フェミニズムの正当性と「フェミニスト」の違和感

夫婦別姓の否定、中絶薬服用の配偶者承認、外見重視、女性議員の少なさなど、
いわゆる「フェミニスト」たちの活動は、同じ女性としては大変意義のあることだと思うし、私だってそんなのはおかしい!と日頃から思っているけれど…
じゃあ私は「フェミニスト」か、と聞かれたら違うよ、と答えると思う。

以前noteに、LGBTの人達が自分たちを平等に扱って!と声高に主張するけど、その主張になんの違和感もないのだが、ただそもそも「LGBT」というのは、マジョリティと差別化するための呼称にすぎず、それを彼ら自身で叫んでいることがどうも自虐的に聞こえてしまう、と書いたことがある。

多分「フェミニスト」も同じで、男女平等、そもそも男女という区分けがおかしい、と主張する割に、"我々は女性なり"と声高にかかげることが本末転倒に聞こえてしまうからだろう。
過去に起こったRiot Grrrlや、ウーマンリブのムーブメントも同じじゃないかしら。
平等を求める「フェミニズム」が、男性を攻撃する差別主義者に見えてしまうという…通りで皆が嫌煙してしまうわけで。

呼称なしで、なんなら主張側の人間の性差なんかも見えない状態で、その上で上記のような主張ができたなら、まだ純粋な平等を目指しやすいのかな、と。

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