見出し画像

人型重機のストーリーがコミックになります!!

 みなさんこんにちは。キャビコ広報担当のNです。

 今回は前回に引き続き、現在予約受付中のプラキット「1/35スケール Ⅲ号人型重機」に関するお知らせです。
 この度、キャビコは人型重機のストーリーをコミカライズすることにいたしました!
と言っても書店での一般販売が決まったわけではありません。ただ「それに向けた第一歩を踏み出した」と考えていただければと思います。
 もともとこの人型重機は背景となるストーリーを持ったオリジナルロボットとしてデザインされたもので、デザイナーのNZ INDUSTRIAL氏は2013年に初めてワンダーフェスティバルに出展した時から、ガレージキットとセットにしたストーリーブックなどを販売していました。

ガレージキット付属のストーリーブックに描かれた挿絵(イラスト:NZ INDUSTRIAL)

 その後、2018年のクラウドファンディングの際には、人型重機が登場するストーリーが掲載された約100ページの「解説本」が制作されましたが、基本的に文字ベースの小説であったため、読むにはややハードルが高く、ストーリー自体も未完のままになっていました。

解説本の挿絵(イラスト:からます)

 そこで今回、プラキットⅢ号人型重機の発売に合わせて、もともとあったストーリーを「人型重機 パンツァーフィーア KAMPF RIESEN MARS 1941」としてコミカライズすることにしました。

コミック版人型重機ストーリー「パンツァーフィーア」の表紙(イラスト:umegrafix)

 作画を担当するは、某ロボット漫画のカラリストとしても活躍するウメグラ(umegrafix)氏。実は人型重機のコミカライズは約1年前から進めていたのですが、当初は1話限りの読み切りを想定した「いきなり最終回!」と言うトリッキーな構成であったため、やや分かりにくいものになっていました。そこで今回、将来的な連載も見据えて、オリジナルストーリーを最初から丁寧にコミカライズする方向で再スタートすることにしました。さらにストーリー自体もよりコミックにふさわしい内容に変更する予定です。

1941年12月、日本の諜報員がスペインの「便利屋」に人型重機の運搬を依頼するところから物語は始まります
依頼を受けた「便利屋」は、ドイツの秘密兵器「Riesen Panzer(人型重機)」とその開発の裏に隠された「火星の真実」をめぐる戦いに巻き込まれていきます

そしてもちろん、ロボット漫画ならではのアクションシーンもたっぷりと描かれます。

依頼を受けた「便利屋」は追っ手のSS(ナチ党親衛隊)から逃れるため、やむなく人型重機を起動させる。だがここから彼らの「本当の戦い」が始まることに…

 物語の舞台は主に第二次世界大戦当時のアフリカになる予定です。分かっている方ならもうそれだけで胸アツの展開を期待してしまいますよね。送り手である我々も今後の展開を想像してワクワクしています!

 現在、コミックの発表方法など細かいことはまだ決まっていませんが、できれば「プラキットと一緒に販売したいな」とは思っています。具体的な方法はこれから詰めることになりますが、取り急ぎ5月の静岡ホビーショー前の完成を目指して、今は急ピッチで作画作業を進めているところです。今後の展開についてはこのブログでも随時取り上げていきますので楽しみにしていてください。

 それではまた来週お会いしましょう。担当Nでした。

ⒸNZ IVDUSTRIAL
ⒸUMEGRAFIX


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?