電気でパワーは上がるのか?~その3~ (自作ホットイナズマを考える)

ちょっと話は変わってくるのだが車の
ノイズについて書いて見たいと思う。

ホットイナズマでLEDランプがつい
ていたりするのだが、かっこは良いが
私は疑問でしかない。なぜならLED
は光る事で同時にノイズも発生するの
で、意味があるのか不思議である。

まあ、発売しているメーカーさんは何
等かの検証は行っているのだろうから
メーカー物は対策があるのかもしれな
い。

さて車両に戻ってノイズを考えるプラ
グ、インジェクター、モーター(燃料
ポンプやウォーターポンプ等)動作の
PWM制御、発電機、LEDヘッドラ
イト・・など数えきれない位ノイズ源
がある。外部からはスマホの電波など
などノイズ源は様々である。

電気部品が増えるほど各ECUが正し
く動作するために各ECUがノイズ対
策が実施されている。よって自作ホッ
トイナズマの効果はなくなってくる。

まあ、オーディオを気にする人には影
響があるかもしれないが、ほとんど人
はその効果はプラシーボになると思う。
またオーディオの内部回路で出力を稼
ぐために電圧を昇圧(12Vを24V
に電圧を上げるなど)していれば、バ
ッテリー電源を使わなくなるのであま
り影響はしなくなる可能性もある。
(W(出力)=V(電圧)×I(電流)
なので電圧を上げれば出力はあげられ
る。)
中途半端な書き方だが各メーカーの機
種ごとに回路や方式は異なるので効果
がある可能性のあるものもあれば、な
いものも存在するので曖昧になるとこ
ろはご了承ください。

話は脱線するが、いい音ってどんな音
なんだろうと思う。なぜなら某スピー
カーメーカーの音を聞き分ける人の耳
の能力と普通の人が音を聞き分ける能
力は異なる。また心地よい音は人によ
っても違う。ではなにがいい音なんだ
ろうと思うこの頃。一応その昔カーオ
ーディオアンプの開発部隊にいたこと
もあるが、その頃からの”良い音の定
義”が疑問である。

話をもとに戻して、ECUが増えてく
ると車両の配線のインピーダンスや容
量も問題になってくる。ここまで考え
て車両は作ってあるはずので、ひとこ
ろはやったアーシングも効果が出るの
か疑問である。という事は最近の車に
限っては触らないほうが安全だし、不
具合のリスクを減らす事ができる。

レース専用車両以外で、パワーを上げ
たければ、エンジンの組みなおし、リ
フレクションロス(オイル、ベアリン
グ等)の低減が一番有効と思われる。

まあ、レース専用車両であれば、自作
ホットイナズマの効果を確認するため
に回路の乗数を変更しながらシャーシ
ーダイナモをかけて、効果の確認をす
る必要がある。くれぐれもレギュレー
ションは確認しておいてください。

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