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CAVINの舞台裏

皆さん、初めまして。
CAVIN 代表取締役CEOのYuya Roy Komatsuです。

今日は僕が担当する初めての記事ということで、色々と迷ったのですが、、、

いつも応援くださっている花屋さん&生産者さんに普段はなかなか伝えるのが難しい”舞台裏”をお話したいと思いました。

最近行った企画映像のバックシーンを用いながら、話していきます。

では、早速!

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この度、CAVINのコンセプトムービー撮影を行いました。

作中では、沢山の協力者の方々、又美しい花に登場していただいております。日々のご支援、誠に感謝しています。

皆様のおかげで無事、撮影を終えることができました。
現在、撮影した素材を東京の映像会社の方々が編集を頑張ってくださっています。(8月下旬完成。楽しみです✨)

さて、そこでどうしても気になるのが
「その後の、花の行方」

食べ物では
「スタッフが美味しくいただきました!」
と言った方法でアフターユースまで配慮されています。

今回映像に登場してくれた花達で何ができるのか僕なりに考えました。

もちろん
日頃支えてくださってる方々に感謝を込めて贈る
これだけでも十分素敵だと思います。

でも、そこから更にもう一歩、何か工夫できないか。

こう考えている時に、ふと思い出したのが

生産者さん&花屋さんと対話する中で頻繁に耳にした

「生産者さんは、真心込めて育てているが街の人々の声を見たことがない。それをもし見せることができるなら嬉しい。」
と言ったキーワードでした。

印象的でした。

例えば、料理。作るだけでも楽しい。
ですが、料理で一番のやりがいはやはり美味しそうに食べてる姿を見た時ではないでしょうか。

この言葉が僕にとって印象的だった一番の理由があります。
それは、生産者さん本人達だけでなく、花屋さん達も
生産者さんに見せてあげたい」とおっしゃっていたところでした。

そこで、バッチリ定まった今回のアフターユースのテーマが
[作り手の方に、生の感動が届く] です。

通常の商流である

生産者→花屋→消費者

この流れでは、どうしても生産者の方に、僕達一般人が花をもらった時の嬉しい表情や感謝の声を届けることは非常に難しいです。

そこを、ITの力で
生産者→花屋→消費者→生産者→花屋→消費者....
と思いが繋がるように、実現を試みました。

単なる消費財とは全く違う花。
花だからこそ持っている「思い、ストーリー」に着目し他ところから、企画はスタートします。

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いよいよ準備が始まりました。
そこで、まずは花業界以外の方々に熱意をご説明させていただきました。

共感してくださった

ミュージックバー borderさん
ピアニスト 宗正恭平さん
映像会社 NORENさん

ありがとうございます。
皆様のご協力のおかげで、内々では難しかった街の人々の声を届けることの実現に至っています。

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さて、チームが組めたところで、早速作戦会議!
・・・と行きたいところですが

実は今回、僕がどうしても込めたかったもう一つのテーマがありました。

それはIT企業のCEOとしてというよりも、一人の消費者としてずっと思っていたことです。

それが[芸術としての花]

近年、デジタルを使った様々な花の買い方が増えてきています。

勿論、街に花が増えるのは美しいこと。花が好きなので嬉しいです。
しかし、一方でどうしても新たに誕生する課題が「花の消費材化」

デジタルの買い方では花屋さんの顔が見えないので

・鮮やかなブーケの技術
・言葉にしづらいイメージに沿った花のご提案

など、花屋さんの技術あって際立つ花の[芸術性]が損なわれがちです。

僕は一消費者として、それを非常にもったいないと思っています。

食材をシェフが料理と言う芸術作品に昇華させるように、
花はフローリストの手でブーケという芸術作品に昇華する。

その意味を込めて名を「咲品」としました。

しかし、この芸術性を文章で伝えるのは中々難しい・・・
そこで、映像と音楽の力を借りました!

説明による冷静な理解ではなく、表現による抗えない体感

これをピアニスト、フローリスト2名の芸術家に演出していただくことにしました。(当日の様子は、映像に収めておりますのでご覧ください)


ご覧の通り、ピアノの生演奏の旋律にのせてフラワーアートを作成していただきました。

これで一般消費者の方々には、わざわざ説明せずとも[花の芸術性]を体験してもらえました。

さて、ここからが
「スタッフが美味しくいただきました」に代わる、もう一工夫。

冒頭のシーンで映るガーベラのミニブーケ。
実は、これがコンセプトムービーに登場してもらったお花達でできたブーケとなっております。

そして、よく見るとミニブーケにURLが書かれているかと思います。

そのURLにアクセスしていただくと、あらかじめ準備しておいたそのブーケに使われているガーベラの生産者さんのインタビュー映像にたどり着くようになっていました。

こちらです👀


ここまでの点と点を線で繋げる映像を、お店の方々にご説明いただきました。こうすることで、観客の方々に手元にある花に込められた思いを味わっていただきました。

結果は、大反響。
観客の方、お店の方、ピアニストの方、皆様に大変喜んでいただくことができました。

そして締めくくりに、今回の企画の肝である
[花を受け取った観客の方々の声]を生産者さんに更に還元しています。

こうして
生産者→花屋→消費者→生産者→花屋→消費者....
今までの商流では繋がることがなかった線を「花」で一つの輪にできました。

これら一連のストーリーを込めてお届けした企画が、咲品です。

反響が大きかったため、咲品は継続続行することが決まっております。
(9月上旬)

ここまでが、普段は伝えることが難しいバックストーリー。
一見、簡単な映像企画の裏側にある意志でした。

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さて、今日は

・コンセプトムービー
・アフターユース
・咲品、花の芸術性
・花でつなぐ輪

これらの話をさせていただきました。
いつも応援ありがとうございます。

間違いなく、皆様のご協力があってこそ実現することができました。
僕達だけでは、100%実現できていません。

実は、これはCAVINのサービスにも同じことが言えます。
まだまだ、若手のベンチャー企業です。

初期の頃はハプニングも当然ありました。
ご迷惑をおかけしたこともございます。

それにも関わらず、初期の頃からご協力頂いている現ユーザー様には、
感謝してもしきれません。

サービスを、共に育てる

このような言葉があります。
最初は使いづらいサービスが、スタートアップとユーザーが一緒に使いやすいモノにしていくといった僕が大好きな発想です。

この新しいムーブメントを、皆様と共に創らせて頂いていることを、
非常に嬉しく、また誇りに思っています。

これからも現ユーザー様に加えて、新たに共感してくださっている方々と共に、業界に新しい風を吹かせられると嬉しく思います。

長くなりましたが、アフターユース企画の舞台裏を用いて
今一度、現ユーザーの皆様に感謝を伝えさせて戴きました。

これからもスタッフ一同頑張りますので
引き続き何卒よろしくお願いいたします。

初投稿、完!!


CAVIN Inc.
代表取締役社長CEO 小松

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