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生きる with「気のせい」
「気」とはなんだろう。
元「気」、空「気」、「気」が合う、「気」のせい…
形がなくて、目に見えない。
だけど、そこにある「気」はする。
・暑い夏、氷を入れてお米を炊く。そうすると、ふっくらツヤっと美味しいご飯が炊ける「気」がする。
・ご近所のおじちゃんが作ったいびつな夏野菜が、スーパーで買うよりも、美味しくてパワーをもらえる「気」がする。
こんな、ただの「気のせい」が確実にわたしを元気づけたり、喜ばせたりしてくれている。今までもきっとそうだったに違いない。
わたしは「気のせい」を大事にし、「気のせい」と共に生きてきた。
ここで突然だが、目には見えないけれど、きっといる「エンジェル」の話をしてみよう。
今年の春、わたしは追突事故にあった。幸い軽症で、しばらくして痛みは治まったけど、運転中後続車の存在が怖い。
自分が追突しないように気を付けることは出来るが、追突されないように気を付ける方法が見つからなかった。
そんな時、ある方から「エンジェルに頼むといいよ」という、突拍子もないアドバイスをもらう。
運転するとき、出発のときに「エンジェル、よろしくね」と口に出すだけでOKらしい。
この「よろしく」の中には、
運転が荒い車と遭遇しない
狭い道で、対向車が来ない
自分のペースで駐車できる
停めたい駐車場が空いている
といった安心して運転できるような願いが込められている。
さて、このエンジェルへのご依頼、意外なまでに全て叶えられていて毎日快適に過ごせているから、欠かすことができなくなってしまった。
ちなみにエンジェルは、人間からのお願いを叶えるのが大好きらしい。
そしてエンジェルが見える方もいるらしい。
この事象、引き寄せの法則かもしれないし、ただの「気」のせいかもしれない。何はともあれ、これからも見えない「気」のせいをありがたく感じながらわたしは生きていくのだ。
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