市)
日帰り温泉施設などが入る越後妻有交流館キナーレの2階にあるエフエムとおかまち。2012年に国際芸術祭「大地の芸術祭」の一環で、スタジオが粟津潔文庫として改装されて、本棚と一体化したユニークな外観に変わりました。もちろん、本を読みながら放送の様子が観られます。

「粟津潔文庫」となって本棚と一体化したエフエムとおかまちのスタジオ

エンディング

由布院のイメージに合わせた音を届けるゆふいんラヂオ局、すごくおしゃれで洗練された印象でした。「サウンドコンシェルジュ」の響きも良いので、パクろうかなと思いましたが、どう考えても合わないので止めておきますw
観光列車「ゆふいんの森」もぜひ乗ってみたいです。
(製作協力:ゆふいんラヂオ局)

お知らせ

全国のコミュニティFM局関係者の皆さん、ぜひ『コシバタカシのコミュニティFM大図鑑』に参加してみませんか? ジングルと写真、3つのキーワードを頂ければ、番組の中でがっつり紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。


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