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人型重機プラキットの簡単組み立てアドバイス!

 みなさんこんにちは。キャビコ広報担当のNです。

 今回はいよいよ発売となったプラキット1/35 Ⅲ号人型重機を組み立てる時のちょっとしたアドバイスをお届けしたいと思います。とは言え、好きに組み立てるのがプラモデルですから「絶対こうしないといけない」というものではなく、あくまでも参考程度に捉えてもらえればと思います。

 まずいきなりですが、組み立て説明書の最初にあるB10にポリパーツPC8を入れるところが割と上手くいかないことがあります。B10に対してPC8を垂直に入れるのですが、これが少しでも斜めになるとすんなりと収まってくれません。

焦ると余計イライラして、何度やっても入らなくなってしまいます。そこでここは一旦潔くスルーして、ポリパーツを軸の側に取りつけることをおススメします。

こうするとポリパーツがしっかりと固定されるために、ストレスなく組み立てることができます。これと同じポリパーツPC8は肩の関節にも使いますが、ここも軸側にポリパーツを付けることをおススメします。

 この軸側にポリパーツを付けるやり方は他の箇所でも有効でして、特に掌に関してはポリパーツPC3を入れる穴の内壁に滑り止め用の突起があって、ポリパーツがちょっと入り難かったりします。

これらもそれぞれの軸の方にポリパーツを取り付けることで、ストレスなく組み立てることができます。

この状態にしてから組み立てるとストレス無くカタチにできる

また膝の関節も、ポリパーツPC11を軸側に取り付けた方がスムーズに組み立てられると思います。

 続いてはパーツの嵌めこみに関してです。上腕のJの字型のパーツ(B5、B6)は肩の下にある円盤状のパーツ(B12)に挿し込むようになっています。脱落防止のため若干きつくなっていますが、「ぐっと」押し込むと気持ち良く収まります。

奥まで差し込まれると肘の上に隙間が無くなりますので、この状態になるまでB5、B6を強く押し込むようにしてください。

G10の上腕カバーはその後に後ろから嵌め込みます。

 最後に細かいところですが、両肩のシャックルは取り付ける向きが決まっています。前後左右とも出っ張りのある方が外側になりますのでご注意ください。(どっちでも良いのかもしれませんが…)

と、ここまで色々と書いてきましたが、もちろん説明書通りに組み立てれば確実に完成させられますので、取り敢えず肩の力を抜いて作ってみてください。

ゲート処理もせずに組み立てたⅢ号人型重機。塗装もダークイエローを吹いて細部を仕上げたのみ。

もともとがミリタリーモデル的なデザインですから、面倒なゲート処理などをしなくても、そこそこ見れるように出来上がってくれるはずです。なるべくストレスフリーで組み立てて、その分塗装や汚しにこだわる方が健全な楽しみ方かもしれませんね。みなさんも是非今回のブログを参考にして作ってみてください。

 それではまた来週お会いしましょう。担当Nでした。

ⒸNZ IVDUSTRIAL


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