コロナ報道における数値の読み方

報道されない数値を読み取る練習をしましょ
う。

相変わらず、TVや新聞のコロナ報道は感染
者数ばかりを報道しています。理由は簡単で
会社として収益を上げるために、気を引いて
視聴率などをあげる事が主たる目的となって
いるからです。

視聴率を上げるためには、あおりやすい数値
だけで放映すればよいからで、あくまで視聴
率を上げるという目標から番組をプレゼンす
る構成にしています。不安をあおれば人は気
になってTVを見たり、情報を確認するから
です。

よく情報番組として正しい情報発信に努めま
す。的な発言はありますが、情報は正しくて
も視聴率を上げるために手法として考えさせ
られる事は多々あります。

さて、ここで陽性率について今一度考えてみ
ましょう。簡単に書けは、下記式となります。

陽性率永さん式

式の赤字のみしか報道しないところがほとん
どである。 なにかモヤモヤしませんか?
東京と地方では人口も人口密度も違うのに
陽性者数だけみててよいのでしょうか?

そこで陽性者数をPCR検査数で割った陽性
率という事が指標の一つとなりました。この
数値を比較していけば、目安の一つとなりま
す。注意点としては、東京都の陽性率の計算
式下記になっているので、計算式がまちまち
になっている可能性は否定できません。なの
で報道で取り扱えないデータになっている可
能性もあります。

東京都陽性率計算式

参照先
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/youseiritsu.files/020512youseiritsu.pdf

陽性率について、もう一つ注意点が必要です。

陽性率の見分け方

2~4月では①感染者÷②医者がPCR検査
が必要とした人数となってますが5~7月位
で①感染者÷③感染の疑いがある総人数とな
っている場合があります。
*③は濃厚接触者と考えてください。

ここでわかる事はものさしが変わっている事
です。同じ陽性率であっても定規が異なるの
で、仮に同じ1%の陽性率であったとしても
3月位と6月位の時期では意味合いが異なっ
てきます。

その他の指標として10万人あたりの陽性者
数というものがあります。
〇〇人あたりという指標にすれば、単位は同
じになるので、今住んでいる地域が多いんの
か比較して分かります。

ちなにみ私は福岡県北九州市に住んでいます。
北九州市では下のような状況を発信してくれ
ています。

北九州市内の発生状況

参照先
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/18901209.html

陽性率や10万人あたりの発生者数などの情
報を発信してくれています。別のページでは
グラフなどで分かりやすく公開をしていまし
た。この情報をみれば住んでいるところの状
況が分かります。

いろいろな情報が各行政機関から発信されて
いると思います。コロナを正しく怖がるため
に、偏った情報でなく、全体を把握している
所から情報を入手してはいかがでしょうか?


このブログはコロナを題材にしてデータを分
析する力を身に着けようとう事が目的となり
ます。

もし参考になったとかあれば投げ銭でもして
頂ければ幸いです。


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