ワインエキスパート

今年、ワインエキスパートの試験を受けます。
そのため、先日スクールの説明会に行ってきたのですが、何箇所か見学した中で一番安心して受講できると思ったスクールでした。
事前のメールでの対応が丁寧で、きちんとした先生なんだろうなと思っていたら、やはり直接お会いしても全く変わらぬ印象で、自分に合う先生はこの人だなと思えました。

説明会に行くだけで気持ちがそわそわするなんてこと、これまでなかったのですが、ワインエキスパートのスクールに限っては今までと何かが違ったのか、なんだかそわそわして気持ちが落ち着きませんでした。
説明会が始まるとそんな気持ちは消えましたが、これまでにないほどワクワクしている自分に気づいた時、この“そわそわ”が、好きなことを学ぼうとすることからくるものだと気付きました。

これまで受けてきた資格は、全て仕事のためで好きなことのために取ったものは何一つありません。
過去に好きだから取ろうと思った資格はありますが、その当時は「いつかこれを仕事にするために学ぶんだ!」と息巻いて、周囲にそう言った手前、資格が取れなかったら恥ずかしい、必ず取らなければと、「こうでなければならない」ものに自分でも気付かぬうちに変えてしまい、途方に暮れて諦めることを繰り返していました。
好きだから取ろうとしていた、その最初の純粋な気持ちをすっかり忘れてしまっていたのです。

でも今回はわかっています。
なにもそんな壮大な思いが実現しなくてもいいと。
もしもそれが仕事になったらとても楽しいだろうなとは思いますが、一番大事にしたいのは、私がワインを好きだということ。
ワインが好きだから、もっと学んだらもっと楽しくなると思ったことなのです。
ぶっちゃけ、エキスパートの資格が取れなくても良いんです。
スクールに通うことで今よりも知識が増えることに変わりはないですから。
資格を取ることが最終目的ではなくて、ワインを楽しむためにワインのことをもっと知りたいだけなのです。
もしもエキスパートの資格が取れなかったとしたら、その時に、やっぱり取りたいから来年も頑張ろうと思うかどうか考えればいいなと思っています。

そんな感じの気持ちでいるので、とても純粋にワインを学べることにワクワクして、そわそわしたんだなと思ったのです。

スクールは4月から。
今からとても楽しみです。

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