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『ザ・ベストテン』 no とんねるず






とんねるず初出演

ゲスト:小泉今日子(1996.11.5)

中居:”スポットライト”の時のですね、とんねるずが初めて『ザ・ベストテン』、あの歴史ある『ザ・ベストテン』に。
石橋:もうキョンキョンが、この(VTRの)頭出し観て笑っちゃってるんですけど。
小泉:(笑)

『ザ・ベストテン』(1985年2月)
”今週のスポットライト”で初出演。

小泉:はははっ(笑)!懐かしい~!『オールナイトフジ』な感じ。

学生服を着て『一気』を歌うとんねるず。

石橋:あの時ちょうど『オールナイトフジ』でカメラを倒したすぐでね。
小泉:そうだよね~!そんな事ありましたよね。
石橋:「とんねるずはカメラを倒す」って言われて。それでこういう曲の時は、(普通は)TBSのカメラさんもアップで寄ってくるのに、逃げたんですよ、こうやって。掴まれて倒されちゃ、たまんないつって
中居:だって、こんなのだって千円や二千円じゃ買えませんよね?
石橋:買えない。
中居:何十万ってするカメラじゃないですか。
小泉:何千万でしょ。
石橋:ウン千万

1500万円のカメラを倒した石橋には寄らず、逃げたベストテンスタッフ。



最初で最後のとんねるず×キョンキョン

『ザ・ベストテン』(1985年11月)

石橋:ちなみにですね、(小泉と)同時に『ベストテン』に出てるという時あるんですよ。

ラジオブースで『雨の西麻布』を歌うとんねるず。
その場にいるキョンキョンに歌わせようとする石橋。

小泉:覚えてる~!
石橋:これどこ?TBSラジオですか?
小泉:違う、違う、QR。
石橋:QR?
小泉:で、とんねるずの番組に、私ゲストで出させていただいてた時に。
石橋:ああ、そうですね。
小泉:ウラベさんとかもいらっしゃいますよ。
石橋:これが唯一らしいですよ。
小泉:一緒に出てるの?
中居:え、これしかないんですか?
石橋:ええ。

共演は多いが、『ベストテン』ではこの一回だけ。




伝説の400回記念 in 静岡

『ザ・ベストテン』400回記念(1985年10月)

石橋:でまあ、すいませんが、一応『ベストテン』の、このシーンが出たって事で、”幻”と言われてます静岡での「テメー!バカヤロー!」ってスゲー怒ってる400回。
中居:あったなあ!なんかそんなの。

満員の客席から登場するとんねるず。

石橋:もみくちゃにされたんです。
小泉:もう怒ってる、もう怒ってる(笑)

ステージ上で客に向かって、「テメーらコノヤロ―!」「ふざけんじゃねえコノヤロー!」「テメーら最低なのかお前ら!」と叫ぶ石橋。

小泉:怒ってる、怒ってる(笑)。本気で怒ってる。
中居:もうそんな怒んない、怒んない。
石橋:これはでも、キレイにつまんである方ですよ。身の危険を感じちゃって、手に持ってるマイクで殴ってたもん。
中居:!!
石橋:こんな揉みくちゃになって「ざけんなよ!」とか言って、バッて(ステージに)上がった時には、もう全部の回線取れてましたもん。
小泉:ははっ(笑)

石橋が本気でブチ切れた映像が全国に放送された。

石橋:この後の歌なんか、歌になってないですもん。
小泉:怒っちゃって?
石橋:「(絶叫)そして女は濡れたままっ!!」。

カメラ転倒事件と共にテレビ史に刻まれた事件。




『ザ・ベストテン』とSMAP


中居:ちょうど『ベストテン』が終わった年に、僕なんかが結成されたんですよ。
小泉:そうだよねえ。
石橋:あ~。
中居:光GENJIの後ろでスケボーとかやってたんですよ
石橋:ふふふ(笑)
小泉:それに出てた?
中居:ええ。出てたんですけども。もう芸能人を見たいんですけど見せてくんないんですよ。控え室がないんですよね、僕らバックは
石橋:ああ、そう。
中居:ええ。
石橋:お弁当とか食えんの?
中居:お弁当なんか食えないですよ!
石橋:ああ、大変なんだ。
中居:ええ。

弁当も控え室もなかったバックダンサー時代のSMAP。



SMAP結成

ゲスト:荻野目洋子(1997.11.25)

1988年4月『スターダスト・ドリーム』の映像。

中居:あ、この時だSMAP出来たの。
荻野目:え?
中居:88年の4月
荻野目:あ、本当。
中居:うん。
石橋:88年4月に作ったの?
中居:うん。結成された。
荻野目:長いんだね。
石橋:ああ、そう。

1988年4月、SMAP結成。CDデビューは1991年。




『ザ・ベストテン』の舞台裏

ゲスト:爆風スランプ(1997.1.14)

”パッパちゃん”ことパッパラー河合

石橋:パッパちゃんでしたっけ?『ザ・ベストテン』の時に、中森明菜が「おつかれさまでした」って言ってくれたのを聞いて、「俺に中森明菜が声かけてきた」って(笑)
サンプラザ中野:自慢しまくってた(笑)
パッパラー河合:それはね、だからまだ11年前ですよ。生まれて初めて『ベストテン』に出て。そしたら中森明菜さん、いたわけですよ。
石橋:ええ。
パッパラー河合:そしたら目が合って。こっち4人で歩いてるわけですよ。俺の目を見て、俺に「おつかれさまでした」って言ったんですよ。
石橋:ちょっと低いトーンで。
パッパラー河合:ええ。
石橋:で、パッパちゃんとしては「ああ、明菜は俺のことが好きだ」と。
サンプラザ中野:「気があるぞ」と。
パッパラー河合:いや、まあ好きだとは言わないけど、4人の中では俺だな(笑)
爆風スランプ:(笑)

中森明菜に声をかけられて自慢しまくるパッパちゃん。

石橋:あの頃ね、キョンキョンだ聖子ちゃんだ明菜だって、もう輝いてる時で。
パッパラー河合:そうそうそう!
サンプラザ中野:そうですよ。
パッパラー河合:それで後ろの、ほら席に。
石橋:”たまり”にね!
パッパラー河合:そう!
石橋:だから、早い8位とかで出ちゃった方が楽しいのよ。
パッパラー河合:ははは(笑)
石橋:ね?
パッパラー河合:そう。
石橋:見れるから。上位だと、ずっと変な「こんな部屋で歌手がいるわけ!?」っていうような、変な”ウナギの寝床”みたいな控えが。
パッパラー河合:そうそう。
サンプラザ中野:ああ、あったあった。
パッパラー河合:1位だったら大変ですよね。ずーっと待ってんだもんね。
サンプラザ中野:そうだそうだ。
石橋:当時、マッチだとかトシちゃんだとか、奥でいつもこう(髪型をセット)やってるわけよ。で、ちょっとこっち側(手前)に吉川が「♪トゥナイトゥナイ」とか。
中居:(笑)

ランキング上位だと狭い控え室で待機。
出演者としては下位の方が楽しかったと。




『ザ・ベストテン』最終回

ゲスト:工藤静香(1997.6.3)

『ザ・ベストテン』最終回(平成元年9月28日)

中居:最終回の1位だ!
石橋:最終回の1位なんだ。
中居:すんげえうれしいじゃん、これ!

だが、歌詞を間違えまくってしまう。

石橋:最終回の1位だっていうのにグチャグチャになってたねえ(笑)
工藤:はははは(笑)。決めれないんだよねえ、私ねえ。バシッと。
石橋:最後。
工藤:「間違えちゃならない!間違えちゃならない!絶対に間違えちゃならない!」って思ったら、まんまとグチャグチャになっちゃった。

最終回の第1位は『黄砂に吹かれて』。




500回記念 in 仙台

『ザ・ベストテン』(1987.10.1)500回記念

中居:工藤静香さん、『ベストテン』は51回出てらっしゃいます。とんねるずは41回。とんねるず41回も出てるんだ。
石橋:『禁断のテレパシー』の時、どっか…仙台かなんか一緒だったよな?『ザ・ベストテン』の500回記念出てますよ、たしか。
中居:うんうんうん。
石橋:俺たち“Wマイケル”つって、2人ともマイケル・ジャクソンの格好して。
工藤:そう!


Wマイケル

ゲスト:知念里奈(1998.2.17)

中居:歌がね、歌手としてデビューされて、その影響がですね、お父様にあると。
知念:はい。
石橋:パパがマイケル・ジャクソンが好きなの?
知念:大好きなんですよ。
中居:ほう。マイケル好き?
知念:大好きですよ!
中居:コンサート行く?いつも。
知念:行きます。こないだ行きました。
中居:VTRがあるんですよ
知念:はい。
中居:マイケル・ジャクソンのVTRが。
知念:はい!
石橋:本当!?『ベストテン』出てんの?マイケル・ジャクソンって。
中居:マイケル、『ザ・ベストテン』出てたの知ってます?
知念:知らないですね。
石橋:似てる人じゃないの?
中居:本物です!ご覧くださいどうぞ!

『おらおら』を歌う”Wマイケル”。

石橋:これね、『ベストテン』のね、500回記念かなんかなんだよ。
中居:うん。
石橋:こん時に「♪おらおら~ポウ」って言ってから、俺たちコンサートで歌うと、必ずみんなが「ポウ」って言うのよ。

放送後、コンサートに影響が出るほどのインパクト。




歌手・とんねるず

ゲスト:吉川晃司(1997.9.2)

『ザ・ベストテン』(1986年1月)
天井から吊るされたロープにぶら下がりながら『キャンドルの瞳』を歌う吉川晃司。その端に映る石橋。

中居:(とんねるずが)歌手だ!
石橋:『雨の西麻布』だ。俺、この時もいたなあ、たしか。
吉川:そうそうそう。
石橋:俺もやりたかったんだよ、あれ~!

ロープに掴まり、揺られながら歌う吉川を羨ましそうに見ている石橋の姿。

石橋:懐かしいねえ。
吉川:ふふっ。
中居:『ベストテン』で一緒だったんだ、タカさん。
吉川:(とんねるずは)2人とも歌上手いんだよね。俺ヘタクソだな、今観たら。
石橋:ふふふ(笑)。俺らの映像出なくてよかったなあ。
中居:え、あれ今ヘタクソだと思います?
吉川:やっぱ、デビューの頃はねえ。まあでも、いいよね、なんか。
石橋:やっぱ、あのぐらいの観ると甘酸っぱい感じがする?
吉川:結構、”バカなヤツ”って感じで。
石橋:はははは(笑)

『うたばん』のゲストに来るミュージシャンと歌手として共演していた石橋。




とんねるず×荻野目洋子

ゲスト:荻野目洋子(1997.11.25)

『ザ・ベストテン』(1985年11月)

石橋:あ、これで『ダンシングヒーロー』か。
荻野目:はい。
中居:この頃ですね。
荻野目:これが初めて『ベストテン』に入ったんです。
石橋:荻野目ちゃんとよく会ったよねえ?
荻野目:会いましたよ、だから。
石橋:ねえ。
荻野目:はい。
石橋:85年って、僕らもよく出てたんですよ、『雨の西麻布』で。
中居:ああ、そうですよねえ。
石橋:これ何歳?
荻野目:これは17か8ぐらい。
中居:17、8?
石橋:あれ?『ダンシングヒーロー』ってなんかのカバー?
荻野目:そうですよ。原曲はイギリスの曲。
石橋:そうだよね。だって俺ら、この曲で踊ったことあるもん。
荻野目:ああ、ディスコで。
石橋:うん。
荻野目:『Eat You Up』っていうイギリスの曲。
石橋:そうだよね。

当時はディスコで踊って、その後『みなさん』の「貧乏家の人々」で3人で踊った『ダンシングヒーロー』。




『みなさんのおかげです』を始めた理由


石橋:この頃、光GENJIとかスゴかったよね。
中居:全盛ですよね。
石橋:ね。俺、光GENJIが売れた瞬間に、歌辞めようと思ったんだもん。
荻野目:なんで?
石橋:ああ、もうこういう人たちが出てきたんじゃ、とんねるずなんか絶対太刀打ちできないと思ったから。ローラースケートを履いて歌われた時に、「あ、これはダメだ」つって、俺らもう『ベストテン』の裏で『みなさん』始めちゃうの。
荻野目:ああ、本当。
石橋:もう絶対歌番組なんか出れないな、つって。
荻野目:へ~。

とんねるずが木曜21時に番組を始めるキッカケとなったのが光GENJI。




『ザ・ベストテン』の演出

ゲスト:徳永英明(1998.1.27)

中居:徳永さんといえば、本当『ベストテン』でもね、『輝きながら』。その『輝きながら』で、どうもなんか気になる演出があったと。思い出深い演出がなんか。
石橋:ていうか、頭にキてんでしょ?
中居:頭にキてんでしょうかね。
石橋:俺も頭にキてる時あるもん。
徳永:ははは(笑)。ていうかね、『ベストテン』はもう…
石橋:めっちゃくちゃでしたよね!
徳永:めちゃくちゃ。後半めちゃくちゃでしたよね。
中居:その頃のVTRがありますのでご覧くださいどうぞ。

『ザ・ベストテン』(1987.10.29)
『輝きながら』を歌う徳永英明。

徳永:後ろにハゲのオッサンがいるんですよ。
石橋:ええ?
徳永:たしかそうじゃなかったかな?ほらほらほら、(サビの)『♪輝きながら』で、ハゲのおじいさん達ですよ。
石橋:センスねえ…
徳永:スゴいでしょ?
石橋:センスねえ…
中居:はははは(笑)

「輝きながら」=「ハゲ頭」という歌とは全然合わない演出。

石橋:ヒドいね。
徳永:これね、リハーサルの時はね、ジャイアンツの帽子とライオンズの帽子をさ、被ってみんな座ってるわけ。これ何の意味があるのか全然わかんなかったのよ、演出で。
中居:当時は日本シリーズかなんかだったんですかね。
徳永:そうそうそう。
中居:10月だったから。
徳永:「♪輝きながら~」で、みんな帽子脱ぎはじめてピッカピカなの。

本番で帽子を脱ぐという、徳永へのサプライズ。



とんねるずへの演出

徳永:貴明くんのとこなんか、もっとスゴいのあったんじゃない?
石橋:僕らはね、変なね、『歌謡曲』って曲かなんかでね、出た時にね、とにかくキレイな衣装と、僕らヘアーメイクさんとか連れてきてるのに、ドカジャン着て、ドカヘル被って、ツルハシ持てって言うわけよ。
徳永:あったね、あったね。
石橋:ほいで、歌い終わった後に、そのツルハシで、ここのブロックを割ってくれっていうわけ。
徳永:(笑)
中居:うん。
石橋:「それ何の意味があるんだ?」つったら、ボコって割ると、こっから少年隊が出てくるんだよ。
中居:うん。
石橋:少年隊はカッコいいさ、バンって(割ったら出てきて)「♪ジャカジャカジャンジャンジャン」(『仮面舞踏会』のイントロ)とかいうんだから。俺らはその前フリのためによ、頭っからヘルメット被ってツルハシ持って、ずーっと歌ってんのよ!?
徳永:だからやっぱほら、毎週毎週チャートにやっぱり入ってたら。
中居:なるべく飽きさせないようにって事なんでしょうけどもね。
徳永:そうそうそうそうそう。

映像のインパクト重視で、歌を無視した演出が多々あった。



松田聖子への演出

ゲスト:松田聖子(1998.5.5)

『ザ・ベストテン』(1981.7月)
ジェットコースターに乗って『白いパラソル』を歌う。

中居:ジェットコースター?
松田:ジェットコースターに乗るんです、これ。怖かったですよ。
石橋:なんで『ベストテン』はこういうことするんでしょうね。
松田:ねえ。
石橋:なんでこういう演出過多になるんでしょうね。



チャゲ&飛鳥への演出

ゲスト:CHAGE(1998.11.17)

石橋:チャゲ&飛鳥は出てますか?『ベストテン』。
CHAGE:出てた。
石橋:もうその頃はテレビ出なかったんじゃないですか?
CHAGE:いや、『万里の河』とか。
石橋:あ、『万里の河』。
CHAGE:そう。『万里の河』とか。
中居:「見上げたらモーニングムーン」とかね。
CHAGE:『モーニングムーン』とかやって…どうかしてた時代(笑)

デビュー直後は出演していたチャゲ&飛鳥。


『ザ・ベストテン』(1980.9月)
新幹線をバックに線路で『万里の河』を歌っている。

CHAGE:これ覚えてる!これ『ベストテン』だよ!
中居:スゲー!
CHAGE:これ東北新幹線のさあ、開通前なんだよ。
中居:スッゴい所で歌ってますねえ。
CHAGE:スゴいだろ?
中居:やっちゃいましたねえ(笑)
CHAGE:やるんだよTBS。

開通前の東北新幹線前・レールの上で歌う貴重な映像。

CHAGE:あれ東北新幹線。そう、『ベストテン』!あれで、あの開通前…小山駅かなんかで。
石橋:小山駅。
CHAGE:うん。で、開通前であそこに入れさせてもらって。黒柳さんが「記念になりますからサインしてください」って言うわけよ。
中居:え、新幹線に?
CHAGE:レールにサイン出来ると思ってさ。
中居:あ、レール。
CHAGE:やった!と思ったらチョーク
石橋:(笑)
CHAGE:歌い終わったら消えてんのよ。テレビって怖いって思ったよ(笑)




ソフトボール打ち込み事件

ゲスト:globe(1998.3.31)
小室哲哉、『うたばん』初出演。

小室:いろいろありますよ。
石橋:いろいろ。
小室:歴史ありますよ。うん。『ベストテン』の時とか。
石橋:僕ねえ!昨日話してたんですよ、それ!
小室:あ、本当に?
石橋:西村雅彦さんと昨日酒飲んでたんですよ。
小室:はいはいはい。
石橋:西村雅彦さんが宇都宮さんとか木根さんとかと仲良くて。ほいで、やたら飲むんだっていう話で。
小室:あ、本当に?それは知らなかった。

石橋と西村雅彦はフジテレビのドラマ『今夜、宇宙の片隅で』で共演。


石橋:で、そういえばTMっていうと、僕は『ザ・ベストテン』初登場の時に。
小室:そう。僕たちが初登場の時に、とんねるずもやっぱり歌で出てて
中居:同じ時期。ええ、ええ。
小室:僕、スゴい楽器たくさん、シンセサイザーとか、たくさん持ってったんですよ。スゴい高いのガンバって持ってって。なんかボール…サッカー?
石橋:ソフトボール(笑)
小室:ソフトボールかなんかで
石橋:ソフトボールを投げて、誰かがソフトボール部だって言って、投げてそれを打つと。ところが小室さんのセッティングは、ものすごい何千万何億だから、ADの人が「タカさん悪いけど、あっち側だけには打たないでくれ」「ああ、わかったわかった」つって、「本番!じゃあ投げますから、タカさん打ってください」「はい」。バーン(シンセサイザーの方に打って)「あっち行った!!」。
KEIKO:はははは(笑)
中居:(笑)
マーク:壊しちゃったんですか?
石橋:当たんなかったんですよ。
小室:当たんなかったけど。でも、生で音出す時だったから怖かったけどね。
KEIKO:う~わ、怖っ。

これは『うたばん』初回、華原朋美の前で披露するもオンエアーでカットされたエピソード。

石橋:そん時にね、黒柳さんかな?あん時。「それではTMネットワークです」っていう時にね、ギターの木根さんでしたっけ?
小室:はい。
石橋:木根さんがスゴくアガってて、ベラ~ンって音先走っちゃたの(笑)
KEIKO:ふふ(笑)
石橋:それで俺の隣に座った時、木根さんが、こうやって足震えてて「大丈夫だったんですか?」「今、アガってベラ~ンっていっちゃった」って(笑)
マーク:ベラ~ン(笑)
中居:歴史ありですね、それこそ。
小室:歴史が長い。長い。


『ザ・ベストテン』(1987.6.4)
”今週のスポットライト”でTMネットワーク初出演。

ソフトボールを打ち込む石橋。

石橋:TMネットワークの方に打つなって言われたんで、打ちたくなっちゃって。
松下賢次:「打つな」って言ったのに打たないでください。お願いしますから。




当時のセットを再現

ゲスト:平井堅(2002.7.26)

『ザ・ベストテン』が大好きだった平井堅のために当時のセットを再現。

中居:これさ、生ってこういうふうになってんのかなって。
石橋:え、中居くんって。
中居:初めてですよ。
石橋:え!SMAPって『ベストテン』出てないの!?
中居:出てないですよ。
石橋:え!ププププププ(笑)
中居:ですから、これがある時は、だから(光GENJIの)バックで。ちょうどね、こっちがステージなんですよね。
石橋:そうそうそうそうそう。
中居:『ガラスの十代』の時に、ここにステージがあってずっと…
石橋:あ、平井くん待ってるね(笑)
中居:あ、待ってる(笑)

”あの扉”から出たかった平井堅がスタンバイ中。



とんねるず初出演時の舞台裏

平井:いや~、でも本当にうれしいですね。
中居:生ってこんな感じ…画面しか見てないですから、モニターを見ると「あ、こんな感じだ!」っていうのはわかりますけど。
平井:そうそうそう。
石橋:いや、とにかくね。
平井:ねえ、だってもう出てたんですもんね、実際石橋さんはね
石橋:出てた。
平井:スゴいっすよねえ。
石橋:でねえ、俺一番最初に『一気!』で”スポットライト”で出たの。
平井:ああ。
石橋:そん時、リハーサル中に憲武がガム食いながら、黒柳さんと久米さんとラステス(ラストテスト)っつーの?そん時に「そうっすねえ」とかってガム噛んでたのよ。したらそれが、黒柳さんが怒ってるっていうなんか話で、憲武謝りに行ったりなんかして、「すいません」とか言って。
中居:はははは(笑)
石橋:(黒柳に)「いや、そんな事ないですよ」って言われて。

学生服を着て『一気』を歌う前、謝罪に行っていた木梨憲武。



恒例の記念撮影

中居:それでは最後はですね、『ベストテン』では最後に恒例のありますね!え~、記念撮影、これやりましょうよ!これやったこと(ない)、もううれしいな、これ!
石橋:これはでもねえ、1枚も…あの写真って出演者にはくれなかったねえ。
中居:あ、そうなんすか。
石橋:あれ視聴者にしかくれないよね?俺1枚も持ってないもん、あの写真。
中居:ああ、俺知らない、それ。ああ。そうなんすか。
石橋:「ハイポーズ、カチャ」ってやつでしょ?
平井:うんうんうん。
中居:あれやりましょう。じゃあ「ハイポーズ」は1位の人がやるんですよね、たしか。
石橋:そうでしたね、たしか。そうでしたね。
平井:そうや。うれしいな。はい、いいですか?
石橋:はい。
平井:いきまーす、ハイポーズ。
   3人で撮影
中居:ああ、うれしいうれしい!
石橋:見事!見事!
平井:スゲー!

中居・平井は『ベストテン』セットで初めての記念撮影。




集合写真アルバムを見てみよう!

記念撮影された歴代の写真を3人で見る。

中居:ちょっと、とんねるず探そうよ!
平井:とんねるずあるでしょう。
石橋:俺ねえ、1985年。
平井:あ、出てる!『大きなお世話サマー』
中居:ああ、いたー!
石橋:ああ、いた!
平井:スゲー!
中居:あれ?憲武さんは?
石橋:いる。
平井:あ、本当だ。
石橋:『大きなお世話サマー』だ。
平井:へえ。良い歌でしたね、この歌ね

沢田研二『TOKIO』のような衣装を着ているとんねるずの姿。


石橋:『迷惑でしょうが』。ああ!
中居:バット持ってるよ!
石橋:なんだよこれ、意味わかんねえよ。バット持ってる意味が!

石橋がバットを持ってる意味は、TMネットワークにソフトボールを打ち込んだ時の写真だからです!


『ザ・ベストテン』の出演者・共演者目線でゲストと話すことが出来た石橋。
しかも、『うたばん』は同じTBSなので過去の映像も頻繁に見ることが出来た貴重な番組だった。



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