好きな物の理由を考えてみる

兄妹が男だったからなのか、幼い頃から読む本は少年漫画、推理小説などが多かった。

寺沢武一さんの「コブラ」は学生時代に読んで、大人になってからコミックを買って、アニメを観てやっぱり良いなぁと思う作品のひとつ。

一番好きなストーリーは、信じる者の前にしかあらわれない山に登るという陽炎山の話。概要として、金塊を積んだ飛行機が陽炎山に墜落した情報を得た金塊目的の人達と、コブラ、山案内人と頂上を目指す。他人を蹴落とす殺人者を退治して、最後にコブラは飛行機に搭乗していたレディの元にたどり着く。

この話、何度も繰り返して観ても、何度も観てしまう。なんでだろう。

信じる者の前にしか現れない山に登る。信じていれば、それは逃げず、信じきれない自分がいるから、逃げるように消えていく。それは、まるで、目標や夢と同じだなぁと思う。信じきる自分を強く持てるかどうかってこどだよね。

最後まで、自分を保ち続けるコブラはカッコいいなぁと思う。

登場する女性達はナイスバディで、それを誇張する服装は、自信の現れなんだろうと思う。作者の願望だとしても、自分の強みを強みとして、表現できる事は自己を理解している証。それぞれの仕事も出来る事とか、好きな事をやっていて、信念を持っている人達が多い。

自分の強みを把握できず、目標が定まっていない時期にみたくなるんだろうな。





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