【グラブル】古戦場の英雄になるまでの準備

(今回の記事は上級者向けになります)

■英雄になれました
 私事ですが、2021年4月の水有利古戦場にて個人ランキングで1938位となり、ギリギリで「古戦場の英雄」称号を取得することができました。英雄の中では底辺中の底辺ではありますが、自分の中ではそこそこ頑張って準備をしたつもりだったので、私がどんな準備をしたのかを紹介します。

■キャラ
 古戦場が始まるまでの数ヶ月間の間にキーとなるキャラの選定を行います。古戦場といえば「150HELLフルオートでこのキャラが刺さる!」のようにフルオートで活躍するキャラが注目されがちですが、英雄を目指す場合は手動のプレイがメインになってきますので、「1ターンで高火力を出せるキャラ」の方が重要になってきます。例えば今回の水属性だと、攻撃大幅UPを持つゼタやウーノ、TA確定と追撃バフを付与できる水着ルシオが通常軸で活躍しました。また、マグナ奥義軸では200%ゲージを持つヴァジラやクリスマスミリンが使われていました。ちなみになぜ1ターンで高火力を出す必要があるかというと、ボスのHPが50%になるギリギリでバーストすることで、デバフリセットや防御UPバフ付与などをスキップして戦闘することができ、それが討伐タイム短縮に大きく繋がるからです。なので、英雄を目指す場合は1ターンで高火力を出せるキャラを取得するのがお勧めです。

■装備
 終末武器やアストラルウェポンの5凸は当たり前として、六竜武器などの無課金でとれる武器はできる限り用意しておくべきです。六竜武器やマグナ武器のEXスキル厳選も大切ですので、古戦場が始まるまでに日課として周回しておきましょう。また、神石の場合はリミテッド武器を複数本編成して、できるだけ高い火力を出すことが求められます。今回の4月古戦場は3月にガチャピン期間があったので、天井でリミテッド武器を取得でき、理想に近い編成を組むことができました。ランキング2000位内のプレイヤーと対等に戦うには相応の戦力が求められるので、武器編成の準備はしっかり行っておきましょう。

■召喚石
 神石・マグナどちらを選ぶにしても5凸は必須です。与ダメージが上がるアーカルム石も5凸しましょう。ダメージ上限が上がる天司石もほぼ必須でしょう(できれば3凸推奨)。また、追撃などのバフを付与できる召喚石(水で言えばカリュブディス)もあるとなお良いです。あとは瞬間火力を出せるシヴァがあると(ターン数の問題はありますが)編成の幅が広がります。

■情報収集
 具体的にどんなキャラが重要なのか、どんな武器編成が有用なのかを自分一人で考えるのには限界があるので、Youtube動画やtwitter等で日頃から情報収集することが大切になります。古戦場前には特に「環境の変化」が起きることがよくあり、例えば今回の場合だと神石5凸の実装やリミテッド武器の強化があったため、今までとは違う武器編成が求められることになりました。そういった場合の最適解を探る意味でも動画やサイトで下調べしておくことは大切になります。これは古戦場期間中でも重要で、速いタイムを出している編成を参考にすることで、自分で試行錯誤する時間を短縮して効率を高めることができます。

■騎空団
 貢献度を自由に稼げるフリーランの団であれば大丈夫です。ただ、できればDiscordなどで有用な動画を紹介したりムーブを共有したりなど、情報交換が活発な団だとなおよいです。本戦期間中は少しでも手動で周回したいので、情報収集にかける時間は短縮できるに越したことはないです。あと、私はやったことないですが団内のペア狩りで貢献度を稼いでるところもあるようです。

■スケジュール調整
 英雄を取得するにはできるだけ長い時間周回することが必須ですので、スケジュールの調整が最も大事です。逆に言えば、ある程度キャラや装備が揃ってなくても、4日17時間フルで走ることができれば十分英雄を目指せます。私の場合は、今回1~2日目が土日だったのでフルで走ることができ、あとは4日目に休みをとって何とかなりました。ちなみに、17時間ずっと手動で走るのは集中力的に無理ですので、ある程度はフルオートで「休憩」しつつ、ペースを維持していくことが大切になります。

■貢献度の目標設定
 2000位の英雄ボーダーがどのくらいになるのかを予想して、トータルで稼ぐ貢献度を決めます。私の場合、過去の開催履歴やYoutube動画から、トータル26億という目標を設定しました(実際は28.5億までいったので想定が甘かったです。また最近のボーダーだと50億を超えるケースがありました)。そこから自分がどれだけ走れるかを考慮して、予選インターバル:3億、1日目:4.5億、2日目:6億、3日目:4.5億、4日目:8億と目標を分けていきました。そこから必要なチャンク(お肉)の数を計算していきました。例えば1日目の4.5億を稼ぐには95HELLを495回周回する必要があり、お肉が4950個要ることになります。そして17時間(=1020分)を回数で割ると95HELL1回を平均2分で倒す必要があることが割り出せます。2日目の6億の場合だと、660回、お肉6600個、平均1.5分になります。そうやって4日目まで計算した結果、合計18220個のお肉をインターバルまでに集めることになりました。ただ、今回のようにボーダーが伸びすぎて貢献度が目標だと足らなくなることもあります。本戦期間中に目標を変更していくこともあり得るので、余裕をもって設定することをお勧めします。

■記録用シートの作成
 本戦期間中は1時間ごとのラップで貢献度記録を取りながら走っていました。具体的には4日目の記録シートはこんな感じです。

画像1

お恥ずかしい限りですが、18時~20時は疲労と集中力が限界にきていたので、フルオートで長めの休憩を取りました。20時以降は安定して集中できたので結果的には2000位内に入ることができましたが、ギリギリのところで危うかったです。
 話をもとに戻しますが、このように記録を取り客観的なデータから自分の状態をチェックすることは大事なことだと思います。何も分からないまま走るのと、自分の時速がボーダー時速より早いことを分かった上で走るのとでは、精神的な余裕が全然違うからです。とはいえ、記録を取る手間もかかるので万人にお勧めはできません。面倒だと思う場合は、1時間ごとに順位をメモするだけでもいいと思います。

■まとめ
 こう書き出してみると、古戦場というのは事前の準備が大部分を占めることに気付かされます(これは英雄狙いに限らずそうだと思います)。実際、「これだけ準備をしてきたんだから、英雄を取らないともったいない」という思いもありました。綿密な準備をすることで自信や義務感が生まれ、当日苦しい中であっても古戦場を走るモチベーションに繋がっていきました。情報収集からキャラ取得や武器集め、スケジュール管理から目標の設定に至るまで、コツコツと準備をすることで、少しずつ英雄に近づいてくのは間違いないと思います。これから英雄になる方の一助になれば幸いです。


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