見出し画像

いまから備えるACⅥ 機体の組み方編


いよいよ今月に迫ったACⅥの発売に備えて、シリーズ未履修でもなんとなくわかるようにシリーズ慣例のアセンブル仕様についてざっと解説。
前回に続いて、今回は実際に組む時にどんな感じで考えてパーツを選んでいくのかを大まかに紹介。

↑前回

勿論これが正解というわけでもなく、もっと効率良い組み方だとか、まあ各々が好きなように組むのが大正解とは思うが、このシリーズをプレイするのが初めてで、すべてのパーツに用意されたアホみたいな量のパラメーターを前にしてフリーズするようなら参考にしてみてほしい。

1.機体コンセプトを考える

まずは「この機体で何がしたいのか」を考える。
高速で飛び回って遠距離から火力を叩き込む高機動砲台を作りたいとか、回避を捨ててとにかく堅く硬くするとか、なんでもいいからこの武器が使いたいとか、無難で程よいバランスの中量級とか。
コンセプトが決まってないとこの後で迷走しがちなので、ある程度の方向性は先に決めておくとよい。
個人的には「脚部+武器セット」を最初に決めるのが一番分かりやすいかなと思うが。

2.一旦すべてのパーツを「一番軽いもの」に置き換えておく

まずは全てのパーツを引っぺがし、まっさらなキャンパスを用意……したいのだが、基本的には「パーツなし」の状態にはできないことが殆ど。(例外的に武器だけは外せる)
なので真っ白のキャンパスに最も近い状態として、一番軽いパーツだけの状態にしておく。
機体を組む際、積載量は大体不足しがちであり、余剰積載量と重量をやりくりするのがアセンブルといっても過言ではない。最初に最低重量にすることで積載量の計算を簡略化する。
ちなみにパーツのソート機能が充実しているので、今は重量順にしておくと便利だ。
ここから徐々に積載の残量とそれ以外の性能を交換していく形で組み上げていく。

3.脚部を決める

機体の挙動が大きく変わるのが脚部。積載量、地上の挙動、空中の挙動、ジャンプの挙動、旋回力、何もかもが脚部の種類によって大きく変わるので、まずはこれが先決。
一度すべての種類を試して、どのタイプが気に入るかを考えるのが良いだろう。
Ⅵでの脚部ごとの性質差は現時点では発売前なので不明だが、前作以前の傾向はおおよそ以下の通り。

二脚

特徴がないのが特徴。積載、機動力、防御力のバランスに優れる。

逆関節(逆脚)

ジャンプ力と空中機動力に優れるが、二脚と比較すると旋回力と積載力で大きく劣る。
バッタのようにピョンピョンと地上・空中を行き来する。
更にⅥでは姿勢安定性が低めに設定されている模様。

四脚

対空時間がやたらと長く、空にふらふらと浮かび続けるガガンボみたいな奴。
それ以外の機動力面は全体的に二脚よりやや低めなことが多いが、積載と防御はやや高めの傾向。
また構えが必要な武器の一部を構え無しで撃てるとかの特性もあったりなかったりする。
Ⅵでは姿勢安定性能が非常に高く、スタッガーへの耐性も高い模様。

タンク

機動力を捨てて耐久と積載に特化した脚部。
他とは別次元の防御力と積載力を誇り、タンクとそれ以外の脚部では違うゲームになってることもままある。
構えが必要な武器を全て構えなしでぶっ放せる特性があり、積載と併せて火力面も優秀。
それらと引き換えに機動力が皆無だったが、Ⅵでは地上の走行速度が意外と速い模様。空中機動はお察しの通り。
これらの中から、自分にとって使いやすく、最初に決めたコンセプトに合致した物を選ぶのがよいだろう。

4.コンセプトを満たすためのパーツを選ぶ

脚部が決まったら、最初に決めたコンセプトを満たすために必要なパーツを選んでいく。
『高機動力』がコンセプトならコアとブースターとジェネレーター、『この武器が使いたい』がコンセプトなら武器とFCSと腕部など。
この段階ではできるだけ妥協せずに、今選べる一番いいものを選ぶのが楽しむポイント。

5.残りのパーツを余剰積載量やEN補充性能と相談しながら埋めて完成させる

あとは残ったパーツの中から、重量が嵩む代わりにやや性能がいい装備に互換していく。
決める順番としては、個人的には以下がお勧め。(今までで既に決定したものは飛ばす)

①脚部

前段階で決めた通りに。

②ブースター

脚部×ブースター=機動特性。

③武器一式

コンセプト段階で決まっていない場合は、欲張りすぎずに重量が軽いものを選ぶことも重要。
Ⅵでは4つの武器を同時発射できるのでなるべく4スロット全て埋めておきたい。
敵がスタッガーになった時のことを考えると、重量が軽いものが多いブレード系も良い選択。

④FCS

重量に対する負担が少ないので、いま積んでいる武器に一番適したものを積めば大体OK。

⑤ジェネレーター

一旦一番いいのを積む。積載が足りない時は渋々グレードを落としていく。
最大ENとEN補充性能のどちらを優先するかは好みだが、EN補充性能が高い方が運用が楽なので個人的にはそちらがお勧め。

⑥胴部、腕部、頭部

残りの外装を埋めていく。
基本的には残った積載を見ながら防御力がどれだけ欲しいか考えて選ぶ。
優先度としては内装パーツへの補正がある胴部、武器の命中率に補正がある腕部が先のほうが良いと思われる。
なお、この段階で「一番軽いパーツ選ばないと積載が足りないよ~!」とか「とっくに重量オーバーしてる……」とかになっている場合は、一旦重量のことは忘れていい感じのバランスのパーツを選んでおきましょう。

⑦脚部(2度目)

積載が足りない?だったら増やせばいいだろ!!
どうしても積載が足りない時は、脚部を変えて積載量を上げるという手がある。
最初の想定よりも遅くなってしまうが、背に腹は代えられない。
同じ系統の脚部だけでもそこそこ種類があるはずなので、1~2段階積載が多い物に変えれば割となんとかなるハズである。
絶対に脚部を変えたくないとか、それでも積載が足りない場合は最後の調整でなんとかする。

⑧全体調整

全てのパーツを見直し、積載が不足するようであれば似たような性能でより軽いものに換装していく。
またパーツごとのEN消費が思ったより重くてENの回復速度が遅い場合も、EN消費が少ないものに換装して調整する。
積載やENが足りない時は勿論、足りているときも見直すたびに「こっちのパーツの方がよいのでは?」という発見が次々見つかったりするので、あとは満足するまで調整と動作テストを繰り返そう。

終わり

大まかにながら、これで自分の機体を自分で組み上げるまでの流れが一通り説明できたと思う。
さあ、どんな機体を組んでゲームを進めるか。今から妄想しながら発売を待ち焦がれよう。

戦争だ、我らにはそれが必要だ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?