コロナ禍の商品トレンド
フィリピンでは、2020年3月から8月頃まで厳格なロックダウンが実施されました。政府による強制的な自宅待機が迫られ、おうち時間が増えたことでオンラインショッピングの需要が増加。ショッピングアプリの利用率とオンライン支出は、東南アジアの中で一番の伸びとなりました。コロナ禍にフィリピンでより多く検索されたモノは何だったのでしょうか?
①フィットネス用品
日本では、緊急事態宣言下で外出規制やジムの休業が重なり、自宅でトレーニングする「宅トレ」が流行しましたが、フィリピンでも運動不足解消のため、フィットネス関連商品の需要が拡大しました。
特に検疫措置により、あらゆる交通手段が停止していたマニラ首都圏では、移動手段として「自転車」のニーズが高まり、検索数が97%増加。さらに「ビニールプール」は、自宅で子供たちが太陽の光を浴びながら、思いっきり遊べる商品として注目が集まり、518%も検索数が伸びました。
*参照URL:http://bit.ly/2MwNtWW
②通信機材
また、Wi-FiアダプターやLANケーブルなどの通信機材は、マスクや健康食品以上に検索されました。フィリピンではまだまだ贅沢なものとして考えられていたインターネットは最近では必需品となり、より速く安定したネット環境を求めている傾向にあります。
*参照URL:http://bit.ly/2MwNtWW
③園芸用品
ロックダウン中は、園芸用品への関心も急速に高まり、家庭菜園をしたい人や外の空気が恋しくて室内でも自然を感じたい人が急増。植物をオンラインで販売する、ある地元企業では、3月は40%増、4月は通常の倍、5月は過去最高の注文数を記録したそうです。
*参照URL:http://bit.ly/39qq4iG
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