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きゅーかんばーの転びがちライフ 忘れ物〜!からの号泣続出

最近は二階の窓から娘ちゃんを途中まで見送っているきゅーかんばーです。

娘「学校まで送っていかなくても良いよ。自分で行ける。」 まぁまぁな距離を見送れる、めちゃ振り返ってくるけど。

娘「ママ、バイバイ。」 行ってらっしゃい。ママは休憩をとりつつ夜のお仕事の準備をしよう。


いつの間にか帰ってくる時間だな。

娘「もうピンポン鳴らすの3回目。」 また言われてしまった、ごめんごめん。ちゃんと時間通りに待ってたけど、早い日もあるんだね。

まずは出すもの出して入れるもの入れて、明日の準備をしよう。お風呂でゆっくりお話を聞かせてね。体操服、泥だらけやんけ。ちゃっとお洗濯だな。

娘「今日給食袋忘れた。」 は?ん、どゆこと?給食袋って、給食袋?

娘「給食袋、忘れちゃった。」 毎日持ってくのに?いつもランドセルにくくりつけらから忘れようがないじゃん。ランドセルを背負ったら自動的についてくるじゃん。

くくりつてなかったらしい。なんでそんな毎日使うものを忘れるのよ〜のよ〜のよ〜(こだま)。

どうやって給食食べたの?

娘「先生が割り箸を貸してくれた。」 ああ、先生申し訳ない。今度お礼を忘れずに言おう。

そもそもなぜ括り付けてないんだ、毎日準備し切ってから他のことをしようって何度も言うのに。入学時の「忘れ物があると子供さんが不安な一日を過ごします。」って言葉が頭の中をピロリロリーンとループしているよ。

娘「娘ちゃん、泣いちゃった。」 あれ、さっき他の子が何かで泣いたって言ってなかったけか。今日は泣く子続出で先生も大変だっただろうな。ああ、もうなんでやねん。ガッカリするやら自分にも怒れるやら。
まずは娘ちゃんの話を聞かないとだよな。先生がどうしたの?って言ってくれたの?

娘「ううん、◯◯ちゃんが『どうしたの❓』って言ってくれて、『先生に聞いてきてあげるね。』って言ってね、『先生が割り箸貸してくれるって。』って。」 ◯◯ちゃん、ありがとうございます。めちゃええ子だよ、あなたは。

どうしたら忘れないかな。

娘「ちゃんと準備し切っておく。」 そうだね。今日はちゃんと連絡袋とかを出して明日の教科書を入れたり、給食袋を括り付けておこう。ね。

娘「でね、今日、これ借りてきた。」 もう違うことしてる。まずは準備しなさ〜い。とりあえず、お願いだから給食袋だけはくくりつけて。10秒くらいはいそいそ準備してるんだけど。こんなことが毎日、三、四回繰り返されるな。

娘「でね、◯◯ちゃんがね。」 なんでランドセル開けっぴろげでほかってあるんだい。給食袋なんて片方の紐だけくくりつけて、もう一方ビロビロ。ちゃんと両方括り付けなさ〜い!

娘「え、両方つけないかんの❓」 そこ?その紐が庭木に引っかかって転んだら危ないよ。両側ある紐はね、両方ともくくりつけるんです、だいたい。はあ、先が思いやられるよ。

落ち着け、自分。こっちから喋りすぎてはいかん、もう弱冠しゃべりすぎだし。お風呂でもう一度ゆっくり話を聞こう。

娘「給食袋はどこ❓って探してて『本当に忘れちゃったんだ。』って気付いた少し後に泣けてきた。」 なるほど、「ない、どうしよう。」って不安だものね。

娘「◯◯ちゃんと◯◯ちゃんが、『大丈夫❓』って言ってくれてね。」 娘ちゃんはなんて言ったの?

娘「娘ちゃんが『ママに忘れたことを言うのがやだよ。』って言って、◯◯ちゃんが『なんで❓』って聞いてくれた。」 ええ、やな予感。おぬし、なんと言ったのだ。

娘「もうここから言わないとく。」 良いよ、もう怒らないから。怒りませんから。

娘「娘ちゃんが『だってママに怒られるからやだよ。』って言った。」 おおぅ、めちゃ最悪。ママは怒ってるイメージなのね、まあそうですね。地味にくるダメージ。

娘「◯◯ちゃんが、『ママに、ごめんね。って言ったら❓』って。でも娘ちゃんが『ごめんじゃないだよ、って言われるもん。』って、泣いてた。」 ママ、完全にいじわるママじゃん。落ち着け、自分。そしたら◯◯ちゃん、何て言ってくれたの?

娘「それでね、『じゃあちょっと怒られるしかないかもね』って。」 あははは、振り切ったアドバイス。

はあ、もう色んな意味で、ため息しか出ないよ。でも優しいお友達がいて寄り添ってくれたんだね。それがちょっと嬉しいかも。娘ちゃん本当に良かったね。そうやって支え合って過ごしていくんだなあとしみじみする。


忘れ物をしたのも悪いことばっかじゃないかもしれないよ。娘ちゃんは◯◯ちゃんが色々してくれてどんな気持ちだった?

娘「嬉しかった。」そうかそうか。じゃあさ、忘れ物をしない子っているかな。

娘「いないよ。あ、そうか。娘ちゃんもしてあげられる❗️」 娘ちゃんだったらどんなことしてあげたい?

娘「忘れ物した子がいたら、お茶を持って行ってあげたり、お話を聞いてあげたり出来る。」お茶ね、なるほど。

娘「代わりに先生に話しに行ってあげる。泣いた顔で先生のとこに行きたくないかもしれないから。娘ちゃん、泣いた顔を先生に見られたくなかったから、◯◯ちゃんがしてくれて嬉しかった。」 そうか、忘れ物はしたけど、お友達の優しさも発見出来たね。今度は娘ちゃんがチャンスを見つけて優しく出来るかもしれないね。

無理やり丸く収める。

今日は、誰かが誰かのクーピーを折ってしまって二人とも号泣、誰かの給食袋が窓から落ちて号泣、無理やり取ろうと危ない姿勢を取って先生にきつく言い聞かされて号泣、最後に娘ちゃんが給食袋を忘れたことで号泣。号泣続出じゃん。先生、めちゃくちゃ大変だっただろうな。先生、ありがとう。本当、今度お礼を言わなきゃな。


明日の給食袋と体操服、絶対忘れないぞ。毎日冒険、だいたいやらかしがちです。

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