ユーディルって何者?
※この内容はストーリー15章まで読んだ前提且つ各種イベントからの考察です。
結論から書くと
「エリュシオンが異界からの召喚したものをホムンクルスに宿らせ、自分との契約を結ばせたもの」
であるというのが私の仮説。以下が私がストーリーから読み取った仮設の根拠。
ホムンクルスであるということ
アルベリア王家の肉体ではないということは、15章にて王族のみ反応する書簡に対し反応しなかったことから明白。ここまででわかるのは「ユーディルはアルベリア王家の血脈の肉体ではない」というところまでになるのだが、ここで気になるのが封印遺跡でアルベリウスの記憶を見た時のゾディアークのセリフ。ゾディアークはユーディルの竜の血と石碑が共鳴した、と語っている。
ここでいう竜の血が肉体的なアルベリウスとのつながりを示すのであれば、この場で反応するわけがない。だってユーディルの肉体はアルベリウス王家のものではないのだから。
隠されていた書簡には貴族から養子をとったとなっているが、それはホムンクルスであることを隠す方便だろう。養子に取ったのであればユーディルの肉体となっているものには、生みの両親がいたということになるし元の人格となるものが存在する。王家としてのトップシークレットに対し、知っているものがいることは非常に望ましくない。第一肉体を準備できるのなら、ベースを現世にあるものから準備する方が面倒だよね。
エリュシオンとの契約
ユーディルが石碑に共鳴したのは精神/魂といった肉体をハードウェアと考えた時のソフトウェアが竜の血の一族であることを示し、共鳴しているということになる。
じゃあなんでユーディルの魂がアルベリウスの一族であることを感知できたのかについては、ユーディルがエリュシオンと契約しているからに他ならない。ユーディルがエリュシオンと契約しているのは1章最後での竜化でしていることから明白よね。ドラゴンへの竜化はそのドラゴンと契約を結んでいる、というのがルールである。であるならば、元々そのルールが満たされていた、と考えるのが自然。
ちなみにエリュシオンに竜化した時ゼシアはこういってるけど、エリュシオンは契約してるユーディルが「やべ、あいつ死にそう」みたいな感じで出てきたんだろうなぁと思ってます。
異界からの召喚したもの
ようはモルトメサイアと同一のもの。モルトメサイアも10章でこう言っていたし、ロストヒストリアでのモルティスを見ていても異界から来るものに善とか悪とかはない非常に無垢な存在であることは読み取れる。そして同イベント内でホムンクルスに宿すことで、1つの生命体として活動できることも明らかになっている。
こう考えると、ユーディルの行動原理が徹底してゼシアを護る事が前提となっていることにも説明がつく。竜の巫女を守るようエリュシオンに刷り込まれているから。そう考えないとユーディルの行動は異常すぎる。
エリュシオンの目的
エリュシオンがユーディルを作った目的は、イリアと契約した時と同様マナの営みを自分の管理下に置くこと。
原初の刻印がまだよくわかってないけど、それを天然で持っていたイリアに対し人工的に準備されたのがユーディル。王族に潜り込ませたのは、王族がエリュシオンの影響力を高く受けている(レオニードの言葉を借りるなら、ドラゴンに支配されている)ので都合がよいことと、竜の巫女であるゼシアを近い場所で守らせるため。
以上が私の考えのまとめである。
またなんかおもいついたら、別のテーマで書いてみよう。
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