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5G×北九州 と渋滞解消

2020年初旬の話です。「5G」とういう技術に興味がわいていたので、「5G×北九州」のトークセッションを聞きに行ってきました。渋滞解消にやく立ちそうな妄想をしたので、ブログに書いて見たいと思います。

「5G×北九州」ってな~に?

「5G×北九州」を簡単に書くと官民データ連携による実証実験を行う。目的は「証拠データに基づく政策立案」、EBPM(Evidence Based Policy Making)」を行う事のようだ。

詳しく知りたい方は下記の記事アドレスを参照してくださいね。https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/report/013100224/

NTTドコモの方とのお話

トークセッション後に、NTTドコモの開発者の方と会話する事ができた。そこから想像できる未来について、ブログを書き進めたいと思います。NTTドコモの方と話したのは3G,4G、5Gの周波数帯域の話と位置情報の活用の話でした。周波数帯域の話は難しいのでパスするとして、位置情報の活用について書いて見たいと思います。

5Gに限らず4Gにおいても、位置情報の活用はできますよね、的な事をNTTドコモの方と話をしたことを覚えている。その後のコロナ禍で、特定地域別の人数の増減情報が活用され、〇〇駅前の人数は△△パーセント減った、というような内容のニュースが流れたのは、記憶に新しいのではないでしょうか?

その前に5Gってな~に??

5GのGはGenerationを示して、第5世代移動通信の事をいいます。2020年8月時点では通信は第3世代と第4世代が主であり、第5世代の通信枠確保のため第3世代の終了が言われています。

5Gで何が変わるのか?

簡単に言えば、通信速度がとんでもなく早くなります。2時間の映画も3秒位でダウンロードできるくらい早くなる。また、通信速度が速くなると、いろいろなものが遠隔操作になってきそうです。近い将来、働き方は大きく変わるでしょう。遠隔でできる仕事が増えてきて、会社に通勤する、って感覚もなくなるかもしれないですね。

位置情報ってな~に??

位置情報、という事をあまり知らない人向けにちょっと説明すると、個人を特定されないような条件でスマートフォンの位置情報(GPS)が発信されています。この位置情報から歩行者用ナビや近くのお店の検索などが可能となっています。

2020年2月位にイギリスで友人から99個のスマートフォン(含む携帯)を借りて荷台にのせ、歩いて街中を移動する事でGoogle MAP上に渋滞情報を作った、という記事を読んだ事があります。(参考記事のURLは下記になります。)

ちょっと笑える内容ですが、このような意図的な渋滞は別として、普通に生活していれば、携帯やスマートフォンの位置情報から渋滞情報は入手可能となります。

どのようにすれば渋滞解消できる??

そろそろ妄想エリアに入ってきました(笑)。具体的な話をしましょう。そもそも渋滞は、特定の場所に特定の時間に車が集中する事で発生します。さらに交通信号機のタイミングで渋滞が大きくなったりします。

交通信号機のタイミングを調節してあげる事で、渋滞を小さくできる事はわかっているし、専門の学者もいます。

さて、どのように渋滞を解消していくのか考えて(妄想)してみましょう。位置情報や毎日のデータから渋滞予測は可能です。交通信号機のタイミングが渋滞の要因になりうることもわかっています。ここで、AI(人口知能)君に登場していただき、信号のタイミングを調節いただく事で渋滞を解消できる、と考え(妄想)ています。

基本データとして、日本道路情報センターが今時点の渋滞情報は把握しており、携帯やスマホの位置情報などから予測を加えて、AI君に頑張ってもらい信号のタイミングの調整を行えば渋滞解消につなります。

AI(人口知能)でなくても、プログラミングでも使えるような感じはしますが、予測計算となるとAIのほうが得意な分野になります。日々のデータ、天気、時間から渋滞箇所につながる道の信号タイミングを調節することで、全体としての渋滞緩和につながるのではないかな~、と考えています。

これは、緊急時に建物からの脱出を考えてみるとわかりやすいと思います。逆に混乱したらごめんなさい。建物の出口に人が殺到した場合、われもわれもで出口に殺到した場合と、列を組んで出た場合を比較すると、列を組んで並んだほうがより短時間で、多くの人が出口から出る事が可能になます。整然と流れるように交通信号機のタイミングをAI君に調節していただければ、渋滞の解消につながっていくと思ってます。

自動運転になってくるとどうなる??

行政は10~30年先も見据える必要がありますよね。自動運転という技術が発達する事はわかっているので、自動運転を踏まえて、10~30年先までの道路行政を勝手に考え(妄想)してみました。(笑)

ここでいう自動運転はレベル5をいいます。・・レベル5ってどういう事??となる方もいると思うので、まずは自動運転のレベルを簡単に解説してみましょう。

自動運転のレベルとは?

レベル0:運転自動化無し、

レベル1:運転支援(ブレーキサポートなど)

レベル2:部分的運転自動化(アクセル、ブレーキ、ハンドルなどの操作を自動で支援してくれる)・・2020年8月で日本の実用レベルはここまでかな?

レベル3:条件付き自動運転自動化(問題があればドライバーが操作する義務を負う条件付きの特定条件下の自動運転、国内では2020年解禁の模様)

レベル4:高度自動運転(決められた条件下で全ての運転を自動化)

レベル5:完全自動運転(条件なく、全ての運転操作を自動化)

道路行政の将来像は?

車の稼働率は4%程度と、言われています(算出方法でいろいろな数値になるとは思います)。完全自動運転(レベル5)になれば、車を個人で保有せずに、シェアが進むのではないか?と思っています。だからトヨタの社長が緊張感をもって、将来ビジョンのために町を作るっているのかな~?と感じています。

さて、国内人口は今後下がっていくことは明白な事実であり、自動運転が進み、5Gで通信速度があがると、旅行委以外では、移動するという概念が減るのかもしれません。道路も補修などの最低限の維持を行う事で、生活インフラの輸送用になるかもしれないですね。また、自動運転で車同士が通信を行い、情報の共有などができれば、交通信号機も不要な世の中になるかもしれません。

こうなると、交通事故の要因は車の故障か、人間の行動になるでしょうね。一番の原因は人間になりそうです。

行政への要望?

最後に、行政には「証拠データに基づく政策立案」に、「技術革新を考慮する」を入れて、無駄の少ない行政を目指してほしいものです。子供たちの学習予算を増やしてほしいな~。でないと、日本は生き残れない。


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