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古代ローマの軍神マルスとMars Carbon・ステッドラーのシャーペンは替え芯もぬかりなし

鉛筆誕生の地、ドイツ・ニュルンベルク発祥の筆記具メーカー「ステッドラー」の製品には古代ローマ軍神マルス(MARS)の名前を冠したものが多くあります。以前書いた同社のシャープペンシルの替え芯にもMarsのネーミングが使われていました。最初にMars Carbonと見た時に、マーズカーボンって何だろうと調べたのですが、なかなかわからず。結局は昔のモノマガジンという雑誌に載っていました

シャープペンシルとマルスカーボンの替え芯

ローマ神話からMarsというネーミングを付けるあたりが日本にはあまりない感覚だと思っていたら、最初にMars(マルス)の名前をステッドラー社がつけたのは100年以上も前でした。日本でいう大正時代でしょうか。

用途によって芯の硬度は変えれます。4Hから4Bまで、7種類もの硬度があります。それぞれ12本セットになっており、芯の4か所には硬度が印刷され、使い続けて短くなった際にも硬度の判別ができます。またお洒落なケースと硬度別のノックパーツが付いていますので、一目で硬度を判別できます。

鉛筆とは違い、芯だけを削るので木くずも出ず、メンテナンスもしやすい。また、滑らかな書き味と、ホルダー内での回転を防止する縦溝が付いて(4Bを除く)おり、使用時のブレも少ないです。


この製品は不朽の名作“ルモグラフ鉛筆"と同じ高品質の黒鉛芯で作られており、常に安定した筆記が行えます。

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