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「キャビコくじ」一等賞品 オリジナルカラーⅣ号人型重機(ブルーグレーVer.)できました

 みなさんこんにちは。キャビコ広報担当のNです。

 今回は、去る2/26(日)のキャビコ5周年記念イベント「おかげさまです。キャビコです。」で行った「キャビコくじ」の一等賞品「オリジナルカラーⅣ号人型重機」が出来上がりましたので、そのご報告です。これは一等を獲得した方がチョイスした色で世界に一つだけのⅣ号人型重機をお届けするものです。(賞品は未完成キット状態でのお届けとなります)

キャビコくじの賞品一覧
今回は写真上段、左から2番目のブルーグレーが選ばれた。

まさにプラキットの「セミオーダー」とも言えるものですが、実際に成形されたのがこちらのランナーです。

オリジナルカラーで成形されたⅣ号人型重機のランナー

キャラクターモデルともミリタリーモデルとも異なる絶妙なカラーチョイス。はっきり言ってとても良い色です。人型重機でブルー系の成型色は初めてなので、これは作ってみたくなります。
 ということで、チェックも兼ねてこの絶妙な成型色活かした簡単仕上げ(成型色仕上げ)のサンプルを制作してみました。

 まずはパーツの裏面に黒を吹き付けます。

パーツ裏面を黒(ジャーマングレー)で塗る

これはプラが透けておもちゃっぽく見えてしまうことを防ぐためです。

パーツの裏を黒く塗ったことで若干色味も濃くなる

その後組み立てたら、影になる部分に暗めの色を吹いて立体感を強調します。

影色が付くことで立体感が強調される

キレイ目に仕上げるのならこのあと細部を塗ってデカール貼ったら完成でも良いのですが、今回は成型色をさらに引き立てるためドライブラシを施していきます。

ドライブラシでハイライトを強調

パーツのエッジや光の当たりそうな箇所に乾いた筆で艶消しホワイトを擦り付けて光の反射を表現します。ドライブラシはやり過ぎるとワザとらしくなってしまいますが、このあとチッピング(塗装の剝がれ表現)やスミ入れで暗くなることを考えるとあえて強めに施しても良いと思います。(個人の感想です)
 そうして完成したものがこちら。「Ⅳ号人型重機ブルーグレーVer.」です。

チッピングとスミ入れを施して完成
錆色(ラストオレンジ)でスミ入れを行ったことで、やや緑がかった色に
光と影の色を加えることで成形色に深みを与えた

 全塗装を行わない分、ドライブラシやチッピングなどの仕上げにこだわれるのは良いですね。
 今回は制作したサンプルを用いて、賞品を入れる専用のスリーブ(紙製ジャケット)も作りました。

専用スリーブ
天面
底面

 スリーブを装着すると特別感が一気に上がります。一等にふさわしい装いになったのではないでしょうか。来週中には当選者様にお届けできる予定です。
 今回制作したサンプルはどこかで展示しようと思っていますので、詳細が決まりましたらこのブログでもお知らせいたします。

 それではまたお会いしましょう。担当Nでした。

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