配信リスナー目線で、音声配信企画のグッズ販売を考えてみた
どうも!映像やBGM、SEなどの制作をしているクリエイターのDeikoです。
今回は、配信リスナー目線で考えた、音声配信企画のグッズ販売について話していきたいと思います!
まず、確認しておきたいのは、現在の音声配信企画の問題点です。個人的には2つあると思っています。それは、「収益の弱さ」と「熱の冷めやすさ」です。
音声配信企画の収益の弱さ
現在の音声配信企画の収益は、主に配信での投げ銭になっています。投げ銭も悪くはないですが、それだけでは弱い部分があります。
投げ銭は企画本番になってから発生する収益です。つまり、企画の準備段階では0円かもしれないし、1万円かもしれないという不確定なものです。
不確定なままでは企画の予算がいくらまでなら黒字で、いくら以上使うと赤字なのかはわかりません。
リスナー目線で言うと企画が赤字なのは、求めていることではありません。黒字、もしくはプラマイゼロで終えてほしいです。
企画の準備段階で収益化して、予算を集めることで赤字を免れることが必要ではないでしょうか?
音声配信企画の熱の冷めやすさ
音声配信企画は、瞬間風速的に熱狂を呼ぶことができています。しかし、日が経つにつれて忘れ去られているものも多く感じます。
熱が冷めることのデメリットは何でしょうか?
主催者目線でのデメリットは、集客が毎回ゼロからになることです。もしも熱が冷めなければ、早く次の企画や作品を聴きたいと期待値が上がります。次の企画には、その前の企画のファンがついてきてくれます。つまり、良い企画をやる度に、集客が足し算されていきます。
熱の冷めやすさは、企画本番以降に企画を思い出すタイミングがないことが原因のように感じます。
では、ついつい思い出す作品とは何でしょうか?自分の場合は、グッズを購入した作品はよく思い出します。
例えば、映画や演劇のおみやげとしてグッズを買います。その後、家に持ち帰り飾ったりしますよね。すると翌日、部屋に飾ってあるグッズを見てその映画や演劇を思い出します。
つまり、グッズ(おみやげ)が作品を思い出す装置となっています。
グッズ販売が熱の冷めやすさを解決する1つの方法ではないでしょうか?
2つの問題を解決するには
2つの問題を解決する案として、考えたのは企画準備段階でのグッズ販売です。
準備段階でグッズを売ることで、予算を確保します。また、リスナーは本番前にグッズを見ることで企画への期待値を上げ、本番後にはグッズを見て企画を思い出します。
では本番前にグッズは売れるのでしょうか?
例えば、パンフレットはどうでしょうか?映画を観る前にパンフレットを買う人もいますよね。まだその映画が面白いかどうかわからないけど、おみやげとして買ったりします。コレクションとして買っている人もいますね。
つまり、本番前にグッズは売れることがあります。
リスナー目線で欲しいグッズ
もしかしたら、ここからが本題かもしれません。
企画などでグッズを販売しているものを見ると、『それじゃない感』を感じることがあります。リスナーが欲しいものを理解しきれていないのかもしれません。
そこでリスナー目線で、欲しいものと欲しくないものを考えてみたので参考にしていただけると嬉しいです!
企画準備段階
■パンフレット
他の企画と統一してコレクションしたくなるようなものが良いです。声劇なら舞台設定とか書いてあると最高ですね!
■クレジットに載れる権
パンフレットやトレーラーなどのクレジットにスポンサーや協賛のように載れる権利は面白いかもです。自分だったら『DeikoのBGM屋さん』で載せてもらったら宣伝効果あるかも?宣伝でなくとも投げ銭のような感覚で出来ると思います。
■会議や読み合わせの音声、配信チケット
DVDやブルーレイの特典映像のようなイメージで、本番以外の演者さんやスタッフさんが知れると面白いと思います。オフショットやNGシーンなど。
企画終了後
■パンフレット(ネタバレあり)
本番後なのでネタバレをガンガンに載せたパンフレットもありです。例えば、声劇であれば物語の時系列を書いて、リスナーの理解が深まるような内容が良いです!
■台本
問題がないのであれば台本も欲しいですね。企画台本でも声劇台本でもありだと思います。ファンとしても欲しいですし、これから企画とか声劇をやってみたいという人の参考書的にもなると思います。
■作品のキーアイテム
例えば、バーを舞台にした声劇であれば、劇中のバーに登場するグラスがキーアイテムになるかもしれません。好きな作品の登場人物と同じグラスを手にしたら感動しそうです!
■ディレクターズカット版音声
何らかの事情で本番で使われなかった音声を付け加えられてたら面白そうです。後日談とか。あとはライブ配信の音声を編集し直して、聴きやすくしてもありかもしれません。
欲しくないもの
■企画ロゴTシャツ
たぶんテンション上がって作っちゃうんだと思うんですが、リスナー目線だとコレクションもしづらいし使う場所もないので買わないです。ごめんなさい。バンドTシャツとかだとライブに着ていくとか使い方もあるんですが、、、。
■キャラクターイラスト系のグッズ
音声配信企画の場合、キャラクターイラストで売るのは難しいと思っています。音が主体なので、キャラクターイラストには思い入れがなかったりします。ごめんなさい。
まとめ
思いついたままに書き綴ってみましたがいかがでしょうか?
まとめるとリスナーとしては、『企画で赤字出さないで!』、『面白かったり共感できる企画なら是非お金使わせて!』って言うのが本音です!
何か参考になれば幸いです!
それでは、良き日々をお送りください!バイバイ!
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