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心を揺さぶる

心揺さぶられたことはありますか?

一旦自分の心に手をあて、過去の経験を思い出して、じっくり考えてみてください。



こころが心揺さぶられたこと

私は心揺さぶられた体験として2つ思い浮かびました。

1つ目は、本を読んだ時でした。
その本は、ある有名人のエッセイです。
本を読んだ時に私は、
「うわ〜自分も同じこと思ってるわ〜〜〜」という共感と
「う、これはまだ自分ができていないことだ〜」という悔しい気持ち
が芽生えました。
その2つの感情によって、読んだ後に行動したくなっちゃて、むずむずしてきました。

2つ目は、M-1グランプリです。
私が一番好きで、前にもNoteで書いたことがある漫才の頂点を決める大会ですね。
私がM-1グランプリを見た時に感じるのは、面白い!だけではありません。
「うぉぉ〜熱いぃぃぃ!!!」って感じます。
M-1グランプリは大会当日だけが本番じゃないんですよね。
1年かけて、漫才と向き合い続けた漫才師がM-1グランプリで漫才のてっぺんとるぞ!という気持ちで大会に挑む、その過程があります。
OP、出場者の紹介いろんなところからその過程の過酷さと懸けてきた想いを感じ取り、最後優勝者の涙によって、心が揺さぶられます。
「うわ〜かっこいいぃぃぃ!」って。

人それぞれ心揺さぶられるポイントは違うと思います。
私はこの2つが思い浮かびましたが、みなさんは何を思い浮かべましたか?

私が心揺さぶられた経験で共通することは、発信者に熱い想いがあるということだと思います。
本気で物事に向き合っているのか。特に夢とか目標に対してどれだけ本気で想って行動しているのか。
その熱い想いに私は共鳴し、心揺さぶられます。

イベントで心を揺さぶる

では、イベントで心を揺さぶるにはどうすればいいのか。

それは同じようにイベントの運営者が熱い想いを持って、イベントを作り上げることにあります。

自分がいいと想ったもの、届けたいと想ったものを信じて、形作る。
それをオーディエンスに丹精を込めて届ける。

こうすることによって、少なくとも私の心は少しでも揺さぶられます。

そして、イベントという特徴を活かして、演出にこだわることも参加者の心を揺さぶることに大きく起因すると思います。

会場で流す音楽、照明、入口と出口のセッティング、司会が話すスピードと声の大きさ、細かいところ一つひとつにこだわる。
小さなことかもしれませんが、手を抜いたらいくらコンテンツが良くても、届けたいものが届かなくなってしまうくらいイベントにとってとても大事なことです。

M-1グランプリがいい例です。
M-1のあの有名な登場音がバラードだったら、どうですか?
セットが赤ではなく、白黒を基調としていたらどうですか?
きっと「熱いぃぃぃ!」とはならないですよね。
どんなけ面白い漫才だとしても「おもろっ」だけで終わるんじゃないかなと思います。

つまり、揺るぎない熱い想いを持って、小さなことまでこだわって作るからこそ他者の心は揺さぶられるのです。

これが今の私の仮説です。
でも、仮説にすぎません。
まだまだいろんな経験をして、心を揺さぶられ、また考えも更新していくと思います。
そして、心を揺さぶられるメカニズムは人それぞれあると思います。
誰もが同じように同じ感情をたどって、揺さぶられるわけではありません。
この違いについても理解し、追求することがすごく大事です。

12月3日に開催するBIGBANGでは、この仮説をもとに他者の心を揺さぶります。

ぜひ会場でその体験をしてみてください。

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