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志村けんさんから学ぶ「人間力」。こんな人になりたい。

今、世間はコロナウイルスの影響で暗いニュースばかりですね。
とうとう福岡でも緊急事態宣言が出される事になり、先行き不透明感が強い今日この頃。外に出れないストレスで全国民がコロナ疲れている感じです。

そんな世間とは裏腹に先週末は洗濯物を干すのにもってこいの晴れで、満開の桜が博多駅周辺の公園をピンク色に染め上げていました。

先週といえば、志村けんさんがコロナウイルスによる肺炎で急逝されました。日本テレビでのスッキリでは、天の声をしている山ちゃんの友達の軽やかで明るいトークの後、突然速報でけんさんの訃報を伝えられスタジオが静まり返ってしまいました。

サブMCを務めるハリセンボンの春奈さんは「天才!志村どうぶつ園」で志村さんと共演していたのもあり、涙でコメントをするのが精いっぱいだった様子。言葉に詰まりながらも今の心情を語り、それを加藤浩次さんがフォローしているシーンが印象に残りました。

2020年4月4日に放送された「天才!志村どうぶつ園」では、相葉くんの挨拶から始まり、志村さんについてのコメントを語った後、全員が悲しみでしんみりとする中で、スタジオの皆が志村さんの遺志を継ぎ、一生懸命盛り上げようとする姿に出演者一人一人の人間味を感じて心を打たれました。


100日後に死ぬワニや、志村けんさんの急逝で
2020年の春は国民が生きる事と命について考える事になったなと感じました。

国民のおじいちゃん的存在

パワハラ上司といわれる人が居たり、現場の事が全く見えないお偉いさんがいる中で、きっと「良き理解者」的存在の、目上の人に出会った事があるはず。私は志村けんさんの事を「優しいおじいちゃん」のような人だなと思いました。

インスタグラムやツイッターを見ていたら、普段、お年寄りの事をBBAやジジイ、老害などと言っていそうな、髪を派手に染め、カナダグースを着ていまだにルブタン風のクラッチバックを持っていそうな若い男の子のストーリーズで志村けんさんを「だいすきでした。ありがとうございました。」追悼するコメントを見かけました。

老若男女、幅広い年齢層やヤンキーからオタクまで多くの人に愛された志村さん。こんな人になりたいと思いませんか?

志村さんから学ぶ人間力①見てくれるお客さんへの思いやり

志村どうぶつ園で相葉くんが志村さんに教えてもらった事

「収録を見に来てくれたお客さんを飽きさせちゃダメだよ」
「1つのショーとして見せなきゃ。幕が引かれる最後の最後まで楽しんでもらわないとな」

と、収録が終わった後もお客さんを楽しませる為に、相葉君とのじゃんけんで勝った人にストラップをプレゼントするというパフォーマンスをするシーンがありました。

志村けんさんの最後までお客さんを楽しませようというプロ意識は、私自身も今後仕事をする上でも大切にしていきたいと思いました。

志村さんから学ぶ人間力②出演者への思いやり

志村どうぶつ園の収録前には、その日の出演者が楽屋に集まって雑談をするそうです。その時に志村さんは毎回、大福などを差し入れてくれていたのだとか。みんなで大笑いした後に収録に臨むそうです。

ハリセンボンの春奈さんに「春奈食べろよ」といって、その空気を和ませてくれたり、初めてのゲストの方に「元気ですか?」「わんちゃん買ってるの?」と声をかけたりしていたそうです。それは「リラックスしてね」という志村さんなりの気遣いがあったのではないでしょうか。

周囲の人の為に和やかな雰囲気を作ってあげられる志村さんだからこそ、志村どうぶつ園の出演者にあれだけ愛されていたのではないかなと思いました。

志村さんから学ぶ人間力③並外れたプロ意識

志村さんは常に、カメラの向こう側にいる視聴者がどうやったら面白いと思ってくれるのか、楽しんでくれるのかを考え、そこに妥協を一切しないんだとか。

志村どうぶつ園は始め、カメラと出演者は同じ高さで収録していたところ、
「少しだけステージに高さを作らないか」と提案したんだとか。
なぜそう提案したかというと
「ちょっと高い分だけカメラアングルが下がって臨場感が出る、お客さんをもっと楽しませようって臨場感が沸くからね」という理由だったそう。

お客さんを楽しませないと、という志村さんの教えは出演者だけでなく、番組スタッフも志村さんから学ぶ事はすごく多かったようです。

最後に

いろいろと不器用で上手に生きられない私も、人間力だけは高めていきたいと思いました。まずは常に相手を敬う心を持っていきたいと思います。

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