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GⅡ セントライト記念+その他

最近以前より多くの方に記事を見てもらえているので一応前置きしていくとこれらはインプット目的で書いているので僕は血統に関してすこぶる詳しいわけではありません💦

こちらは昨年の本命馬を覚えていないのですがガロアクリークだった気がします。

中山芝2200mで開催される菊花賞トライアル。

非根幹距離重賞ですが3歳トライアルらしくこちらも前半はゆったり流れる傾向であるものの、近年顕著なのは向こう正面でのペースアップ。

スタート直後から続く急坂を登り終えた2コーナーの出口付近から400m一気に下るコースレイアウトになりますがそこでも12秒半ばを刻んでいた15-17年とは異なる傾向となっています。

3歳トライアルでもちろん逃げ馬は毎年変わります。

該当区間のレースラップ

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こういったレースラップを刻むため、もちろん上がり3Fにも影響は出ていて

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19年のリオンリオンが59.8-11.9-59.8のイーブンペースでこのコースを逃げ切ったのは驚きでしたが、3歳時に後にGⅠ馬となるアーモンドアイ・ラッキーライラックと激戦を演じたリリーノーブル比較に考えても、後にGⅠ戦線を戦えていた可能性が高くこの当時のメンバーの中ではレベルが違ったと考えれば0.3差のサトノルークスのタイムをとって36.2なので、前3年と比べて向こう正面は2秒早く上がりは1秒ほどかかるということになります。

こうなれば距離経験でアドバンテージがある馬が有利で過去3年で馬券になった9頭中、距離短縮馬は6頭。

ただし、これは前3年でも5頭なのでレースラップがどうなろうとこの時期の中山2200を乗り切るには前走2400m以上の経験が必要ということでしょう。

そして、ここでも言えることはクラシック3冠目のトライアルレースは春のクラシック戦線を戦った馬が『格の違い』を見せつけるということ。

20年 該当2/3

2着 サトノフラッグ ダービー11着

3着 ガロアクリーク ダービー6着

19年 該当2/6

1着 リオンリオン ダービー15着

2着 サトノルークス ダービー17着

18年 該当2/4

1着 ジェネラーレウーノ ダービー16着

3着 グレイル ダービー14着

17年 該当1/2

2着 アルアイン ダービー5着

16年 該当2/4

1着 ディーマジェスティ ダービー3着

3着 プロディガルサン ダービー10着

15年 該当2/4

1着 キタサンブラック ダービー14着

2着 ミュゼエイリアン ダービー10着

ここで気づいた人もいるでしょうが距離短縮で馬券になった11頭はいずれも前走が東京2400のダービーでした。(該当馬 11/23頭)

ダービーのラップ傾向はそれぞれ調べてもらうとしてダービーは高速ラップの追走力と長い直線のトップスピード持続力を問われますよね?

上がり馬は相当レースレベルの高い中距離レースを経験してくるか前走でスタミナを要するコースを好走してくる必要があります。

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血統として挙げておくなら中山向きの血統がそのまま使える形で

『サンデー×Roberto×Sadler’s Wells≒』

『{Lyphard×Danzig(=Fair Trial)}×サンデー』

『サンデー+Lyphardクロス』

20年
1着 バビット
父Lyphard×Danzig×サンデー

2着 サトノフラッグ
サンデー+Lyphard 4×5

3着 ガロアクリーク
サンデー+Lyphard 4×4


19年
3着 ザダル
父サンデー+Lyphard 5×5


18年
3着 グレイル
Lyphard×Danzig×サンデー

17年
1着 ミッキースワロー
サンデー+Lyphard 5×3

3着 サトノクロニクル
Lyphard×Danzig×サンデー


16年
1着 ディーマジェスティ
サンデー×Roberto×Sadler’s Wells

2着 ゼーヴィント
Lyphard×Danzig×サンデー

15年
1着 キタサンブラック
サンデー+Lyphard 4×4

2着 ミュゼエイリアン
サンデー×Roberto×Sadler’s Wells

というわけで18頭中11頭が該当します。

他に19年1着のリオンリオンはノーザンテースト≒Vice Regent、2着のサトノルークスは母がSadler’s Wells×Never Bendで中山向き脚質を伝えやすく、18年1着のジェネラーレウーノの父スクリーンヒーローや2着レイエンダの母ラドラーダはTom Fool的要素を継承しやすかったわけです。


出走馬見解

ヴィクティファルス ハーツクライ×Galileo

血統傾向でも挙げた
『サンデー×Roberto×Sadler’s Wells』

Robertoを伝えやすいシルヴァースカヤ牝系ということもありRobertoピッチで道悪は得意で重馬場のスプリングSでは外を回らされながら直線だけで差し切った。

共同通信杯では後の皐月賞馬エフフォーリアの2着でダービー馬シャフリヤールと皐月・ダービー3着馬のステラヴェローチェ、青葉賞2着のキングストンボーイに先着。

クラシック2戦こそ惨敗に終わったが夏を超えての成長力に期待したい。
良化がみられれば阪神内回り開催の菊なら本命候補。


グラティアス ハーツクライ×Lizard Island

『Lyphard×Danzig×サンデー』

半姉にレシステンシアを持つ良血馬だがこちらは父がハーツな分距離もこなせる。

Fair Trialの前向きさや渋とさを活かして立ち回りたいので斬れるタイプではなくダービーは積極的に乗ったがキレ負けした形。

皐月は出遅れて終了。ダービーは今回人気を背負うタイトルホルダーとタイム差なしの8着だからそれ相応の評価は必要で内枠を引いてうまく立ち回りたい。


ソーヴァリアント オルフェーヴル×シンボリクリスエス

『サンデー×Roberto×Fairy King』

半姉にソーグリッタリングやマジックキャッスルがいる良血馬。
そして類似配合にオーソリティやエスポワール。

2戦目の未勝利を勝ったものの危険薬物検出により失格。弥生賞は前残り決着を上がり最速で4着に敗れ皐月の権利を逃すなど恵まれなかったが、そこから慌てることなく秋に向け約3か月の休養を挟むと札幌で1勝2勝クラスを連勝してここへ。

どちらも少頭数で過信は禁物だが前走も4角でハナに立つと馬なり余力残しで圧勝。前走ほど楽に番手追走とはいかないだろうがポテンシャルは随一。


ノースブリッジ モーリス×アドマイヤムーン

父モーリスが『Lyphard×Danzig×サンデー』&
『サンデー×Roberto×Sadler’s Wells』

で持続力に長けたタイプが多く、本馬はNever Bendのクロスを持つので馬場が渋って逃げられれば激走も。


ルペルカーリア モーリス×スペシャルウィーク

父モーリスは上で挙げた通り。

京都新聞杯2着でダービーの権利を射止めたもののダービーはスルーしてここから。

Sadler’s Wells+Never Bendも持つので機動力もあるがトビが大きくストライドも広いのでエンジンの掛かりは遅いが中山外回りで持続力が問われる傾向は合う。

前走のレベルは疑問も2走前の毎日杯は1.2着馬がダービー1.4着。3着馬は次走1勝クラスを圧勝。5.6着馬も既に1勝クラスを勝ち上がっていて7着馬は次走OP勝ち。とレベルの高い1戦。


◎3.ヴィクティファルス

◯7.タイトルホルダー

▲11.ルペルカーリア

☆5.ノースブリッジ

△4.9.12.14

ヴィクティは内回りの菊ならではだと思ってますので次走も。


その他

日曜の戒めは大不発。
◎→本命の成績は単回収値39%くらいでした🙅‍♂️
ちなみに相手として障害除く全レースで計45頭選んでるんですがそっちはベタ買いで単回収値148% 複回収値93%でした、、、
ますます軸選びの下手さが増す今日この頃です。
月曜も戒めます。短評付き。


中山


2R 10.イモータルフェイム
POG指名馬。先行してこそ。

3R 12.ボルタドマール
ここはすんなり先手を奪って。

4R 8.セッタレダスト
右回りに替わって1列後ろでイン溜め

5R 5.オールユアーズ
善戦一家

6R 3.オーシャンズヨリ
タイトルホルダー中山斬れ増し

9R 2.アポロティアモ
前残り展開利

10R 1.ルヴェルソー
日曜のBB欧州×欧州

11R 3.ヴィクティファルス
内回り菊候補

12R 8.レオスパンキー
短距離ダート先行実績安定の千直候補生


中京


1R 13.ジョードリブル
ダート替わり◯

3R 7.ベッラアルバ
前走キラーアビリティ組

5R 7.エイブルマン
良血一族

7R 8.シュルレアリスト
ダートニックス俺ん家。

8R 1.ナンヨーアイボリー
前走不利

10R 12.ジャミールフエルテ
オルフェCのオルフェも枠×

12R 5.プラチナムレイアー
内枠先行の鮫島

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