凱旋門賞 2021 予想:本命10アダイヤー

凱旋門賞2021の予想

パリロンシャン4R 芝2400m
馬場想定:重、かなりタフな馬場想定
風向想定:南40km~60km/h(11.1m/s~16.7m/s)想定

展開分析

 最初にラブは取り消し。まず馬場からだが、確実に道悪が残りそう。厳密に言えばTRES SOUPLEなので重馬場でも比較的軽い方。ただそれでも欧州の洋芝でここまで雨が残れば基本的には時計は掛かるとみておいていいと思う。それと、JRA公式からの風向が南の風で40km/h~60km/h。秒速で大体10m以上は確実となるのでこれが影響しそう。パリロンシャンは南風だとHSがもろに追い風になるし、BSはもろに向かい風になる形。となれば前半のペースは坂を上っていくことを踏まえてもなかなか上がらないだろうなというところ。

 展開予想だがこれが結構難しい。どうしても欧州は競輪じゃないがラインを組んでくるというか、チームプレーでラビットをというのが基本になる。正直なところ、恐らくチームオブライエンのラビットは武豊のブルームである可能性が高く、それも含めて豊は勝ちに行くチャンスを狙ってくると思う。ブルームがレースを作るのがスノーフォールのためであれば、基本的に前半はそこまで上げてはこないだろう。ただ、それとは関係なく日本馬のディープボンドが前を取ってくる可能性は高い。この2頭が前を争い、アダイヤー辺りが2,3列目狙いというところかな。前半のペースは恐らく上がらないと思うんだけど、後半も上がってこないと思うのでペースバランスとしては欧州式で66-61.5ぐらいかなと。66-26-61.5として走破時計は2:33.5ぐらいを想定しておきたい。後半はポテンシャルが基本だけど、ポテンシャル化け物の馬だと直線で11秒台半ば~後半ぐらいは踏んでくるかもしれない。

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