ブリーダーズゴールドカップ 2020 予想:本命14レーヌブランシュ

ブリーダーズゴールドカップ2020の予想

門別ダ2000m
馬場想定:稍~重、標準ダート想定
風向想定:南東6m/s想定

展開予想

 サマーチャンピオンは本命のヒラソールが放馬で取り消しとどうにもならず…今回も無料記事として仕切り直してBGCを予想します。馬場は明日は雨が午後から降りそうなので道悪想定で入りたい。風向は南東から6m/s。HSが向かい風、BSが追い風という感じになりそう。

 展開予想だが、プリンシアコメータがひとまず内枠なので出していく。これを見ながら外からマドラスチェックや大外のレーヌブランシュ辺りまで絡む。門別競馬場はコーナーが緩く中央と比較しても比較的緩い部類(南関と比べたらどのコースよりも明確に緩い)。コーナー距離が400mあるので地方競馬だと思わないほうが良い。フルゲート16頭立てというのがその証拠ともいえる。2000mは1角までの距離もかなり長く、割と癖のない舞台。その中でペースはそれなりには上がるだろうがラップが出ないコースなので大体ざっくりで62-64ぐらいじゃないかな。基本はハイペースと見ておく。

予想

◎14レーヌブランシュ
○01プリンシアコメータ
▲09メモリーコウ
△06マドラスチェック
△07シネマソングス
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎レーヌブランシュ

 本命はちょっと悩んだ。が、レーヌブランシュにしたのは前走の関東オークスが強かったことかな。川崎は左回りでもあるし何よりも現存する競馬場で屈指の急コーナー。その点で適性面は別なんだが、それでも63.8-65.6と2秒近いかなりのハイの流れ、14.2 - 12.1 - 12.9 - 13.5 - 12.9とL4の向こう正面からの一気のポテンシャル戦からコーナー減速での再加速でしっかりと直線3列目から抜け出して圧倒してきた。この競馬ができているのは良い材料だし、距離的にもハイペースでも対応はできると思う。

 今回はコーナーが緩い門別2000に替わるので、コーナーでの自然な減速が起こりにくい(ラップが出ないので何ともだが)と思う。その中で外枠で1~2角をどう立ち回るかがカギ。ただコーナーが緩い中でのポテンシャル戦としては京都1800のもちの木賞の内容が良い。51.3-49.7とかなりのスローではあるのだが、12.0 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 12.6とその分仕掛けがきつくてL5最速。ここで好位の中目から3角を通して4角で上手く2列目の内のスペースを拾いながら直線で外。そこから3馬身ほどあった差をL1でしっかりとバテ差して1馬身1/4差も抜け出したのは立派。後半のポテンシャルもしっかりとしているので、これなら外枠から動く形になっても戦えそうかなと。このもちの木賞が結構レベルが高く、上位はまだ走ってなかったり何ともだが4,5,6,7,8着馬まで1勝クラスを勝ち上がっている。この世代の中では結構強い競馬ができていると思うので55kgの3歳馬の斤量も活かして強気の競馬で捻じ伏せてほしいね。

○プリンシアコメータ

 相手はまあプリンシアコメータにした。この馬を本命に、とするにも本命にしたいと思うだけの材料はなかったという感じかな。内枠は良いし包まれてもある程度対応できるし、逃げても良いしという点では今回も…なんだけど、昨年のこのレースでアンデスクイーンに完敗だったのはあるかな。番手から勝ちに行ったところを甘くなったってのはあるんだけど、このパターンはどうしてもこの馬のイメージではある。

 レディスプレリュードを勝った時なんかがイメージで、51.1-50.3とややスローを楽に先行して12.5 - 12.2 - 12.9 - 12.3 - 12.9のラップ推移でL3-2の加速でスッとという感じ。だから勝ち切る時は大井や川崎みたいに向こう正面で分散してもコーナーが急で直線で加速が求められるケースのイメージなんだよね。まあその点で今回は内枠だし自分の競馬ができるし、というところでのフォローはあるけど、どちらかというと複的な軸のほうがしっくりくるので対抗。

▲メモリーコウ

 もう一度強めに狙いたい。前走のスパーキングレディCでも狙ったんだが50.4-50.5と平均で14.1 - 12.1 - 12.7 - 13.1 - 12.6とL4最速からコーナー減速、ギアの上げ下げが求められた中で好位の外からイマイチ動き切れなかった。そういう競馬でももうちょっとやれるかなと思っていたんだけど、京都と違って左回りで急コーナーの川崎だと勝手が違ったかもしれん。

 3走前のマリーンSは内容的になかなか良くて、49.2-50.9とかなりのハイから12.4 - 12.1 - 12.7 - 12.8 - 13.3とL4最速と船橋らしい早めの仕掛けから減速ラップ、という流れでサルサディオーネが逃げ切った形だが、それを好位内目のスペースを詰めて追いかけながら最後までしぶとく食らいついていた。4着以下は千切ったし、3着スマートフルーレが柳都Sでも2着と善戦していて割とやれたなと。今の感じでは惰性で追いかける形のほうが合っているのかなという印象ではあり、2000mへの延長でゆったり目に入りながら3~4角緩やかなところでスピードを殺さずにポテンシャルを引き出し切っての一発に期待かな。

△マドラスチェック

 悪くはないんだけど、関東オークスでラインカリーナに完敗。64.8-65.8とそこまで速いペースではなかったが、14.4 - 12.4 - 13.0 - 13.0 - 13.0とL4最速のポテンシャル戦で逃げるラインカリーナを追いかけに向こう正面で動いてから最後はちょっと甘くなってしまっている。このラインカリーナが基本的にプリンシアコメータに少し見劣る状況なのでこの路線では少し評価を下げたほうが良いかな。連下まで。

△シネマソングス

 距離に関しては正直やってみないと何とも言えん。が、札幌と相性がいいのは結構面白い材料。コーナーが緩いコースという特徴は同じだし、その中で前走なんかは50.4-48.3とかなりのスローから12.6 - 12.1 - 12.1 - 11.7 - 12.4と後半で4Fに分散しつつL2でもう一段の加速、という中で好位外から早めに動いて3~4角で2列目から直線スッと。この感じなら後半型にシフトして良さが出てきているし、L1はちょっと甘くなったので少し気がかりはあるけど今年の出来の良さも含めて抑えておいて損はないかな。

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