ドラクエビルダーズ1を10時間プレイしてみた感想

先日購入したDQB1(ドラクエビルダーズ1)早速遊んでみました。
できればどこにも行かず、ずっとやっていたいほど楽しいです。全てを放棄したいほどの面白さ、こんなにゲームにのめり込んだのはいつ以来でしょうか。

現在1章メルキド編の赤い旅の扉を手に入れた辺りをウロウロしているところ。住人は屋根のない土壁の家にワラのベッドをを敷いて寝ています。

■DQB1では街を作りこむべきではない
DQB1をやってみてまず思ったのは、街を作りこまない方がいいということです。
ブロックを積み重ねるだけでも十分楽しいので、もっといい建材を使って綺麗に街を作りこみたい衝動にかられていますが、DQB2まで我慢します。

たった10時間で何がわかるのと思われるかもしれませんが、DQB2と比べると明らかに操作性が悪いです。とにかく街を作りこむのに時間がかかります。

DQB2の動画を見たあとにDQB1の動画を見ると明確です。そして自分でやってみるとさらによくわかります。

すぐにアイテムがいっぱいになりその管理に時間を取られます。
これがけっこうなストレスです。

DQB2では頭に浮かんだ建造物をスムーズに作り上げるための機能がいくつも追加されています。当然上記の問題もクリアしていて、圧倒的な進化を感じます。
時間をかけて建造物を作り込みたいなら、DQB1はサクッとストーリーをクリアして、DQB2をやり込んだ方がいいという結論が出ました。

■ほどよい戦闘の難易度、続きが気になるストーリー
操作性が悪いといってもそれは進化したDQB2に比べてのこと。
それを補うほどストーリーが面白いです。とにかく先が気になります。ドラクエ1をリアルタイムでやった世代なのでアレフガルドという土地にも思い入れが強いです。

基本的には荒廃した街を復興させるのが目的なのですが、魅力的なキャラが大勢出てきて、いろいろなお使いを頼まれます。まずそれが楽しい。
それをこなしているうちに、なぜこうなってしまったのか、いろいろなことが見えてくるしくみになっています。

1章はチュートリアル的な要素があり、やり方を覚えてもらうためのクエストが多いです。
素材を集めて何かを作ることでできる事が増えていくのが基本で、戦闘による経験値やレベルアップはありません。おそらくそれが最大の魅力でしょうね。

戦闘はあるが、メインの要素ではない。
プレーヤーがストレスを感じないようバランス調整されています。

コマンド入力方式の戦闘はどうしてもブレーキになるんですよ。ストーリーをがんがん進めたい時に限って厄介な敵が出てしまって、興ざめすることが少なくない。
DQBでももちろん敵が出ますが、ナンバリングのようなランダムエンカウントじゃないので、ストーリーを進めたい時は回避することも可能です。戦闘による経験値もないので、無意味なレベル上げも不要です。

戦闘は初期のゼルダみたいな感じ。
自分のアクションも敵のアクションも見てて楽しいので、コマンドバトルのような「早く終わってくれ」感はありません。

戦闘の頻度も、バランスも良いですね。
動画を見る限り、3章あたりからかなり敵が強くなっているような気がします。ラスボスはかなり強いはずですが、その頃には操作も上達してはずなので大丈夫でしょう。

■高さを感じて景色を楽しむ要素も大きい
建材の屋根を手に入れるために、廃墟となった城の屋上に登るシーンがあるのですが、そのイベントでは肝を冷やしました。高いところから落ちるとかなりのダメージを受ける設定で、場合によっては即死級なので慎重にならざるとえません。

朽ちかけている屋根をハンマーで壊す事で素材として手に入れるのですが、叩いた屋根が猛スピードで地上に落下するんです。あれは臨場感があって、本当に恐怖を感じましたね。
他にも高さを感じるシーンが多く、高所恐怖症の僕にはかなりつらいです。
その分高所から見下ろす景色がめちゃくちゃ綺麗です。

いちおうオープンワールドというジャンルに入るのでしょうか?
最近は実写なのかわからないほど高解像度なオープンワールドゲームが多いですが、僕にはこれくらいの可愛いキャラクターと正方形のブロックの積み重ねがちょうどいいです。オープンワールドゲームにありがちな、何をやればいいのかわからなくなるということもあまりありません。

けっこうやりましたがまだ1章の半分もクリアしていません。かなりのボリュームです。要領はよくないので多分ストーリーのクリアに50時間以上かかるでしょう。
ようやく操作にも慣れ始めたので、どんどんストーリーを進めるつもりです。
他のゲーム全てを積みゲーにしてしまうほど楽しいです。

無料体験版もありますので、もし興味を持たれた方はそちらをどうぞ。


ありがとうございます。有意義なことに使います。