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型紙問題で悩んでいるのですよ。

がまぐちを量産している今日この頃ですが、同じ形を繰り返し作るようになって一つ、悩みが生まれました。

そう。型紙です。

というのも、一つのがまぐちを作るときには、表地2枚、裏地2枚、芯地を2枚裁つのですね。柄合わせが必要な表地は2回、裏地、芯地は2枚合わせて裁つのでそれぞれ1回ずつ型紙を当てるわけです。

以下の写真のように2個作る時点で、8回、型紙を当ててるわけですが。

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そんなに何回も当てられた型紙がどうなるかというと、

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どよーん。ボロボロ。

縁取りの線をチャコペンで写し取るので、ハトロン紙という透ける薄い紙に書いてる型紙は、ペンのインクの水分に負けてちぎれてきてしまうのです。

「そんなに何回も使うなら、厚紙に書けばいいじゃない」というご意見もありましょうが、厚紙って硬いので、布に当てた時に微妙に柔らかい布がずれちゃうのが嫌なんですよね…。待ち針を止めることもできないし。

がまぐちやポーチを作るようになって、何冊か本を読んでいるんですが、結構マニアックな記述が多いその名もずばり「がまぐちの型紙の本」によると、地券紙というのが良いとのこと。


ネットの海を探しまくって足立区の「袋物・カバン・小物・靴・ベルトの総合資材・株式会社清水商事」という会社を見つけて、取り寄せましたよ。地券紙。

恐らく全紙サイズの大きさなのに一枚40円もしないんですが、送料が凄かったです^^;でも足立区まで買いに行ったら、足代が送料と同じかそれ以上かかったと思われますので、良いか。ということに。

で、届いてみたら、ちょっと柔らかな厚紙でした。なんか既視感あるんだけど、何なのか思い出せません。

で、地券紙で型紙を作ってめでたしめでたし、だったと思うでしょ?

ところが柔らかくても厚紙なので、布の模様を透かしてみることは出来ないのですよね…💦裏地や芯地を裁つときは問題ないのですが、表布で柄を合わせたいときは見えないので困る…。

うーん、透けて、柔らかくて、水性ペンで何度もなぞっても負けない紙というか素材…。

そんな都合のいいもの、無さそうだなぁ…( ;∀;)

地券紙とハトロン紙で同じ型紙を2枚作って、ハトロン紙のほうがボロけてきたら作り直し…しかないですかねえ。

ちなみにチャコペンを使わない、というのもやってみたんですよね。チャコペンシルにしたんですが、チャコペンのほうが布に引っかからないので、作業のストレスが無かったです。


いわゆるプロの人ってどうしているんだろう。




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