steamがサマーセールだから今まで買ったゲームのレビューをする

 steamは夏とハロウィンと年末になるととんでもない割引でゲームを売る。40%オフとか50%オフとか、すごいやつは80%オフとかしている。そうね、とってもお得ね。
 だから今日は私がいままで買って遊んだゲーム達を紹介するよ〜〜〜〜!

terraria
おすすめ度∞

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 これはすごい!コスパ最強!steamの覇王と言っても過言ではない横スクロールアクションRPG。2Dのランダム生成されたマップにプレイヤーである我々は放り出される。終わり。
 お家を作ったり洞窟を探検したり強い武器や防具を集めたりボスと戦ったり着せ替えを楽しんだりNPCからアイテム買ったり空飛ぶトナカイに乗ったりホラー映画のモンスターどもに追われたり出来ることは無限大。お家に置ける家具も物をしまえたり自分の見た目を変えられたり、単にお家を飾る為の雰囲気アイテムだったり、トイレからうんこが吹き出したりバリエーション豊かだしお家の建材や家具の種類も莫大なので気に入った資材でお家を作れる。
 ボスは皆強いけれど手に入る武器も山程種類があるから工夫して戦えば案外勝てるし何よりこのゲームの戦闘は整地が勝敗を分ける。エンドコンテンツな武器をぶん回して俺tueeeするも束の間、難易度を好きに調整出来るから難しくするとあっという間に死ぬ。
 昔はドットのマイクラじゃんって言われていたけれど冒険にだいぶ振っているしアイテムの数がこっちの方が桁外れに多いからもう同じとは全然言えないと思うよ。
 ただこのゲームにチュートリアルは無いのと日本語に対応していないのには注意。公式のwikiをグーグルクロームの自動翻訳で見ながら進めるといいよ!英語は簡単で文法分からなくても単語で意味が分かるからそんなにハードル高くないし、有志が日本語MODを配布しているからダウンロードナウ!

starbound
おすすめ度★★★

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 terrariaをもう少し大人しくしたようなゲーム。ちょっとボリューム感が無くてシナリオ重視に寄っているけれど、基本的な部分はterrariaと変わらない。何よりterrariaはワールドを複数作れても各ワールドに繋がりが無いのに対して、こっちは惑星を宇宙船で移動して各惑星に拠点を作ることが出来るのがポイント。宇宙船も改造でどんどん大きく出来るし家具の種類はterrariaより多いし、農耕も出来るしプレイヤーの見た目だけでなく種族も普通の人から鳥人間に魚人に花人に色々あるから雰囲気ゲーに近いかも。

stardew valley
おすすめ度★★★★

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 田舎を舞台にした箱庭ゲー。牧場物語です。都会のブラック企業のエンジニアだったプレイヤーが仕事に嫌気が差して退職し、祖父から相続した牧場に移住して自給自足の生活を始める。荒れた土地を耕して木を切り倒して野菜や果物や花の種を植えて水をあげて収穫し牛や豚や鶏を育てて牛乳や卵やトリュフを貰って売って生きていく。近隣の妙に生々しい田舎の隣人とご近所付き合いしたり人間模様を目撃したり結婚したりする。子どももできるぞ。同性婚もできるぞ。
 冒険要素もちょっとある。洞窟の地下へ地下へ潜って貴重な鉱石を持ち帰り日常の道具をアップグレード出来るよ!
 シナリオもちょっとだけある。寂れた田舎の村を復興するためにあやしげな妖精さん(ゼリーっぽい)に貢物をして色々な機能をアンロックできるよ。
 ただこのゲームの住民は大体生々しいダメ人間感を漂わせているのでちょっとそこで好みが分かれるかも。

ARK:survival evolved
おすすめ度★★★★(ただし恐竜好きであるのが前提)

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 恐竜ゲー。恐竜を手懐けて背中に乗せてもらったりジャングルを冒険したり他の恐竜と戦わせたり家を作ったり畑を作ったり洞窟探検したりするサバイバルゲーム。
 プレイヤー(人間)は恐竜と比べたらうんこみたいなものなのでちょっと小突かれただけで死ぬ。恐竜の力を借りないと肉食恐竜とはまともに渡り合えない。
 PvPが前提みたいなところがあるけどPvPは憎悪の坩堝だから私はソロプレイで恐竜集めてウフフしている。
 グラフィックはすごく綺麗だし恐竜の種類もいっぱいだから恐竜好きなら楽しいと思うけれど、ゲームバランスが大味だから好き嫌い分かれると思う。
 あとパソコンの容量めっちゃくちゃ食うからパソコンのスペックが結構高くないとまともに動かないと思う。steamに載ってるスペック表はグラフィックのクオリティ限界まで下げた場合(ひっどい画質になるからおすすめしない)に動く最低限の数字だからあてにしてはいけない。

Bloodstained Ritual of the Night
おすすめ度★★★★★

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 バナーを見てお分かり頂けただろうか。どう見ても悪魔城ドラキュラである。
 それもそのはず、悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲を作った制作者がコナミを抜けてから独自ブランドとして立ち上げたゲームだから。
 シナリオはとっても薄あじ。錬金術師によって作られた悪魔の力を宿す結晶「シャード」を取り込む力を与えられた被験体の少女ミリアム(バナーの女の子)が、色々あってお友達が地獄から召喚したお城に殴り込みに行く。お城は悪魔城ではありません。悪魔はいっぱい出てくるけど。
 大きなマップを隅々まで探検して敵を倒してアイテムやシャードを集める探索型ゲーム。システムはまんま悪魔城月下の夜想曲な横スクロールアクションで、敵を倒して得たシャードを使えば敵の能力を使う事が出来る。武器も防具も沢山あるから好きな装備で進もう。
 敵が強いんですけど!という時も大丈夫!拠点でできる「料理」でご飯を作って食べればミリアムの能力が「永続的に」上がるからご飯もりもり食べれば難易度ももりもり下がるぞ!あとシャードは集めるほど強力な効果を発揮するしある程度集めるとエフェクトもド派手になるぞ!
 お値段お高めだけれどそのぶんクオリティの高い仕上がりになっているからおすすめだぞ!

HOLLOW KNIGHT
おすすめ度★★★★★

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 2D横スクロール型ダークソウル。レベルの概念が無く、アクセサリーの効果を上手く使い分け何度も何度も死んでやり直して少しずつ先に進んでいく探索ゲーム。
 アクションは結構難しい。ボスはどのボスも一度はやられたし、道中もなかなか難しい。でも難易度の調整が絶妙で何度も諦めずにチャレンジしていればいつかは突破出来る様に調整されている。
 グラフィックも綺麗で幻想的。滅び行く虫の王国がモデルになっており雨の降る人気のない都市やキノコの森、緑色の苔に覆われた美しい森等背景に見惚れてしまうほど。虫がモデルとは言ってもバナーの通り見た目がかなりデフォルメされているから気持ち悪くないよ!
 シナリオは無いに等しく、点在するムシの人々の話や残された記憶から設定が断片的に分かるのみ。資料から色々想像するのが好きな人向け。
 難易度の高さで心が折れない限りはおすすめできる。ボリュームもお値段に比べてたっぷりあるし腕試し要素もあるから不屈の精神を持つ人におすすめ!

salt and sanctuary
おすすめ度★★★★

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 これも2D横スクロールアクションでダークソウルなゲーム。こっちはよりダクソ寄りで陰鬱で退廃的な雰囲気。
 「信仰」をモチーフにしたゲームで、自分が所属する宗派によって購入できるアイテムや回復アイテムの効果が変わるのが最大の特徴。信仰は色々あり隠し信仰もあるよ!
 このゲームもスタートするとすぐに放り出されて好きなように探索させてくれるけれど、こっちも結構ゲームバランスは難しめ。武器防具も色々あり重戦士から魔法使いまで色々できるけれど、バランスがちょっと悪くて全裸か軽い服に大槌や大斧が強くてダガーや弓は弱い。魔法は癖が強くて1週目はちょっとおすすめ出来ないかな…。
 もっと大味なのは敵の強さで、基本やられる前にやれ。一回被弾すると怯んでしまって連続で被弾→即死が頻発するから、射程があってノックバックの強い大槌がやたら強い。
 色々クセが強いゲームなんだけれど、資料で見られるテキストがものすごく凝っていてこの世界の設定について好奇心をくすぐってくれる。

DARK SOULSⅢ
おすすめ度★★★★★

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 紹介する必要ある?ってくらい有名なシリーズ。ダクソとダクソ2はプレイしてないから比較出来ないが許して頂きたい。
 超有名な3DアクションRPG探索ゲーム。何でか蘇っちゃったらしいプレイヤーがなんとなく玉座から逃げちゃった王達を連れ戻す。何のこっちゃって?私もよく分からない。シナリオの説明が無いのはこのシリーズではよくある事だから気にしてはいけない。
 ゲーム部分はすっごくマゾ。とにかく慎重なプレイングが求められ、甘えた動きは許されない。透明な壁とか無いから高いところから落ちたら即死だしソウル(金)は全ロストする。銀行とか無いよ。このゲームは基本無双とか出来ないから複数の敵を一度に相手にするのは自殺行為だし姑息な悪役の如くチマチマ誘き出して削り倒す根気が求められるよ。
 当然ボスも強いよ。何回も死ぬ覚悟をして欲しい。さっきも言ったけれどこのゲームは死ぬと金を全部落とすし金を回収する前に死ぬともう取り戻せないよ。
 そんなクソゲー一歩手前みたいなマゾ仕様なのに何で私は必死にやっているんでしょうね?
 突破した時のカタルシスがすごいからです。

SKULLGIRLS
おすすめ度★★★★

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 かわいい女の子たちが戦う2D格ゲー。なお私は格ゲーが全くできないのでゲーム部分には一切触れない。
 制作陣の並々ならぬこだわりによりアニメーションは全て手書きで、当たり判定もグラフィックにとても忠実。一人追加するのに500万円くらいいるらしい。すご~~~い!
 よく動くアニメーショングラフィックが本当に素晴らしい出来で、見ていて飽きない。制作陣がオタクだから?かすごく萌え萌えしい感じの女の子がそろっている。
 格ゲーだからシナリオは薄味。でも設定は一人ひとり丁寧に作られているのがテキストから感じられるよ~~~~!

ICONOCRASTS
おすすめ度★★★★

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 ドットがすっごぉい2D横スクロールアクションゲーム。また横スクアクションかよって思うかもしれないけど、ホロウナイトやブラッドステインドに比べてこっちは道中の謎解き要素が強い。
 アクションはロックマンに近く、スパナでぶんなぐる近接とヒップドロップ、スタンガンの遠隔射撃を使い分けて敵を倒して進んでいく。謎解きはゼルダっぽい感じで、スパナでナットを締めたりヒップドロップでブロックを壊したりして道を開いていく。
 でもどちらかというとゲームよりシナリオのほうがおすすめ~~。このゲームの世界は「ワン・コンサーン」という政府に支配・管理されているディストピアな感じで、主人公のロビン(バナーの金髪の女の子)は無免許でメカニックの仕事をしていたから(?)政府に目を付けられてしまう…というところから始まる。
 なんだよくある抑圧的な政府とレジスタンスのお話かと思うかもだけれど、登場人物が敵も味方も皆独善的で利己的な人間ばかりで、生々しい人間模様が展開される。無口でお人よしだけれど人助けが法に抵触しているから結果的に不幸な結末になってしまいがちなロビン、妹を守りたいあまり妹に言うべきことを言わずに他人に話したり妹のやりたいことを阻害しがちなロビンの兄エルロ(バナー左上のあずき色のコートの男性)、人情に篤いけれど直情的・短絡的でかつ思い込みが激しく人間関係に亀裂を入れがちなミナ(ロビンの右、オレンジのバンダナの女の子)、わがままで世間知らずで配下に無茶ぶりばかりして迷惑ばかりかけるけれど一度助けてくれたロビンに対し非常に友好的で善意を持つロイヤル(ロビンの右上の白い青年)などどいつもこいつも人格的に問題がありながらも共感できるキャラばっかりであり、人に対する善意とそれを受け取る相手の間にある難しさを感じさせる。
 テキストが少し文語的で固いし、ゲーム進行の導線がやや不親切だけれど、シナリオや設定の出来が良く色々考えさせられるゲームだよ~~~。
 ただ、このゲームをやるときは感情移入しすぎないようにした方がいいかも…。どれほどメインのキャラクターでも本当にあっさり死ぬので…。

RIM WORLD
おすすめ度★★★★★

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 箱庭シミュレーションゲーム。プレイヤーは惑星リムワールドとかいうド田舎の星に落っこちてしまった人々に指示を与えて住まいを作らせ生活を維持させ時には原住民や賊や機械どもから防衛させながら宇宙への脱出を目指す。別に宇宙に脱出しなくても永住も出来る。
 ピクミンに支持をするのが好きな人向け。できることが多く、お家作りも間取りや床材や家具を選べるしそれらの素材も選べる。木綿を育てて服を作らせたりコメを育てて食料にしたり、クーラーや暖房を作らせて快適な環境を作ってあげられる。動物も飼いならしてお乳や卵をもらったり、荷物を運んでもらったりも出来る。住む場所も好きなところを選べるし、移住も出来る。作ったものを他の町で売ってお金に換えてすっごぉいバズーカ買ったり強化視覚センサー買ったりできる。
 一方できちんと管理しないと人々はあっさり死ぬ。暑ければ熱中症を起こして死ぬし寒ければ凍傷で死ぬ。賊と戦っている時に敵の攻撃の当たりどころが悪ければ出血多量で死んだり足が吹っ飛んで歩く速度が遅くなったりする。人々が年寄りなら何もしなくても急に心筋梗塞を発症して死ぬ。さらにこのゲームはAIによってゲーム進行に適度に刺激があるよう後の展開が組まれており自分で難易度を調整できるんだけれど、難易度を上げると火山灰が降ってきて止むまで作物の育ちが悪くなったり、さらには死の灰が降ってきて外にいるだけで毒素が堆積し人も動物も植物も死に絶える。
 こういうトラブルに対応できるよう試行錯誤するのを楽しむゲームだから、wikiや動画を見ながらスリリングな惑星を生き抜くために人々を頑張って導いてほしい。
 ちなみにこのゲームのキャラクターは皆デフォルメされたこけしみたいなグラフィックだけれど、あまり愛着を持たない方がいいかもしれない。このゲームも死ぬときはあっさり死んじゃうので…。

noita
おすすめ度★★(早期アクセス)

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 魔法を作ったり分解したりしながら探索するローグライク。物理演算を用いているので油に火を付ければ燃えるしつららに魔法弾を撃ち込めば壊れて落ちる。魔法の杖は毎回ランダムに生成され、杖の中に魔法のパーツが入っているからそれを組み合わせて独自の魔法の杖を作り出せる。
 スタートするとダンジョンの入り口に立っており地下へ地下へと降りていく…のだけれど実はダンジョンの周囲には砂漠や巨木などいろいろな地域が広がっていて、オープンワールドの要素もある。
 ただ、まだ早期アクセスなことも色々不完全でバランスも良くない。死んだら最初からやり直しなのに敵は基本的に強く、しかもオープンワールドだから世界がとても広くて探索中に死ぬことが多々。一応隠しエンドみたいなものもあるんだけれど完全にノーヒントで見つけさせる気は感じられない。
 面白いゲームなんだけれど、買うときは「早期アクセス」だということをよく理解しておくといいと思うよ~~~~!

don't starve
おすすめ度★★★

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 異世界に放り込まれたプレイヤーたちが生き延びながら脱出する方法を探すサバイバルゲーム。なんとこのゲームはサバイバル要素があるのに家を作れない。どうして…
 タイトルの通り飢えと狂気の対策が大事になるゲーム。ほうっておくだけでお腹が減るので食べ物を集めなければならないし、夜は真っ暗になるから明かりがいる。明かりを付けずに暗闇にいると恐ろしい勢いで狂気に浸食されるし、闇から魔物に襲われて即死並みのダメージを貰う。しかもこのゲームは死んだらワールドがリセットされるのでとにかく死んではいけないのだ。
 狂気に浸食されると幻覚が見え始め、最終的に幻覚が実体化して襲い掛かってくる。世界は昼夜関係なく真っ黒になりうさぎは白い毛の代わりに真っ黒な剛毛(ヒゲ)に覆われた何かに変異する。狂気の浸食の回復手段は限られているのでこうなってしまうと絶望的。
 リムワールドと同じくリソース管理が大事で、慣れないうちはあっという間に飢えたり狂気にやられたり動物に襲われて死ぬ厳しいゲーム。
 でも独特の雰囲気や断片的にみられる設定から背景を推測する楽しみもある。どちらかというと雰囲気ゲーに近いかも。


こんな感じで今steamにはいっぱい楽しそうなゲームがあるからバイナウ!

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