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何にも分かっていませんでした


「千恵子ちゃんの
写真と賞状がいっぱいあるよ。
要る?」


母からの電話。


家の中の整理をしていたら
沢山出てきたのだと。

「え〜😳
とっとってくれたと?
もう要らんよ〜」


そう言ったのにもかかわらず、


実家へ行くと
父と母、ふたりから

「ほら、
こんなに沢山あるよ。」

と、
しっかりした額縁に入った賞状が
山積みに😅


「要らん要らん、
捨てていいって😅」


と言いながら
ハッとしました…。



次男くんの
大学一人暮らしのスタートを見届け、

帰宅した翌日から
無性に整理をしたくなって、


家中の断捨離を開始。


子供たちの
これまでの作品や
賞状、メダルの数々🥇が


出てくる出てくる。

子供たちにとっては
もう既に過去のことだし、

を生きているから

その時代のことには
まるで執着がなく、


聞いても
「捨てていーよー」

あっさりしたもの。


次男くんが
大学受験で
いつも見ていた世界史の教科書が
ありました。


「それ、
ママにちょうだいね」

受験前から
言っていた私に


「千恵子さん、
これ、
ほんとに要ると?」


「うん。
要るよ。」


そう言うと
ふふふ🤭と笑って。



家を発つ前に
自分の部屋の机の上に
ちゃんと置いてくれていました。


私にとっては
大切な
大切な
時や思い出が刻み込まれ、


その時のことを思い出せるから
なかなか捨てきれない😅


親にとって
その賞状も
全く同じだ…。


この賞状がもらえたのも
父や母の後ろ盾があったからこそ。


どんな想いで
見守ってくれていたか。


どんなにやり遂げたことでも
わたし1人の力じゃないということに
まるで気付いていなかったこと。


これまで
親にしてきてもらったことが
どんなに大きく
偉大なものであったか。



どんなときも見守られ
どれほど大切にしてもらってきたか


この時、
初めてその親心を
知った気がして


感謝で胸がいっぱいになって
思わず
泣きそうになりました。

「ありがとう☺️

お父さんと
お母さんのおかげの
賜物だね。

わたし、
なんにも分かってなかった。

好き勝手してた。

どれをとっても
お父さんたちのおかげなのにね。

私は
なんにも分かってなかった。

簡単に捨てていーよ
なんて
言えることじゃなかった😭

本当にありがとうございます
🙇」


すると

「千恵子ちゃん、

まだまだ分からんよ☺️

お父さんは
80歳間近になって
今やっと
じいちゃんの気持ちが
すこーし分かるようになった。

その時にならんと
分からん
分からん☺️」


ほんとにそう思った。


分かったと言えど

まだまだ
知らないことばかり
分かっていないことばかり


ちっぽけな私。
ポンコツな私。

そんなことに
気付いて良かったと思う日々。


それを今、

子供たちを通して
教わっています

•¨•.¸♬︎

佐賀県小城市の
のどかなところで

心穏やかになれる
美容サロンを
静かにやっています
•¨•.¸♬︎

人さまも
ものも
環境も
全てご縁。

出会った方
おひとりおひとりを
大切に

心を込めて
サービス提供させてもらえていることに

幸せを感じ、

お客さまからも
たくさんの気付きを頂いています🍀*゜

出会う全ての方々が
穏やかで
喜び溢れる日々を
過ごせますように🍀*゜


#美容サロン佐賀
#心とお肌のメンテナンス
#普賢菩薩さま
#親の気持ち

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