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Cloudberry Jam「Time to move on」

1998.08.01リリース

概要

過去にリリースしたアルバム・シングルCDからのセレクトに加えて、新曲「TIME TO MOVE ON」と、「Roll the dice」「Monday’s back in town」のライブバージョンを収録したベスト盤的なコンピレーションアルバム。

第1期Cloudberry Jamは、この作品をもって解散となったため、古くからのファンにとって印象深いアルバムです。

ライブバージョンは、98年3月の心斎橋クラブクアトロの演奏を収録。

「Roll the dice」は、ボサノヴァ的アプローチが心地良く、ベースのフレーズがクールです。

「Monday’s back in town」は、ライブでの伸びやかでソウルフルなボーカルがとても素敵で、徐々にテンポを上げていくと言うライブならではの試みが、聴き手の心を高揚させます。

「Time to move on」

アルバムタイトルにもなっている「Time to move on」は、JennieがCloudberry Jam脱退を決意した時に感じたことを、素直に綴ったポップソング。
それを決意するまでの心の葛藤を伺い知れる曲です。

彼らの曲にしては、かなりシンプルな構成になっており、「もっと気楽に音楽と向き合いたい」と言う気持ちなのかな…?と感じました。

「Ivy」

シングル「Out Of Control」の収録曲で、アルバム「THE IMPOSSIBLE SHUFFLE」の流れを継承するソウルソング。

「How I feel」

93年にレコーディングされたデモトラックで、Jorgenが歌っています。

僅か3枚のオリジナルアルバムで、これだけ音楽的成長を遂げたバンドは他にないのでは?
改めてCloudberry Jamとしての歴史、そして彼等の楽曲クオリティの高さや、ポップセンスの鋭さを感じました。

収録曲

Time to move on
Ivy
Nothing to declare
Day after day
Do what I wanna do
Going further
Another moment follows
Direction still unknown
A song that keeps us sane
Clishes, freds perfect mix
Intermission (lost in syncopation)
Peace & quiet
Keep on wishing
Out of control
Walking in my sleep
This & that (remix ’96)
Elevator
How I feel
Roll the dice (live)
Monday’s back in town (live)

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