オムライスが「ゴール」だったあの頃
おそらく私は「何かの目標」を立てることが得意なのだろう。
自分を上手に騙してその気にさせ、「うっかり頑張らせる」ことが得意なのだ。
◇
目標の立て方にはコツがある。
目標を達成する前に小さなご褒美をあげること。目標を達成するためのゴールを明確にすること。
だが、このコツには、それほど拘りもない。
ただ、「漠然と楽しみ」を感じることに向かって進むとき、その道を進み切る「理由」を「目標」という言葉に換えているだけ。「目標だから」といい切って、辛い気持ちや苦しみを和らげ