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WPTJAPANで9位/541人中だった感想

今回はポーカーのお話です。
WPTJAPANというワールドポーカーツアーの日本で行われたトーナメントに出場して最後の9人まで残り、1000ドルの賞金(商品)をゲット出来たあれこれをつづりました。

※お断り
たかが9位でしょ?優勝してから自慢しなよって人もそのとおりです。
初心者向けの記事にしているので、そのへんを許容していただける方はお読みください。

自分はJOPTというジャパンオープンポーカーツアー


では、ディーラーでスタッフとして参加しています。
今回もスタッフ陣は同じ方も多いのですが、大きい大会にプレイヤーとしても出たい事もありスタッフを断ってプレイヤーで出てきました。

ポーカーってどんな大会?

ルールを知ってる人は飛ばして次へどうぞ!

日本では5枚配っていらないカードを捨てて、捨てた数だけ新しいカードをもらって役を作るドローポーカーというのが一般的です。
ドラゴンクエストやグランブルーファンタジーのカジノではこのタイプですね。

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ラスベガスやマカオ等のカジノに行けば、このタイプのゲームもビデオポーカーで遊べます!
今回出たポーカー大会は、テキサスホールデムという世界でもっとも人気のあるルールのポーカーです
プレイヤーには2枚づつカードを配って、場にある共有の5枚のカードと計7枚のうち5枚を使って役を作るゲームです。
そして、チップを最終的に集めきった人が優勝です。
チップは何度かベットするタイミングがあります。
1. 初めの2枚のカードが配られた時
2. 共有のカードのうち3枚が新たに開かれた時
3. 共有カードの4枚目が開かれた時
4. 共有カードの5枚目が開かれた時
の計4回ベットラウンドがあります。
2番の時に勝っていても3番のときに負けて5番のときにもう一度逆転などドラマがあります!
麻雀やボードゲームが好きな人はドハマリ間違い無いので、ぜひプレイしてほしいです。
都心以外ではなかなか遊ぶ場所も無いかもしれませんが、東京近郊にお住まいでしたら、オススメな場所を教えますので、ぜひ初めてみてください。

WPTJAPANサテライト

今回のWPTJAPANは参加する方法が2通りありました。
予選で参加権利を集めるか(最大3枚)当日ダイレクトに参加するかです。
こう聞くと予選で参加権利を集める理由あるの?となりますが、金額が違います。
ダイレクト参加をすると、参加費2万円。権利があると参加費が5000円になります。
予選のポーカートーナメントも大体4~6000円かかります。つまり、3回予選参加して1回も権利を取れないと赤字です(笑)
自分は週1~2回ほどポーカートーナメントに日頃から参加しているので、特別WPTJAPANのためにお金を捻出しているわけではないので、実質無料(?)で権利を取りに行き、結果3回予選に出て2枚権利がとれました!

さて、なぜ2枚権利が必要かというと、今回のWPTJAPANトーナメントの初期点(以後点をスタックといいます)が変わります。
当日でも1万円追加で払えば1万点追加してくれます。なので権利がない人だと4万円で4万点。2万円だと2万点。
権利を3枚持ってる人は5000円で4万点といった感じです。
自分は、15000円で4万点で入る事になります。
ビジネスを感じますね・・・(笑)

WPTJAPAN1日目


自分が出た予選は2019年9月14日土曜日のホテル雅叙園で行われたday1Gです。
Gでおわかりになると思いますが、すでに6回day1予選が行われていました。すでに80名ほどの予選通過者がいる中で、最後の予選になります。当日は265人もの人が参加です!中には北海道などからもわざわざ参加しに来ていたりしています。また、海外からの招待選手などもおり、プロアマ含め大混戦の予選でした。

1ラウンド1時間というゆっくりした時間でプレイが出来ますので丁寧にプレイしていれば、上手い人は自然とチップが増えていきます。
(すいません。自分は最後の9人まで残ったのでどちらかというと上手い人にしています)
WSOPという先日ひゃっほーさんが準優勝で9000万円ほど賞金獲得した世界で一番もりあがるポーカートーナメントのメインでは1ラウンド2時間という時間配分もあります。

そんなこんなで、1日目はチップが順調に増えており一時は全体の2番目のチップをもってうまくプレイ出来ていました。

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7時間が経った頃、4万点が15万点強なので、約4倍(つまり3人分のスタックを吸収)になりました。
1日目の目玉は、アグレッションがものすごい高い外国人のおじいちゃんがおりました。
どんなハンドでもベットし続けてベット額も大きいです。ブラフ(嘘)だと思って攻めるとたまにある本気に強い手にやられます。実際そんな感じで数人このおじいちゃんにやられて行きました。
そのおじいちゃんからうまくチップを取れたのが1日目の勝因ですね!
ただチップ増えたときにAAという2枚のとき(以後プリフロップ)に最強ハンドを持つ相手に、QQという3番目に強いハンドでぶつかって1日目の最終は少しチップを減らして約10万点で終了しました。
11時から初めて10ラウンドで夜21時です。

WPTJAPANday2


さて、2日目はちょっとチップが心もとない状況でしたが、プリフロップにAAがあるときにAKを持っているプレイヤーが5ベットオールインしてきて、簡単に倍になりました(笑)
5ベットとは、1人目がレイズ(金額を上げる事)2人目がさらにレイズ(3ベット)1人目がもう一度レイズ(4ベット)2人目がさらにレイズ(5ベット)です。
レイズはあなたより強いというアピールをするときにやります。AAはプリフロップでは最強なので、レイズ推奨ですが事故しないためにはコールで止める人もいます。
AAが手札に来る確率は0.5%です。初日は1度も来ていなかったAAが2日目でいい仕事をしてくれました。0.5%といえばスマホのガチャでSSRが当たる確率よりはちょい高いくらいの確率ですね。
正直、3日とか4日とか長い時間のポーカートーナメントでプリフロップ勝負に出る人は個人的には下手だと思います。強いアピールしても本当に強い人には捕まってしまいます。もちろん20BB以下の場合は話が変わりますが、4ベットされていてAKで5ベットオールインは長生き出来ないです。

今度は、自分がAQスートのときに相手にAAがいました。
でも今回は自分のときと状況が違います。AAのレイズに対して、BBにてAQでコールに回ります。ボードにはKT2の2枚スペードです。スペードがもう1枚落ちるとフラッシュです。またJが落ちるとストレートになります。
フロップが開いたあとAAがベットしてきました。相手が8万点ほどしかなく自分はカバーしています。つまり負けてもまだ生き残れます。
相手がAA持っているかどうかはこの時点ではわかっていませんが、AAのフロップのコンティネーションベットに対してレイズをかけたところ、オールインが返ってきましたので即コールしました。
この時点では負けていますが見えてないカードのうち”スペードの9枚””Jの4枚”が出ると勝てます。
確率は12枚*4%の48%なので、勝率はほぼほぼ五分です
。(J4枚のうち1枚はスペードなので、13枚ではなく12枚になります)
そういうところ勝ち抜けれる運もあって2日目も平均チップ量で通過できました。

WPTJAPAN3日目(最終日)


3日目となると、残りが27人となりました。
541人中27人です。ここまで来ると下手な人はあまり残っていません。
強い人からチップを奪うには、運と技術がさらに必要になります。
そんな中、開始早々AAやKKなどプレミアムハンドが来てチップが一気に安全圏まで行けました。相手のチップよりも2倍もあれば簡単にやられないですし、やられても十分なチップが残るので強くプレイ出来ます。
みんな生き残りたいと思う人が多かったのか、リレイズ(3ベットや4ベット)を返されると弱気になってFOLDしてしまいがちでした。そこをうまくつけて立ち回れていました。


WPTJAPAN3日目FinalTable

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とうとう最後の9人の残れました。
チップは9人中4番目悪くない状態です。
ここでインマネ(イン・ザ・マネーという賞金獲得の事)できましたので、最低1000ドルのポーカーサポート費ゲットです!
日本は景品法の兼ね合いがあり、現金ではもらえません。海外のWPTのトーナメントの参加費用のサポートです。
早く、日本も賞金もらえるようになってほしいものです。

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今回準優勝した、通称おさちんに対して、QQでレイズした所、おさちんにリレイズをされました。QQで強いので4ベットしたところおさちんはコール。フロップにKが落ちてしまい、コンティネーションベットをしたところオールインをされました。Kのワンペアがあれば勝てる確率が一気に下がるのでここでフォールド。
※あとからおさちんにAKであると聞き、AかKが落ちなければフォールドしてたとの本人談

その次のハンドでは

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優勝したCTがレイズ、BBの自分がコールしたところターンで2ペアになり、勝っていると思いオールインしました。CTが悩みながらもコールしてくれてKK。フロップまではCTが勝っていましたがターンで自分が2ペアで勝っています。ただしリバーでCTが巻き返し終了。

この2ハンドはどちらも自分が優位にあったのですが残念。ここで勝ちきれれば優勝も見えていたかもしれませんが、これがポーカーです。

WPTJAPAN3日参加してみての感想


正直3日間通して1つのトーナメントでポーカーしたのは初めてでした。
疲れもありましたが、やはり楽しい。あとは韓国であったAPTという大会のメイントーナメント3日間のうち2日目の後半で終了。
優勝って難しいですね。そんな中勝ちきれる人は自分よりもう一歩上にいるのかなという感じです。
まだまだ精進したいところです。
これからもよろしくお願いします。





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