ちーちゃんが大好きという話

昨日、2023年12月12日にちーちゃんが来年1月末に卒業すると発表があった。
にじさんじを知ってから、ずっと見てきて、すごく影響を受けてきたので、昨日はめちゃくちゃに心を乱された。一晩経って、ちーちゃんの思い出を振り返っておきたいなと思って、こうして書いて残しておくことにする。

ちーちゃんのyoutubeチャンネル登録をしたのは2018年5月3日。ちーちゃんがデビューして3ヶ月後、にじさんじは二期生が全員デビューしたあと、来たるゲーマーズのデビューまでの間だった。
※同日ににじさんじ一・二期生を含むVtuberをどばっと登録しているので、その前から見知っていて、この日に登録したのかもしれない。


当時、ちーちゃんは配信環境が整っておらず、スマホからMirrativで配信していた(にじさんじの初期勢には珍しいことではなく、委員長やえるえるもMirrativから配信していた。Mirrativから始まって、YouTubeへ移行するスタイルは二期生まで一般的だった)。
ちーちゃんは双葉杏推しでデレステや、PUBGモバイルをプレイしていた。非公式wikiにも記載されてるように、PUBGモバイルで参加希望のリスナーが全員参加できるまでやってくれたのを覚えている。最初から、ちーちゃんはずっと、リスナー想いで、優しくて、それを貫く強さを持っていた。

2018年5月13日、ちーちゃんはYouTubeでPUBG配信を行なった。そのあとマイクラに夢中になり、2019年3月23日にリリースされて一ヶ月半頃のAPEXを配信する。
筆者はちーちゃんと、すももんの影響を受けてPUBGとAPEXを遊び始めた。PUBGではすももんの参加型に何度か参加させてもらった。自分が始めた後に追加された雪のマップ・ヴィケンディが特に好きだった。
APEXはシーズン0からプレイして、長く遊んだ。おかげで配信やV最などの大会もより楽しめたと思う。
どちらも筆者はとんでもなくヘタクソだったけど、リスナー等と一緒に遊んで友達ができたりして、嬉しかった。

ちーちゃんと勝くんのコラボは初々しくて可愛くて大好きだった。ちーちゃんが勝くんにバレンタインのチョコを渡すとき、かちこちだったっていうエピソードが好き。

クレアさんのことをクレクレと呼んでパンツクレア~と困らせるのが好き。
ちーちゃんがユニークなあだ名で呼ぶのがすごく好きで、真似したくなっちゃう。ぶいすぽのうるはちゃんを、ちのちゃん(いちのせうるは)って呼ぶのがほんとに可愛いと思う。

ちーちゃんが、地震があった夜に、不安で眠れない人がいるかもしれないからと、深夜でも配信をつけてくれることが何度もあって(ちーちゃんはバッテリーとか避難とかもちろん大丈夫なこと前提で、と念押しもしている)、そういう、ひとのために行動に移せるちーちゃんの優しさを強く感じたのを覚えている。

ちーちゃんのAPEXは語ることが多すぎる。
カービンを愛し、弾をたくさん持ち、卓越した安置読みと移動でチャンピオンポジを取る。足音でレジェンドまで看破する驚愕の耳索敵を持つ。味方のことを常に気にかけ、弾薬を分けていたのを覚えている。
筆者はちーちゃんに憧れてカービンを持ち、アイテム所持のやり方を参考にした。

ちーちゃんのAPEX企画でアイディアが採用された(多分)のがすごく嬉しかったし、10キルで提案したのが30キルに上がってたのはさすがだなって笑った。youtube3枠、28時間半かかってクリアしてるけど、一日以上APEX続けているのはちょっと、さすがに、APEX熱がすごすぎる。でも、少しでもちーちゃんの楽しさに寄与できたならよかった。
今見なおすと、環境というかシステムが今とぜんぜん違うね。レジェンドは13人で、まだ通常アーマーと進化アーマーが共存してた頃かな?
その後、2022年5月には、21レジェンドで各20キルという企画も4枠かかって達成している。

かなちーくずも好きだった。葛葉の独特の言葉選び・言い回しにちーちゃんが影響を受けてたのが好き。けっこうなキルムーブの二人の手綱を握ってIGLするちーちゃんの姿を覚えている。葛葉が、ちーさんは強いぞって言ってるの、嬉しい。

V最S4前の葛葉カスタムで、ぷてちといだはると組んだ"かぷちーの"として、ホロライブの狂犬あくあちゃん率いる"startend"と戦ったのも「これが見たかった!」という熱い戦いだった。最後まで冷静で集中しているちーちゃんの声がすごい。あくあちゃんのと1v1ではお互いマスティフとピースキーパーというショットガン対決なのも熱いし、ちーちゃんのマスティフが冴え渡っている(もちろんあくあちゃんもちーちゃんをかなり追い詰めているのですごい)。

ちーちゃんが苦しいランクに挑んでいるとき、一緒にランクを回してくれたえちおじが大好き。どんなときも明るいムードメーカーのでんでんと、いつも冷静沈着で研究者気質のおーじとの組み合わせは本当に楽しくて、APEXだけではなくマイクラやホラゲーも遊んでくれてよかった。
筆者はそれまでVtuber以外の配信者を見ておらず、あまり見る気もなかったが、えちおじを皮切りに様々な配信者へと視野を広げることが出来た。ちーちゃんがきっかけになってたくさんの魅力ある配信者を知ることができて、ありがたく思っている。
えちおじの、ちーちゃんワットソン、でんでんシア、おーじランパートっていうユニークな構成も好きなんだよな~。でんでんのシアに憧れてシア使いだしたし。でんでんの索敵しながらの的確なIGL、この頃にはまだマイナーだったランパを研究していたおーじ、そして攻撃的なワットソン。でんでんが言う前に動けるほどの連携。マジカッコイイ。

JOZ CUPの2戦目で暴れ回るえちおじ好き

スト鯖Rustで親交を深めたしろまんた先生やLEON代表、Pのらちゃんとの絡みも好きだった。まんた先生はちーちゃんといつもプロレスしてくれて、かわいいちーちゃんのイラストを描いてくれて、APEXでも遊んでくれた。LEON代表はポジティブなメンタルでちーちゃんを励まし、引っ張ってくれた。Pのらちゃんはその癖のある声芸でちーちゃんをいーっぱい笑わせてくれた。

ホロライブのラプちゃんとぶいすぽのすーちゃんと組んだエピセンは外せない。大先輩にあたる相手でも臆さずにクソガキムーブをするラプちゃんと楽しくプロレスをし、大会経験の豊富なすーちゃんと支え合っていた。V最本番で獲ったチャンピオンの試合は何度も見たし、アルファアズールさんの解説とか、切り抜きも見た。実況・大和周平さんの口上「深淵を照らす勇気と魔法は隔たりを越え、澄み切った勝利への道を切り開く! 刮目せよ! チャンピオンは、"エピセンだ道を開けろ"!」はV最の歴史に残る名台詞だろう。
この大会で確か、ちーちゃんはオーダーがうまく行かず、試合間で一旦離席して気持ちを整えた。そのあとの試合で見事としか言いようのないオーダーでチャンピオンへとたどり着いた、という流れだったはず。
何度も語られてる通り、「深淵」とたとえられているのは最弱クラスのランドマーク・エピセンであり、「勇気と魔法」はもちろんちーちゃん、「澄み切った」は花芽すみれ、「刮目せよ!」はラプちゃんの名乗りから来てるんだよね。ちなみに「道を開けろ」というチーム名は、ラプちゃんのゲーム内の名前「ラプラスだ道を開けろ」から。ダサイって笑いながら採用したんだよね。
ちーちゃんはヴァロ勢で初対面のラプちゃんに、楽しんでもらいたい笑ってもらいたいって思いがあって、ラプちゃんが口にした、三人でチャンピオン時の草原に立ってエモートがしたい、っていう願いを叶えることができた、素晴らしいチャンピオンだった。
最後の展開について、チャンピオンインタビューで大和さんからIGLがプロレベル、明確に言語化できて実行できるのがすごいと評されてて嬉しかったなぁ。

このエピセンの三人が、ラプちゃんの二周年記念3Dライブで揃って歌うっていうのがまた、絆を感じて嬉しかったよね。すーちゃんの3D化があって、そして記念ライブってのがね……

見事に花開いたちーちゃんのIGLはプレアラでも発揮され、アルファさんとLEON代表のAPEX HEROESではアルファさんからオーダーを任せられ、チャンピオンを獲ってみせた。実況からアルファさんによるオーダーだと勘違いされるレベルへと昇華したちーちゃん。ほんとにすごい。


また、師匠すももんとハセシンと組んだEA協賛の大会でもオーダーを輝かせ、順位を安定させて優勝を勝ち取った。もうほんとにめちゃくちゃカッコイイ。

いつも穏やかなすももんとの楽しいコラボの軌跡は次の動画にまとめられている。

こうして、師匠すももんから教わったちーちゃんが、今度はちひろ塾を開いて、塾生たちに教える立場になるというのもすごい。スライディングジャンプの仕方から教え、各自の配信まで見てフィードバックする徹底っぷり。師匠すももんは、自分は感覚派だから、このスキルは何メートルまで、とか拡張マガジンで何発、といった定量的なちーちゃんの教え方は自分にはできない、と言っていた覚えがある。

トキシックなMondoを「もんちゃん」と呼んで仲良くしてるのが好き。
ゴイゴイスーの津田さんを「おっちゃん」と呼んで遠慮なく殴りまくって期待通りのリアクションと鋭いツッコミをくれるのにめちゃくちゃ楽しそうに笑うのが好き。

ちーちゃんは、メンバーシップのリスナーが参加できるカスタムのチーム編成などでわかるようにそれぞれのランクや実力を把握している等、リスナーへの認知もすごいし、みとらじで語られたようにコメントに対して「言ったら分かってくれる」と思っていて、twitchでのブロック解除申請のいわゆる反省文があれば一回は解除してあげるという優しさを持っている。普通なら切り捨てられてしまうような悪意に向き合うその姿勢を愚かだと見なす向きもあるだろう。でも、それはちーちゃんの、尋常じゃない優しさと強さから来るものだと思う。おおげさに表現するなら、それは魂の神聖さである。自分が傷ついても相手を救おうとするその在り方を、神聖と言わずになんと言おう。筆者がちーちゃんのことを好きなのは、可愛いところ・面白いところ・APEXが上手いところだけではなく、こういった在り方に惹かれてのことだろう。

ヒメヒナに限界化しながらコラボしてたのは微笑ましかったな。

つなちゃんの誕生日凸待ちに最後に来てくれたのも嬉しかったなぁ。この二人の会話は、聴いてるだけで目頭が熱くなる。

すみれちゃんが主催したPUBGの大会「SUMIRE CUSTOM」ではぶいすぽのととちゃんミミちゃんと、ホロライブのトワ様と出場し、ととちゃんトワ様とは初対面(正確には前日の顔合わせが初)ながら久しぶりのPUBGでしっかりと役目を果たし最後にドン勝をとって見事優勝したのも熱かった。
※ちなみに「なんもしてねぇ」の戦友イブラヒム(あぶらさん)に射殺されてビリになったソロ試合もこの時。

筆者はちーちゃんのメンバーでもないし、配信の多くを見ているわけでもない。そんな筆者でも、知っていることがある。
ちーちゃんは可愛くて、優しくて、強くて、面白くて、ずっと、ずっとずっと、がんばってきた。にじさんじというアプリの広告として始まり、大きくなっていくにじさんじ・Vtuber界隈とともに駆け抜けてきた。筆者のような1リスナーには想像もできないほど辛く苦しい思いもしてきたことだろう。色んな活動者のひとと仲良くなり、別れも経験し、長くリスナーを楽しませてくれた。
ここまで書いてきたようなちーちゃんの姿を、もう見られなくなることはとても悲しい。大好きなちーちゃんがいなくなってしまうことはとてもさびしい。それでも、リスナーにはちーちゃんと過ごした楽しい思い出が抱えきれないほどたくさん残っている。ちーちゃんからもらった勇気がある。これまで、たくさん楽しませてくれてありがとう。応援させてくれてありがとう。おしゃべりして、笑って、お歌を聞かせてくれて、ありがとう。ちーちゃんがリスナーにしてくれたことこそ、ちーちゃんの使った最強の魔法だったのではないだろうか。
ちーちゃんがこれからもすこやかに、笑って、楽しんで、幸せに過ごしていってほしい、と願わずにはいられない。

ちーちゃんの最初のオリジナル曲である『BraveMagic』の概要欄に記されたちーちゃんからのメッセージを、そのままちーちゃんに返して終わろうと思う。

みんなと出会ってくれて、みんなのこと好きになってくれてありがとう。
ちーちゃんはみんなの大切な大切な家族です。
これからもずっと手を離さないよ。

心からありがとう。愛してる。

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