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僕が複勝投資家になった理由

これは人生を左右する大発見かもしれない

「もしも調教1位の複勝だけをひたすら1点買いしていたら?」

NHKマイルカップに負けた日の夜に浮かんだこの疑問が、今後の僕の競馬人生、いや、人生そのものを左右するような気すらしています。

サラリーマンで妻子もおり、毎月数万円のお小遣いでやりくりしている僕は、そんな大金を馬券に注ぎ込む余裕はありません。
せいぜい1レースにつき2,000円前後です。

これまで行われた春のG1レース全て、調教1位の馬の複勝だけを2,000円一点買いしていたとしたら、どんな結果になっていたのか?

こちらの表をご覧ください。

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数字がはじき出された瞬間、晩酌での酔いが一気に冷め、全身に電気が走ったような感覚をおぼえました。

なんだこれは・・・?

どうして今まで気づかなかったんだ・・・?

調教1位の馬が高確率で3着以内に来ることは分かっている。

なのになぜ、2頭も3頭も当てなければいけない馬単や三連複をわざわざ買っていたんだ?

調教1位の馬

そのただ1頭だけが

3着以内に入れば・・・的中!

こんな簡単なことをなぜ見逃していたんだ?

突き詰めて考えてゆくと、それは僕が複勝に対して抱いていたマイナスの先入観が関係していると思います。


そもそも複勝とは何か

今更言うまでもないかもしれませんが、複勝とは「3着以内に入る馬を1頭当てる」券種です。

1頭だけ当てるという点では単勝も同じですが、1着にならないと当たらない単勝に対して、3着以内に入りさえすれば当たりとなるのですから、的中率は単勝の3倍になります。

このように、複勝はJRAが発売している全券種の中で的中率が最も高い券種になっていますが、当たった時の配当が少なくなってしまうというデメリットもあります。

ちなみに複勝ってどのくらい売れてるのかご存知ですか?
気になったのでちょっと調べてみました。

【2018年券種ごとの売り上げ割合】
1位 三連単 31.5%
2位 三連複 20.1%
3位 馬連 14.3%
4位 複勝 8.7%
5位 ワイド 8.2%
6位 馬単 6.6%
7位 単勝 6.2%
8位 枠連 3.1%
9位 WIN% 1.3%

1〜3位までは予想通りですが、複勝が4位というのは意外でした。

というのも、僕は長い競馬歴の中で複勝を買った記憶なんてほとんどありませんし、きっと多くの人も同じなのではないかと思います。

なぜ複勝を買わないのか?

その理由は、「儲からないから」の一言に尽きるでしょうね。

確かに複勝にまとわりつくのは、1番人気の馬だと、1.1-1.1倍とか、1.2-1.4倍とか、そんなイメージです。

たとえ10,000円賭けて当たったとしても1,000円や2,000円しか儲からないし、その割には外れる可能性もそこそこある。

これでは、ミドルリスク=ローリターンと考えるのが自然でしょう。

しかし、このサイトをご覧ください。(ちょっと古いですが)

複勝の平均配当が1倍台なのは2番人気までで、3番人気の馬では2倍を超え、5番人気になると早くも3倍を超えてきます。

こう見るとどうでしょう。

複勝なんて1倍台ばかりで儲からない、という考え方は見直してみる価値があると思いませんか?


複勝、それは僕が見た光、僕が見た希望

世の中の優秀な馬券師の中には、大金を動かして、何百万、何千万という利益を叩き出している、雲の上の存在のような人もいます。

心から凄いと思います。

しかし、競馬を生業にしている競馬記者や評論家、元競馬関係者の中で、回収率をプラスにできている人は、一体どれだけいるのでしょうか?

多くの人は「回収率>的中率」という考えがあるので、高配当をゲットして回収率を高めるために三連単などのハイリスク=ハイリターンな手段に出ます。

点数が増えても平気なくらい潤沢な資金があればその手段は有効だと思いますし、それを否定するつもりはさらさらありません。

しかし複勝派の考え方はその真逆、つまり、

「ローリスクで、高い的中率を活かし、お金に働いてもらう。」

ということになります。

これまでの僕は、調教眼という強みをもっているのにそれを活かす手段を知らず、回収率重視で奇跡の大逆転ばかり狙っていたようなものでした。

しかし、競馬は回収率が全てではない。

むしろ低配当でも良いからとにかく的中率をあげてJRAとの間でお金を循環させる感覚の方が、長い目でみるとプラスになるのではないか。

野球のバッターに例えるなら「打率・出塁率>本塁打数・打点」

そうだ、僕は競馬予想のイチローになろう!

そういう結論にたどり着いたのです。


調教評価連動型複勝投資術とは

ネットで「複勝 予想」などと検索してみると、無数のサイトや動画が出てきます。

その大部分は「複勝2倍以下の人気馬で手堅く的中を重ねることで回収率120%を目指す」的な内容ではないかと推測します。

ただ、僕の調教評価連動型複勝投資術は、これらとは決定的に違う部分があります。

それは、「調教評価1位の馬を人気に関係なく買う」ということです。

ここで上でも出した表をもう一度ご覧ください。
(これはあくまで「もし買っていたら?」というシミュレーションなので、「つーか買ってないじゃん!?」というツッコミはご容赦ねがいます)

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1倍台の2頭以外を見ると、
モズスーパーフレア 9人気
ガロアクリーク 8人気
ギルデッドミラー 6人気
という伏兵馬を的確に狙い撃てているため、現在のところ352%想定という高い回収率になっています。

(サンプルが少ないよ、とか、こんなの後出しで何とでも言えるよね、のようなツッコミもご遠慮ねがいます 笑)

2倍以下の人気馬ばかり狙っていたとしたら、いくら全的中したとしてもこうはなりません。

どうでしょうか?

「調教眼+複勝=最強」という方程式が、少しはご理解いただけましたか?


デビュー戦は、ヴィクトリアマイル

これまでいくつもの記事に渡り前置きが長くなりましたが、次回からは調教推奨馬の発表がメインになってくると思います。

その前に、ここであらためてお伝えしておきます。

僕が複勝投資家としてデビューするのはこれからになります。

これまでの記事でも書いてきた通り、ついこないだまでは複勝を買うなんて選択肢は全くありませんでした。

しかし、先週末にこの調教評価連動型複勝投資術を思いつき、返す刀でnoteまで始めてしまいました。

そのくらいの確かな手応えを感じているというのが正直な気持ちです。

ただ、不安な気持ちもないわけではありません。

上の表でお見せしたような実績もまだまだサンプルは少ないですし、単に偶然が重なっただけかもしれません。

なので、一緒に楽しむつもりで、あまり期待せず、温かく見守ってあげてください。

実績ベースである程度の結果が残せるまで、もちろん記事は無料開放します。

僕が25年間、負けと失敗と挫折を繰り返し、苦難の末についにたどり着いた最適解。

その調教評価連動型複勝投資術が、皆さんの予想の一助になれば幸せです。

では、僕の複勝投資家としてのデビュー戦、ヴィクトリアマイルに乞うご期待!


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