見出し画像

東京ダート1600の攻略ポイント

中山から東京に開催が替わり、この1ヶ月が私にとって最初のヤマ場。
何故なら昨年の中央競馬における払戻額の実に約80%が東京競馬場。
東京に限れば回収率は243%で、東京以外では35.3%なのだから、如何にここに依存していたかがよくわかる。
裏を返せば、東京で結果を出せなければ年間回収率をプラスで終える可能性は相当に低い。プレッシャーも掛かる。

東京、特に東京ダート1600の攻略ポイントについて自分の中で改めて整理を試みた。
ちなみに、これは春の東京ダート1600で有効だった方法で、昨年秋は本業の多忙さもあってほぼ買っていない。
この時期にどれだけ効力があるかは不明だが、3歳限定戦では好成績だったので、試してみる価値はある。
と言うより、結果を出さなければならないので、やらざるを得ない。


①とにかく関西馬

これは東の競馬場でダート予想する際の鉄則。
出走成績における数字上の優位はもちろんとして、こと東京ダート1600に関しては、中央競馬において唯一のコース設定であることから、ここを狙って出走させてくる厩舎も少なくないはず。
1200/1400/1700/1800のコース設定は複数の競馬場に存在するが、1600はここだけ。
遠征のリスクを背負ってでもこのコースに出走させる時点で、他馬と比べモチベーションの高い参戦となり、陣営が勝負になると見込んでいる可能性が高い。
逆に言うと、適当な番組が無いからとりあえず出走させる「モチベーションの低い参戦」には注意する。

まとめると、本命は関西馬から選び、相応な関西馬がいない場合は見送る。このようにして予想レースを絞っていく。

②基本は距離短縮で距離延長は軽視

距離短縮もしくは同距離の馬を狙い、距離延長は軽視する。
同距離=同コースになるので、前走結果の精査は重要(ペースによる有利不利、枠順による有利不利、馬場状態による有利不利、等)
また、重視するのは同コース実績。過去に好走あるのに近走がブラインドで人気を落としているパターンに旨味アリ。
また、芝→初ダート馬は人気になる割に凡走も多い。特に内枠でキックバックを食らって走る気を無くすパターンに要注意。

③前走同コースはペースと上がり3Fに注目

前述のように、前走同コースの結果精査は重要で、開催が進むと同じようなメンバーで再度顔合わせすることも多い。
特にバランスを見ておきたいのは前半1000mと上がり3Fの関係性。
スローの上がり勝負で好走した逃げ先行馬の次走は怪しい。逆にハイペースでラスト踏ん張れなかった馬は恵まれる可能性がある。
また馬場が湿ると時計の出るダートになり芝馬の好走も有り得るコースだが、次走で乾いた馬場になっている場合は狙いを下げた方が賢明。

④中山ダート1800の結果に注意

多くの馬は中山ダート1800を経由して出走してくると思うので、ここの出し入れは慎重に判断したい。
たとえば、中山で極端に上がりが掛かるレースでしか走れない馬は東京ダート1600では絶好の軽視対象。
レースの性質としては正反対になるので、差し損ねることが多い。
逆にハイペースで先行してラストでバテてしまった馬は東京ダート1600に替わって距離短縮にもなるし、楽なペースで先手を取れればそのまま押し切ることができる。

⑤湿った馬場なら米国血統

湿って脚抜きの良いダートになると時計が出やすく、いわゆるアメリカンな流れが発生しやすい。
そうなると1400からの距離延長馬でも押し切れたりするので、米国血統馬に重きを置いて予想する。


以上が東京ダート1600を攻略する上での個人的なポイント。
少しでも多く的中を重ね、年間収支に貢献させたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?