見出し画像

好奇心旺盛

なぜか知らない場所に行くことが怖くない。

初めては怖くない。

人前で怒られることも
怖くない。

知らない人と話すのも、
その人が笑顔だったら怖くない。

笑顔ってことは、何か私が
必要だってことだし。

それが、二十歳の時は
めちゃくちゃ怖かった。
人と話すのが怖くて
引き籠っていた。

初めてアメリカの姉のところで
お世話になった時、
私の今までの根拠のない
自信は砕け落ちた。

それからは何をするのも、
恥ずかしかった。

日本に帰ってきてからも
人と真っ正面から話が出来なくなった。

喋っていると、頭が真っ白になって
何か言わなきゃ。

何か言わなきゃ。
と思って汗がダラダラ出てくる。

そんな感じで2年経っていた。

それから、友達が久しぶりに
クラブでの自分のイベントに
呼んでくれた。

その日物凄く飲まされた。

それで何も考えずに踊りまくった。
汗がダラダラ流れてビショビショに
なるまで友達と踊った。

ある日、急に霧が晴れた訳じゃないけど
それからどんどん私の心は
回復していった。

自分が全然笑ってなかったことに
気がついていなかった。

あのとき一緒にいてくれた母親には
本当に感謝している。

それから私は無敵になった。

なんでもできるようになったし、
どこでもいけるようになった。

前にも増してヘンテコリンな
発言も人の目を気にしないで
できるようになったし、

酔っぱらってる時限定で
電車の中で一人でノリノリに
なれるようになった。

それもこれも汗をかいて大声で
笑えたからだと思う。

私は音楽と人によって救われた。

音楽と人は人を救える。

だから私はずっと音楽を使って
人と生きていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?