ほんとにいた!?グランツーリスモ女子最速軍団「月下美人」について徹底調査してみた 4
あのNSXが、
月下美人と書かれたあのNSXが、
真横に停まっています。
数日前にフレ達と遭遇したあの3台のNSXの1台だと思いましたが、色が違う気がします。また別の・・?などと色々なことが頭の中を過ります。
しかし僕はもっと大事なこと、月下美人の本質に迫る大きな発見をすることになります。
でかでかと書いてある「月下美人」という文字、
その上には「RACING TEAM」、
そして、、
「女子力」
「女は度胸」
「Japanese Girl's」
「男子禁制」・・・・・
などと並ぶ文字。
もしや?と普通に思いましたが、僕は今までこういった車のゲームというかレースゲームのような場で”本物の女性”を見たことはありません。
偏見かもしれませんが、こういったゲームは男の趣味というか、女性が関わることは無いだろうという考えと、ソシャゲ界隈も含め、見た目が女性風でも必ずしも女性とは限らない(寧ろほぼ中身は男)ということが多いと思っているからです。
僕の横に停まっている月下美人のNSXは一向に動く気配がありません。
まあ、フレでもないですし、意味もなくずっと隣に停めていても気持ち悪い奴だと思われるだけなので、僕は一通り”観察”を終えると、走り出しその場を離れることにしました。
すると、さっきまで全く気配の無かったNSXが動き出し、追いかけて来るではありませんか!
この時僕のマシンは向こうと同じGr.2のGTRでした。
ここは僕も普段フレ達といつも走っているので多少自信があります。
簡単に引くつもりも理由もありません。
向こうがそのつもりなら、やってやろうという気持ちになりました。
このコースはトンネルの長いストレートを駆け抜けると、登りのキツイ右コーナーに突っ込んでいきます。
何十回、何百回(盛り過ぎかな)と走ってきてもはや身体に染み付いたアプローチです。
ここを抜けた後は、連続S字のインフィールドをほぼ全開、最終ヘアピンに向かい高速のコーナーをリズム良く駆け上がって行きます。
腕の見せ処です。
難易度としては決して難しいコースではありませんが、コース幅は狭く、壁で囲まれているのでワンミスでガシャンとなり失速します。
NSXのヘッドライトがミラーに写っています。
裏のコーナー区間で千切ってやろう。
ストレートが登りとなり、1コーナーのアプローチが見えてきました。
5へ続く・・・
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