見出し画像

己の誕プレ

 先日誕生日を迎えたと書いたが、毎年なんらか自分へのプレゼントを買う事にしている。まぁ、単純に”買い物の言い訳”にしているだけなのはご承知の通りだと思うけれど、一年何かと頑張ったんだからそこは自分にも気前よくありたい。

K18指輪、アンティーク調なのが気に入っている

 少し振り返ろう。25〜6歳の頃、初めて自分に指輪を贈る。それまでアクセサリーは買っていたけれど、淡い乙女心が邪魔して指輪へのハードルが上がりなかなか買えなかった。何の拘りだったのか、要するに男性から贈って欲しかった。甘いな。今なら分かる、欲しいものは自分で買えと。意を決して、よくあるチェーンの貴金属店で指輪を選んだ。最初流行りの細い指輪を見ていたが、一緒にいた伯母といとこから「絶対太い指輪がいい。長く使えるから」とアドバイスされこちらを選ぶ。アドバイス通り30代40代になっても、気にせず使えるものだった。あの時「いやいや、こっちの細い方が可愛いじゃん」とごり押ししていたら、とっくに使わなくなっていただろう。年長者の言葉は大切だなぁと心から思う。

Swarovski

 40歳近くからハマりだしたのは”Swarovski”。キラキラ大好き、大振りで豪快なデザインなのも好き。誕生日を言い訳に暫く選び続けたので、出社日は豪快に着けて通勤する。一瞬お手製のアクセサリーにも興味が出て、浅草橋の手芸店なども訪れてみたものの不器用なので、これはお友達にお願いして自分は着ける方にまわろうかと思う。

https://www.swarovski.com/ja-JP/

 今年の誕生日は一瞬悩んだ。よくぞ45歳になったなと思う。仕事も続け良いパートナーと出会い、子供こそできなかったけれど今充分に生活出来ている。小さい頃に夢見た"自立"の道を間違いなく歩けている。そんな時にふとイヤープレートを思い出した。結婚した頃、お祝いに2009年のイヤープレートを贈って下さった方がいた。「記念の年は覚えとかないと」とにこやかにおっしゃっていた。本当にその通りだなとしみじみする。同じメーカーのイヤープレートを探すか迷ったけれど、結局こちらを選んだ。私の誕生年1978年と旦那さんの1977年の2枚。

ARABIA カレワラ 1977,1978

 大好きなARABIAのオールド。描かれるのはフィンランドの叙事詩カレワラ。面白そうなので本も買ってみる。早く届くといいな。極たまーに湧く読書欲。余り続かないけれど、ファンダジーが好きなので楽しみだ。年末のお休みへ向けて、ちゃくちゃくと準備を整える。

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?