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CoderDojoと私の7年

この記事はCoderDojo Advent Calendar 2021の12月21日分の参加記事です

こんにちはCoderDojo師勝Championの岡村明日香です。
CoderDojo師勝を設立してちょうど3年になりました。
Dojoを実際始めたのは次の年の4月からになります。
でも、CoderDojoとはもう7年もお付き合いをしています。

7年前のゴールデンウィークの頃
小学生になった息子に習い事をさせたい訳でもなく
でも何かのめり込むもののきっかけを探していました。
iPadや私のお下がりのPCなどを触って楽しそうにしていたので
まずはこれをきっかけにするかとweb検索をしました。


ちょうど子供向けのプログラミング言語Scratchが
日本でも話題になりはじめた頃でした。
でも私はかたくなにBASICやれるとこないかなとか
raspberry piやれるとこないかなともやもやしていました。

そんな中、Raspberry piをやると探し当てたのがCoderDojo天白でした。
愛知県のCoderDojoのChampionなら必ずお世話になったと言っても過言ではないくらい早くからプログラミングコミュニティをされていたところです。
私の住んでいるところからは名古屋市を越えて反対側にあるイメージで
遠いなと思いましたが、まだまだこどもにプログラミングさせてくれるところが本当に少なくて、ちょっと頑張ればいけるところにあるのはラッキーと門を叩きました。

そこにはプログラミングやPC電子工作に興味のあるこどもたち、そしてそのこどもたちと遊ぶことに真剣な大人達が月に2回も集まっていました。
こどもたちがはまっていく傍ら、私もメンターやりたいなと思っていましたが、ここに来ている大人達メンター達のスペックに圧倒され、保護者としてお手伝いをしていました。

ちょうどその年のDojoConが大阪でありました。
いろんなカンファレンスを聞きながら面白いコミュニティがあるんだなぁ
と思っていました。
当時の中学生が、CoderDojoを立ち上げた!というお話を聞いて大変びっくりしました。
小さな子供を連れて参加したので、あまりお話を聞ききれなかったこともありましたが、これなら私も今居るところでCoderDojoたちあげられるかな?とうっすらと感じていた気がします。
そしてこのときにCoderDojoJapanの設立が発表されました。
CoderDojoの敷居がぐっと下がりました。

自分もCoderDojo立ち上げようと頭で考えていたところ
ちょうどこどもを授かり、さすがにこのタイミングでは
よそ様のお子様をお預かりするのは無理だしなと
自分自身はCoderDojoと距離ができました。
そのときもうちの子は楽しそうに地下鉄に乗って1人で参加していました。
それでも生まれたこどもが小さいとなかなか上の子達は面倒が見られず
いけない日も出てきました。
こどもの様子を見ていて
もう、今立ち上げなきゃ意味が無いね???
とそんな勢いで3年前にやっと立ち上げました。

立ち上げた後も宣伝はしてみるものの
Ninjaの数は増えませんでしたが
それでもうちの子以外に熱心に毎回来てくれる子がいて
その子の気持ちに支えられて、なんとか続けてこられました。

平日開催なので運営設営はほとんど自分だけで行っておりますが
それでもぼちぼちと続けてこられるのは
こどもたちのやりたい!!たのしい!!が見られるからです。
また親御さんたちの理解が進み、見た目の「結果と成果」を要求されないからです。

ツラツラととりとめの無い話を記しましたが
プログラミング教育が注目されて雨後の筍のごとく
教室やコミュニティが立ち上がっていますが
CoderDojoは
誰でも思ったときにいつでもいけるプログラミングコミュニティとして
Dojoの数も増えて、Dojoの色はとてもカラフルですが初志のまま、
その一端を担えていることにちょっとした誇りを感じております。

是非お気軽にCoderDojoに絡みに来てください。


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