本当に大切なこと

本当に大切なことは、自分を超えた大きな力が 
この世には働いていると知ること。
そしてその大きな存在に愛されていると言うこと。

母になった私にとってのミッションは 
そのことを子どもに伝えることでした。
でも、 
自分を責めてばかりで自分を受け止めていない私には、 
大きな存在は、概念でしか理解できていなかったのです。
そんな私に伝えられるはずがない!
そうわかった時の落胆と決断。。。。

母になった私の中から、 
「急ぐ」ような気持ちとともに溢れだしたのは、
「言葉の学びではなくて、本当のことをこどもたちに伝えたい」 
という焦りでした。

だから、私は、大急ぎで、本当のことを知る必要がありました。
かわいいはずの子どものことを 
どう愛していいかすらわからなかったからです。

だから、私は、母として、ただ普通の人として、 
本当のことを追求することに没頭しました。

子どもは、6歳と4歳。。。。。ふたりとも幼稚園。
真っ暗やみに感じるほどに何もなかった時代でした。。。。

「子どもおいて、仕事して!もっとこどものことを考えてあげたら!?」
と何もしらない人に言われたこともありました。

自分を受け入れられないこんな私が百時間、 
こどものそばにいても、
1%も子どもとつながることなんてできない。
ならば、短い時間でも百%気持ちがつながれる
私に早くなるんだ!

そんな思いで必死でした。必死で自分を育てようとしました。
でないと、きっと子どもをコントロールし、 
枠をはめて、常識にはめて育てていたから。
無限の愛を教えたいのに、制限を与えてしまうことが 
わかったのです。

私がこどもにプレゼントしたかったのは
「私たち親を超えた大きな存在があなたたちを愛しているから大丈夫!」 
だったからです。

その必死でがむしゃらな当時の写真が出てきて、 
なんだか、泣きそう。。。
この頃に映画を作りながら、 
仕事をして、闘病して、流産をし、お金もなく、 
夫にも手伝ってもらえないという、ないないづくしで、 
仕込まれていた研修時代(:_;)

私が、ただのわがままで仕事をしたり、 
映画を作ってる、、と思ってる人も多く、
また、
「仕事やめて子どもといてたり!」と 
お金持ちの人に言われたりもしました。。。
目に見える、やっていることだけでは 
わからないことってたくさんあるんですよね。

こどものそばにいるから、愛しているとか、
働いていて離れているから、愛していないなんて
表面的なことで、判断なんてできないんですよね。。。 
心の中は。。。

我が家のゆったりした「何があっても大丈夫」な今は、 
はじめからそうだったんではなくって、
あがいてあがいて、やっと見つけた「今」なのです。

今、大変な方も多いと思います。
でもがんばってください。
私は心から応援しています。
だからこそ、軽やかに「へそ道」を伝えているんです。
だからこそ、「普通」にへそ道を伝えているんです。

「どんな時も大丈夫」
そんな思いがみなさんの中から湧き起こる 
その一点を私は知っているから。

だから、元気を出してください。

大切な人に届きますように。

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