メカデザイナー大河原邦男×モデリズム 小林和史=【メカトロポリス】
みなさん新年あけましておめでとうございます。2023年もキャビコをどうぞよろしくお願いいたします。
新年最初にご紹介するのは、キャビコの新しいプラキット化アイテム「メカトロポリス」です。これをデザインされたのはあのレジェンドメカデザイナー大河原邦男氏です。モデリズムの小林和史氏が生み出した「メカトロウィーゴ」を大河原氏が大胆にアレンジすることで生み出されたのが、今回ご紹介する「メカトロポリス」なるオリジナルロボットです。
この「メカトロポリス」が誕生したきっかけは、小林氏がある取材の折に「メカトロウィーゴで何かやってみたい事はありますか?」 と聞かれたことでした。
その質問に対し小林氏は『夢のある話』として「大河原邦男先生にウィーゴを描いてもらえたら最高です」 と答えたそうです。そんな『夢』が実現したのがこの「メカトロポリス」なのです。
小林氏は大河原氏との打ち合わせの際に、「あまり元デザインとの整合性などは考えず、自由に描いて頂けたら嬉しい」と話されたそうです。その結果として誕生したのが『これぞまさしく大河原メカ』といった一枚のイラストでした。
実は小林氏、大河原先生からデザインを頂いた直後から3Dモデリングを始めていたそうです。そして 「いつかどこかのメーカーで製品化してもらえたらいいな」と考えながら検証を進めていたとのこと。
そんな折、静岡ホビーショーでキャビコブースを訪れた小林氏からメカトロポリスの存在を知らされた我々は、すぐさま(その場で)キャビコでのプラキット化をオファーしました。キャビコとしても、メカトロウィーゴを生み出した小林氏とはいつか一緒にお仕事をしたいと思っていました。しかもキャビコ最初のプラキット「イグザイン」をデザインされた大河原先生が手掛けたロボであればこれ以上の組み合わせはありません。
ウィーゴファンにも、大河原メカファンにも楽しんで頂ける最高のプラキットが創れると確信を持っています。
プラキット化にあたって、当初は側面図を元に制作していた3Dモデルを全面的に見直し、より大河原氏の決めポーズ画稿に合わせたリモデリングを小林氏自らが行ってくださいました。
その結果として3D出力したのがこのモックアップです。
このモックアップは現在、小林氏自らの手によって彩色作業を行ってもらっています。2月26日のキャビコ5周年イベント「おかげさまです。キャビコです。」では彩色済みのモックアップを展示するとともに、小林氏にも「モデリズム ブース」を出展していただけることになりました。
イベント当日はここでしか買えないアイテムも発売されるかもしれませんので、ぜひ楽しみにしていてください。
それではみなさん本年もキャビコをどうぞよろしくお願いいたします。担当Nでした。
©MODERHYTHM/Kazushi Kobayashi
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