競馬:レディマクベス@新馬戦回顧

東京芝1600m良

1:35.0 48.8-46.2 S^3
12.7 - 11.4 - 12.2 - 12.5 - 12.5 - 11.5 - 11.1 - 11.1

 土曜の新馬戦では東京マイルのレディマクベス戦を振り返りたい。雨の影響があって午前は稍重だったがそれでも朝からかなり早いラップが出ていたので超高速に近い。ペースは2.6で超スローに突入していて新馬戦らしく遅い。そこからの3F戦で最速ラップ11.1だがこれは今の馬場だとそこまででもない。ただしL1も11.1でまとめていて底を見せなかった点は高く評価したいところ。

1着11レディマクベス(モレイラ騎手)

 出負けして後方から、二の足は悪くなくてリカバーしつつ中団ぐらいには付けて入っていく。道中も中団内のスペースをとって3角へ。3~4角では3列目の内内で我慢の展開、進路を探りながら直線。序盤で進路を外目に誘導しながら追い出されるとしっかりと反応して2列目、L2で2番手に上がるとそこからラストは粘るレッドベルディエスを捕えてしっかりと勝ち切った。

 L2-1のレースラップが11.1-11.1。ここでこの馬は1馬身半差からL2-1でしっかりと捕え切った。この馬自身10秒台を2F続けてきた可能性もある。3列目からしっかりと直線で外に出して加速の過程でも置かれず鋭く脚を使って、L1まで底を見せず減速しなかった中で差し切ったのはインパクトとしては大きい。

 ただしゲートが拙かったのは改善しないといけないし、超高速馬場だったと思うのでそう考えるとこのラップ推移も字面は優秀なんだが、2歳未勝利でも10.6という最速ラップが出たことを考えるとあまり過度(GI級確定とか)に評価するのは危険かも?という感覚もある。まあ新馬戦でこれだけのパフォーマンスをみせたし3着以下はぶっちぎったからね。後半勝負で良いところまでいけるとは思うから、あとは強敵相手にどこまでやれるか次戦に注目したい。

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