※中山中止:マーチステークス 2020 予想:本命07タイムフライヤー

マーチステークス2020の予想

中山11R ダ1800m
馬場想定:重~不、高速ダート想定

展開予想

※中止で火曜日に代替開催、出馬表は変更ということなので、この予想は残しますが、新たに月曜日に記事を書くこととなります。すみませんがご了承ください。

 明日は雪の影響もあるので何とも言えないが、ひとまず雨は降って道悪の馬場を想定。

 展開予想だがもうこれは流れるしかないだろうというほどの逃げ先行勢のオンパレード。何より引っ張ってハイペースゴリゴリタイプのリアンヴェリテがいるし、メイショウワザシもハナを主張。内からはレピアーウィットも包まれたくないのである程度出して行くだろうし、ローズプリンスダムやテルペリオンもこれに加わっていく。ハイペース想定で、48-50ぐらいかな。基礎スピード特化戦を想定で縦長になると思う。

予想

◎07タイムフライヤー
○12ワイルドカード
▲04レピアーウィット
△02クリンチャー
△10スワーヴアラミス
×05ローズプリンスダム15ナムラアラシ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎タイムフライヤー

 まあこの条件だとタイムフライヤーになるかな。フェブラリーSを使った反動はあるので正直言えばそこだけ不安だが、それ以外はドンピシャの条件だと思う。まずは基礎スピードを質的に高いレベルで求められたほうが良いのは間違いないと思っていて、前走のフェブラリーSでも46.4-48.8とかなりのハイで流れたところで楽に3番手につけて11.8 - 12.3 - 12.2 - 11.9 - 12.4とL2最速の地点でしっかりと直線先頭にというところに外からモズに交わされてL1は甘く。ただ厳しい流れでも脚を使えるのが強みで、ゴリゴリのハイペースで好位ぐらいに入ってしまえばというのはあるかな。

 シリウスSでも60.3-63.2と超ハイからの13.0 - 13.4 - 12.4 - 11.8 - 12.6という流れ。前4頭が飛ばして中弛みしてという中で前の流れに乗っているうちに中弛みで取りつかれた。それでも好位の外から勝ちに行ってL2地点での反応は良かった。ただ一瞬だけになってしまったという感じ。メイショウワザシには踏ん張られたがハンデ差もあったしこのペースで流れに乗っても要所の反応で良さを見せられたのは良い材料。基本的に3~4角で内を立ち回ったほうがいい馬なのでこの枠なら割と楽に好位内を取れそう。まあペース次第では中団でも良いと思うけど、前半が流れたところで脚を使える武器はここでは一番かな。

○ワイルドカード

 相手はワールドカードにした。ここからは結構難しいんだけど、想定される展開で面白い穴馬というのがそんなにいなかったというのはある。その中でワイルドカードは重馬場の基礎スピード戦で強い競馬ができている。福島の1700m戦、天の川賞で49.3-48.7と平均から12.1 - 11.9 - 12.1 - 12.1 - 12.6と単調な流れで逃げ切って9馬身差の圧勝の2着がテルペリオンだからね。このパフォーマンスはかなりのもの。ここ3走はどちらかというとペースをある程度コントロールして一足を鋭く使ってきている感じではあるが、ポジションはある程度自由度があるのでハイペースの流れで各馬が行くようなら控えて好位の内目に収めていくというのも縦長ならできるだろうと。

▲レピアーウィット

 大穴でレピアーウィット。脆さが前面に出ているので、逆に言えば訳の分からないような展開で逆にスムーズに力を発揮できればという可能性に賭けるのも一興かなと。4走前の利根川特別勝ちは圧巻で、良馬場ではあったが48.9-50.1とハイペースで引っ張って12.5 - 12.1 - 12.2 - 12.8 - 13.0のラップ推移で番手から突き抜けて2着以下に大差をつけた。同日下総Sが1:51.8だがこれはマイネルユキツバキと勝ち馬が強敵だったし、2着もミッキーポジションだからね。この一戦が強かったのは間違いない。3走前の薫風Sでも東京マイルで47.9-48.8とややハイでしっかりと12.4 - 12.5 - 12.3 - 11.6 - 12.4のL2最速地点で鋭く伸びているので質的に速いラップを踏めているのも強み。スムーズならこの相手でも互角以上にやれる馬のはず。2走前の太秦Sは前半からゴリゴリの流れに入っていきすぎたのもあるし、前走のポルックスSは51.5-49.1なので極端に遅かったのも難しくなった要素だと思う。こういう馬は展開どうこうよりスムーズならというところ、前がぶっ飛ばせば縦長になるのでどこかで外というのは出来ると思う。一発。

△クリンチャー

 ん~ここからは難しいところなんだけど、正直高速ダートで基礎スピード戦となったときにどこまでついていけるかは未知数。ただ、普通にシリウスS組で見れば最上位の競馬をしている。阪神2000で61.3-62.8とかなりのハイから12.4 - 12.5 - 12.4 - 12.4 - 13.1と淡々とした流れで中団馬群の中から窮屈になって待たされながらも捌いて最後までジリジリと伸びてきたからね。割とキックバックそのものは問題なかったし、消耗してのバテ差しで良さがというのは芝と同じだったからね。連下で。

△スワーヴアラミス

 内容的にはペースが上がり切ったときにどうかな?というのはあるが、高いパフォーマンスを見せ続けているのは事実。2走前のポルックスSでは51.5-49.1とスローから12.1 - 12.2 - 12.4 - 12.1 - 12.4と後半のポテンシャル勝負でラストまでラップを落とさず番手から抜け出し完勝。ただドスローで良い位置を取れていたというのもある。今回はペースが上がる可能性が高いし、WASJ第3戦で強い勝ち方をしたけど相手関係を考えるとパフォーマンス的にはそこまででもなかったと思う。

×ローズプリンスダム

 後はさらに難しいところだが、高速ダート自体は得意なローズプリンスダムはここで抑えておきたいかな。別に逃げなくてもいい馬ではある。名鉄杯が3着だが悪くはない。48.6-47.1とバランス的にはスローだが11.9 - 11.4 - 11.5 - 11.6 - 12.6と後半で速いラップを求められたがL1まで差は離されなかった。ここまで超高速化はないと思うし、流れた中である程度の位置を確保できれば。

×ナムラアラシ

 大穴で。内田だけどゴリゴリの流れなら何も考えなくても良いし、鞍上不安はないかな。そのうえで、基本的にエンジンがかかってからがいいタイプで、動き出しが鈍いタイプ。2走前のポルックスSだって突き放されてはいるが51.5-49.1とかなりのスローからの12.1 - 12.2 - 12.4 - 12.1 - 12.4と5F戦で後方外から追走してL1で伸びてきて3着を確保した。またアルデバランS2着が結構良くて、京都1900だが48.6-50.1とハイペースからの12.6 - 12.6 - 12.2 - 12.6 - 12.7とL3最速で後方からバテ差してきてアングライフェンとの差も詰めての2着。高速ダート適性もある程度見せているし、前がゴリゴリに飛ばして消耗すれば基礎スピードをある程度持っているこの馬のバテ差しの出番かなと。

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