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思考を停止させないために

ニュース番組では相変わらずウク○○ナ情勢についての報道が続いていますが、戦いが終わる気配は一向に無く、
一部の専門家からは10年以上続く可能性や戦線の拡大も示唆されています。

以前の記事でもお伝えしましたが、
現在は戦時下であり、情報統制は日に日に強化されつつあります。

今後はNoteの記事にも制限がかかることが予想されるため、
本記事以降は具体的な名称を避けますが、それでもある程度の規制は避けられないかもしれません。

その為、今回が本件についてきちんとお伝えできる最後の機会と考えて、
最大限配慮しながらも、ギリギリの内容を書いていこうと思います。

◆〇争を始める時に指導者が必ず語る事

例えば自国の指導者が「明日から〇争をします」と言っても、
ほとんどの国民が納得せず、猛反対するでしょう。
なので、まず指導者たちは国民に対してこう語りかけます。

「我々は戦争を望んでいるわけではない」

ちなみに、第二次大戦時の日本の東条英機首相も、
アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領も、
上記とのような内容の演説をしており、

ナチスドイツのアドルフ・ヒトラーも、
「平和を望んでいる」と発言しています。

にもかかわらず、〇争をするというのは矛盾していると、
国民も感じるに違いありません。

但し、指導者たちはこう続けます、

「しかし、敵側が一方的に〇争を望んだ」

つまり、あくまでこれは正当防衛であり、
不本意ながら〇争をするのだと主張するのです。

◆いつの時代も同じ流れで始まる

ちなみに1939年のドイツのポーランド侵攻の際には、
「ポーランドではドイツ系住民が迫害を受けており、
強制連行された上に残虐な手段で殺害されている者もいる」
という口実の元に侵攻が行われています。

勿論、ポーランド側はそんなものは起きていないと主張しますが、
ポーランド国内でのドイツ人への迫害ならびに16箇条の要求に対する無回答を開戦理由として、ドイツはポーランド侵攻を開始しました。

ここまで聞いて、あれ?と思った方もいるのではないでしょうか?
〇〇〇〇〇によるジェノサイドから、〇〇〇系住民を保護する為の軍事作戦
この流れ、現在の○○〇イナ侵攻の流れとまったく同じです。

そして、指導者は、
「我々は覇権や領土の為ではなく、偉大な使命の為に闘う」
と、〇争開始を宣言するのです。

◆情報戦が始まっている

〇争開始後は互いに、
「我々の受けた以外は少なく、敵国の被害は甚大である」
と民衆に訴え、士気を上げようとします。
もし自国側が劣勢であっても、その情報は隠蔽し、
敵国の被害を誇張します。

実際、第二次大戦時の日本の大本営発表もそうでしたし、
今回の〇争でも、被害者数の主張は互いに食い違っています。

そして、自国民に対し、
「この正義に疑問を抱く者は裏切り者である」
と語るのです。

これも実際に、○○○国内では徹底した言論弾圧と粛清が始まっており、
世界では○○○について擁護するような発言は規制がかかるようになっています。

先日、イーロン・マスク氏がTwitterの全株式を買収し、
「Twitterは街の広場のようなもの」と言論の自由を主張していましたが、
敢えて自由に発言させることで、監視下に置いているとも考えられます。
Twitterは似た思想のツイートがおすすめに反映されるようになっており、
偏った思想の人々を集めて仕分けする事も可能だからです。

そして、日本人にとっても、これは対岸の火事ではありません。

◆自国の「嘘」を暴こうとしたポンソンビー卿

これは、アンヌ・モレリ著『戦争プロパガンダ10の法則』にも書かれています。
この本は元々、アーサー・ポンソンビー卿の「戦時の嘘」という本をもとに書かれたものです。
「戦時の嘘」は、第一次世界大戦のプロパガンダの本なのですが、それをもとにその後に起こった第二次世界大戦やさまざまな〇争の情報も入れてアップデートした、〇争中のプロパガンダに関する決定版という事になっています。

ただ、ポンソンビー卿は平和主義者であり、彼が自著「戦時の嘘」で語っているのは、第一次大戦中にイギリス政府が老若男女を問わず、あらゆる国民の恐怖と憎悪、愛国心を煽り、多くの志願兵をかき集めるための「嘘」をつくりあげたことであり、彼はその「嘘」を暴こうとしたのです。

◆日本も例外ではない

世界的に軍備拡大の動きが進んでおり、
以前の記事でも紹介したように、世界全体の軍事支出は増加しています。

日本でも、安倍元首相を筆頭に軍備拡大や核保有についても議論すべきという意見が、政治家の中からも出てきています。

5月6日には、日本海の海域でロ○○軍が新型の対潜水艦ミサイルシステムの演習を行いましたが、現代の〇争では、ミサイルや軍隊の侵攻のような直接的な攻撃の前に、数カ月前から国境付近で軍事演習が行われるなど準備段階が存在します。
これが〇争の準備段階ではないと言い切れる保証はありません。

一般の人たちの中でも「今のこの状況であればやむなし」という気持ちが少しずつ芽生えてきているのではないでしょうか?

少なくとも、メディアからの情報がそれを煽る形になっているのは事実でしょう。

◆防衛費は必要だが・・・

僕もどちらかと言えば理想論よりは現実主義です。

例えば、西側諸国はウ〇〇〇〇に対し、
武器弾薬を送っても、戦闘に参加はしてくれませんでした。

日本には米軍基地があるので心配はいらない、という声もあります。
ただ、北海道には米軍の通信基地「キャンプ千歳」があるのみで、
しかも現在は使用されておらず、米軍人も駐留してはいません。

つまり、実際に侵攻が始まれば、"北から来る敵"には、
日本は自力で対抗するしかありません。
また自衛隊は人員や装備が豊富とは言い難いので、
市民の避難に船や車を出す余裕はありません。
そういった対策費を増やすことは少なくとも必要でしょう。

ですが、核保有の容認とはまた話が別です。

◆積極的に戦争に参加させようとする流れが・・・

防衛費も自衛隊も必要だと思いますし、
実際に国を守れるだけの組織にしていく事は急務だと思います。

但し、今の流れは自然とそうなったのではなく、
そうせざるを得ないように煽られているような気がしてならないのです。
その事が気がかりでなりません。

例えば、日本が核を保有するとなれば、
当然同盟国であるアメリカの了解が必要になりますから、
日本の元首相であり、現役の国会議員の口から、
核保有を議論すべきなどの発言が公の場で出てくるとなれば、
あるいは、既にアメリカ側からの打診が行われている可能性はないのでしょうか?

あくまでも戦争に積極的に参加するのではなく、
第二のウ○○○○にならぬように、
外交とうまく連携しながら、防衛強化を推し進めてほしいものです。

◆今は非常に難しい時

この記事を書くにあたっても、僕は非常に悩みました。

今の世の中は、徐々に白か黒かの2極化に進みつつあります。
この記事に関しても、どこを切り取られ、誰から攻撃をを受けるか、
分からない不安を覚えています。
非常に意見が言いにくい状況です。

僕の意図はあくまで、
国はしっかりと守るべきだが、積極的に戦争の火種を作るべきではない、
という一言に限ります。

お前はどちら側の人間なんだ?と言われるかもしれませんが、
僕は、ただただ日本人です。







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