結果論プレイミスについて
こんにちは。
Ryoです。
今回はカードゲーム関連。
カードゲームあるあるのひとつとも言える、「結果論プレミ」についてちょっと語ろうと思う。
カードゲームをプレイしていると、こういう場面に遭遇する。
「もし相手がカードXを持っているなら、カードAを使うのはミスだからカードBを使わなきゃいけないけど、
もし相手がカードXを持っていないなら、カードBを使うのがミスだからカードAを使わなきゃいけない。
どっちも正解、どっちも不正解、どうしようか」
あるある~めっちゃある~。
カードXをその時点で何枚使ったかを確かめるために相手の公開領域を眺めても、めちゃくちゃ微妙なラインだったとき。
その段階では正解のわからない問題について、我々は素早く(制限時間もあるし)判断し、カードをプレイしなければならない。
しかもこういう場面って、結構その試合の勝敗に直結するケースが多くて、試合後に「あそこであっちじゃなくてこっちにしてたらなあーー!」とぼやいてしまうこともある。
そういうのを減らしていけるともっと強くなれるんだけど、具体的な方法がわからない人が多いと思うから、今ここでハッキリと明言してしまおう。
これから先、同じような迷いを抱いたプレイヤーが現れたとき、明確な答えを提示できるように、「そういうときはこうするべき」というのを決めてしまおう、と思う。
結論から言えば、その具体的な方法とは「リスクとリターンの計算」である。
これしかない。
どういうことかと言うと"悩んでいる段階ではABどちらも正解なのだから、それぞれの選択を取ったときのリスクの大きさを比較して判断する"ということである。
どんなプレイにも裏目は存在するが、最も大きな裏目は「敗北」だ。
「敗北」とは負けることであり、勝てなくなることでもある。
この「勝てなくなる」という部分が大切で、一見するとその場を凌ぎきれるようにも見えるプレイでも、そのカードをそこで使ってしまうせいで、後々の勝ち筋を失ってしまうということが往々にして存在する。
カードをプレイするということは、そのカードを選択肢から失うということなのだ。
だから2択で迷ったときは、「どちらの選択肢を失うのがよりハイリスクか」ということについて考えて、カードをプレイする必要がある。
でもカードゲームの難しい(面白い)ところは、ハイリスクな選択を取ってでもそのカードをプレイしないと、結果的に負けてしまうような場面が非常に多く、一概に「リスクの低い選択を」とは言い切れない点。
この辺は本当に臨機応変にとしか言えないが、言い換えれば、リスクはあるけど行くべきタイミングで勇気を持ってプレイして、それをリターンに変えられるようになると、もっと強くなれるよねってことでもある。
もしそのプレイが間違いだったとしても、勇気を持ってプレイしたことは尊敬に値する。普通ビビるよ。負けたくないもん。
それにリスクをとることに慣れていくと、リスクをとってでもプレイするべきタイミング(普通の人なら慎重になって勝ちを拾い落とす場面)で、思い切ったプレイができるようになるので、結果的に勝てるようになる。
どんどん強くなる。
初めは怖いかもしれないけれど、負けても死ぬ訳じゃないんだし、経験値になると思って積極的に新しいプレイをしてみるべきだと思う。
どうなるかわからないからとりあえずやってみようの精神は、カードゲームをものすごく楽しくする。
ぜひ、「リスクをとる練習」をしてみてはいかがだろうか。
今回はここまで。
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