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FXは放置で稼げる?放ったらかしで利益を上げるトレード手法を解説!

FXは通常、相場の動きを見ながら取引しますが、社会人や主婦など多くの方はそうした時間を確保するのが大変です。
ほったらかしで稼げる手法があれば、ぜひ知りたいと思っている人はたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、FXを限りなく放置して稼げる可能性のある方法をいくつかご紹介いたします。

もちろん誰でも絶対に稼げる方法は中々ありません。
しかしチャートに張り付いて頻繁な取引を繰り返すより、いっそ放置しておく方が良い結果になることも往々にしてあるものです。

また、通常の取引に加えて「ほったらかし」の運用に資金を割り振るのも、リスク分散になるでしょう。
特に初心者の方は、いきなり自分の裁量で資金の全額を運用するのではなく、以下で紹介する放置型の手法を積極的に取り入れてください。


FXは放置でも稼げるのか?

結論から言えば、FXは放置していても稼ぐことが可能です。
と言うより、投資家の多くは何かしらの形で取引の放置や自動化を図っています。

小さくは指値でのエントリーや損切りの注文でも、設定した後は「放置」となるでしょう。
それより高度な仕組みによる自動化も可能ですし、誰かに資金を預け、代わりに運用してもらうことも可能です。

ただ一般的にそうした「放置」には、大きな資金や手数料が必要となり、専業でもない投資家にとっては大きな負担になります。
しかしFXでは無料、もしくはごく少額でそれを可能にする仕組みがあるのです。
初心者の方こそ、そうした方法を試してみましょう。

初心者こそ「ほったらかし」が良い理由

FXの大原則は「安く買って、高く売る」か、「高く売って、安く買う」ということです。
たったこれだけのシンプルな話のはずなのに、一向に利益が出なかったり、みるみる資金を減らしてしまう人がいます。

なぜならそういう人は、利益の出ない余計なトレードをしてしまうからです
当然ですが、何も売買しなければ、利益が出ない代わりに損失も生まれません。
大事なことは、しっかりとした見通しが立つまで、余計なトレードはしないことです。

特に初心者の頃は相場の見極めが十分できていないため、小さな値動きも敏感に反応してしまいます。
エントリーに向かない所でエントリーし、決済に向かない所で決済してしまう。
結果、損失を出しながら毎回のトレードが終了する、ということを繰り返すのです。

たとえ使える時間中、ずっとチャートに張り付いてあれこれ考え続けても、かけた時間と利益が釣り合いません。
むしろ、見ている時間が長いほど、損失が大きくなってしまうこともあるでしょう。

精度の低い取引を繰り返すと資金はジリジリ減っていきます。
それならいっそチャートに張り付く時間をなくし、思い切って放置してみた方が良いでしょう。

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FX放置で稼ぐトレード手法

実際に放置しながら稼げる可能性のある手法は、下記のようなものがあります。

  1. スワップポイント

  2. アービトラージ

  3. スイングトレード

  4. コピートレード

  5. 自動売買

これらはいずれも数千円程度から始めることができるので、興味のあるものを試してみましょう。

放置①スワップポイントで稼ぐ

スワップポイントは通貨ペアの双方の金利差を元に、その調整分としてもらえる収入のことです。
具体的には金利の高い通貨を買って、それより金利の安い通貨を売ったとき、金利の差額をもらえます。
その逆に、金利の高い通貨を売って金利の安い通貨を買った場合は、差額を支払わなくてはなりません。

つまりスワップポイントでの放置とは、金利差のある2つの通貨を探し、高金利の通貨を買っておくという方法です。
スワップポイントは、ポジションを持っている限り毎日もらえるので、定期的に安定した利益が得られます。

1日ごとにもらえるスワップポイントは、それほど大きな金額ではありません。
スワップポイントで人気があるのが、トルコリラや南アフリカランドですが、それぞれ1万通貨当たり50円〜100円程度。
しかし、1日100円の受け取りであっても、1年間に渡って保有すれば3.65万円になります。
ですから長期に渡ってポジションを保有するのがおすすめです。

スワップポイントで稼ぐには、同じ通貨ペアで、より高額の設定がされているFX業者を選びましょう。
数円〜10円程度の違いでも、年間で考えたら大きな差になります。

スワップポイントの運用は、1回その通貨を買ってしまえば、後はひたすら放置しておくだけ。
チャートを見る必要はありませんし、売買をする必要もありません。

リスクは、スワップポイントがマイナスになったら、資金が減ってしまうこと。
さらに、そもそも外国為替である以上、通貨として安くなってしまったらスワップポイントの利益も相殺されてしまいます。
それどころか利益が消し飛んで大きな損失を出す可能性もあるので、定期的に相場を見て、状況が悪いようなら決済してポジションを手仕舞うことも必要です。

放置②アービトラージ(両建て)で稼ぐ

スワップポイントと極めて近いのが、アービトラージで稼ぐという方法です。
アービトラージでは、スワップポイントのリスクである「スワップポイントがマイナスになったら」「通貨安になったら」資金が減ってしまうという、2つの問題を解決します。

具体的には、先ほどのスワップポイント狙いでは高金利側の通貨のみを買ったのに対し、アービトラージでは低金利側の通貨も同時に買うのが違いです。
これにより、相場がどちらに動いても損益は相殺されて、プラスマイナス・ゼロになります。
つまり「両建て」により、為替変動によって損失が出るリスクを無くせるのです。

アービトラージを行う場合、2社のFX業者に取引口座を作ります。
そして買う側(受け取り)はスワップポイントが高い業者を、売る側(支払い)はそれより安い業者を選ぶのがポイントです。
そこで売りと買いの注文を同時に出し、両建ての状態にすれば準備完了

例えば、トルコリラ/円でスワップポイントを狙う場合を見てみましょう。
A社でトルコリラを買って、そのスワップポイントの受け取り金額が100円だったとします。
かたやB社でトルコリラを売り、そのスワップポイントの支払い金額が70円でした。
この場合、A社との差し引きで1日に30円の利益が出るということです。

A社のみで単独のスワップポイントを狙った場合の金額に比べると、100円が70円になるため、利益率は下がってしまいます。
しかし為替変動の影響を無くせるメリットは大きいです。
また、レバレッジをかければ利益額は増やせます。
さらに、チャートの動きに一喜一憂する必要がなくなるメリットも大きいでしょう。

なおFX業者によってはこうした両建てを禁止している場合もあるので、事前に確認してください。

放置③スイングトレードで稼ぐ

完全放置というわけにはいかないまでも、毎日チャートを見るまでの必要性はないと言えるのが「スイングトレード」です。

スイングトレードは、数日間〜1,2週間程度ポジションを持ち続け、デイトレードなどに比べてより大きな利益を狙っていく手法です。
その間、特にやることはなく基本的にほったらかしになるので、余計な時間や手間がかかりません。
もちろん短期的な値動きを気にする必要もないため、ストレスとも無縁です。

ただし、スワップポイント狙いやアービトラージと違い、テクニカル分析などで相場を読む必要があります。
そのため、1から10まで何でもお任せというわけではなく、一定の知識や経験は必要になるでしょう。

なお、スイングトレードでも、スワップポイントは発生します。
一定期間ポジションを持つのが前提ですから、スワップポイントの条件次第ではパフォーマンスにも影響が出ることになり、軽視はできません。
金利の高い通貨を買うなら、受け取り金額が高いFX業者を、売りで入るなら支払い金額が安い所を選びましょう。

うまくハマれば、スワップポイントを稼ぎながら、同時にスイングトレードでも含み益を伸ばしていくことが可能です。

ただし、高金利通貨にありがちな値動きの激しい通貨ペアを選ぶと、結局は相場を見ざるを得ません。
より放置で進めたいなら、値動きが安定しているものを選びましょう。
おすすめは、ドル/円・ユーロ/円・ユーロ/米ドルなど、取引量が多くおかしな動きの少ないペアです。

スイングトレードは、ある程度の期間ポジションを持つことで、大きなリターンを可能にします。
その代わりマイナスも大きくなる可能性があるので、損切りは確実に設定しておきましょう。

放置④コピートレードで稼ぐ

コピートレードは、ミラートレードやソーシャルトレードとも呼ばれ、誰か他の人のトレードをそっくりそのまま再現します。
コピー元は、経験豊富なトレーダーであり、自分の実力をはるかに超えたレベルの取引がすぐにできるのがメリットです。

コピートレードは初心者でも安心

FXについての知識がなくても、全く問題ありません。
最初に設定を済ませてしまえば、あとは全自動で取引が行われます。

コピー元のトレーダーがエントリーしたタイミングで自分の口座にもポジションが立ち、コピー元のトレーダーが決済したタイミングで、自分の口座でも利益や損失が確定します。

やることは何もなく、時々、収支の状況を確認するだけ。
トレーダー自身が利益を上げないと困りますから、手を抜かれてしまう心配もありません。

コピートレードは海外のFX業者を使う

コピートレードを使うには、提供している業者からレンタルする方法と、自社で用意しているFX業者を使う方法の2つがあります。

レンタルの場合、利用するために割高なコストがかかってしまうのと、その業者を信用して良いのか不透明な場合があるのがデメリットです。
一方、FX業者が自社で提供しているサービスの方は、まず金融業者としての信用があります。
そして利益を出すのは本業であり、コピートレードはあくまで追加サービスですから、レンタル業者よりも安く利用できるのがメリットです。

ただし国内では金融庁の規制により、FX業者がコピートレードを提供することはほとんどありません。
そのためコピートレードを利用するなら、海外のFX業者を使うことになります。

その場合、日本語表示やサポート体制なども併せて検討することになり、選択肢は限られてくるでしょう。

選ぶ時に注意すべき点

コピートレードにはたくさんの選択肢があるので、信頼性の高い相手を見極めることが大事です。
そこで選ぶ時に注意すべき点をお伝えします。

まずバックテストの成績を確認しましょう。
バックテストとは過去の運用結果のことで、これがきちんと公開されていないものは論外です。

長期的に利益が出ているかはもちろんですが、その途中で大きな損失を出していないかも重要です。
大きな落ち込みがあると、そこでロスカットされてしまう危険もあります。
またカスタマイズ性が高いと、自分に合った資金管理がしやすくなるので、設定にこだわりたい人にはおすすめです。

なおFX業者によっては、複数のトレーダーを同時にコピートレードすることも可能です。
その場合、異なる特徴や傾向を持ったトレーダーを組み合わせ、短所を補い合うように設定しても良いでしょう。

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放置で稼ぐなら自動売買も視野に入れる

ここまでFXを放置で稼ぐための、4つの手法を説明してきました。
最後に「自動売買」を解説します。

自動売買ツールとは?

自動売買は、文字通り設定されたプログラムに従い、システムが全自動で取引を代行してくれるサービスです。
トレーダーの行動を再現するコピートレードでは、人の目や手など、いわゆる「裁定取引」の余地が残ります。
しかし自動売買ではトレーダーの介入が存在しないため、それがメリットにもデメリットにも反映されるのが特徴です。

自動売買も、もともとはトレーダーが裁量取引で行っていたものをルール化したものになります。
チャートがどの状態になったら買い、どう変化したら売るのか?
その行動基準を明確にしてプログラムし、同じ挙動がいつでも再現できるようにしているのです。

プログラム化させる過程では、過去のチャートでどれだけのパフォーマンスを出したか、その推移や成績も確認できます。
そこからフィードバックさせることで、よりルールを緻密なものにしていけるのも自動売買の優位性です。

自動売買ツールのメリット

まず使う方の利便性から見てみましょう。

コピートレード同様、最初に設定をしてしまえば後は自分ではやることはありません。
自動売買のシステムが常に相場を監視し、与えられた条件が満たされたらその場で注文を行ってくれます。
そのためチャートを見ている必要はなく、完全にお任せ状態で取引をほったらかしにできます。

人間が行うトレードでは、どんなにシステム的にやろうと思っても、どうしても感情や予感など裁量的な要素が混じってきます。
迷いがあるとどうしても判断がブレ、取引のタイミングが分からなくなったり、損切りを先延ばししてしまうなどの影響が出るでしょう。

自動売買を使えば、大事なタイミングを見逃したり、誤発注してしまう危険もありません。
何かと考え込んでしまいがちな人は、いっそ、こうした自動ツールにお任せしてしまうのがおすすめです。
とくに初心者の場合、相場に流されて無理のある注文をしてしまうことが多いので、自動売買ツールの利用も検討しましょう。

自動売買ツールのデメリット

このようにメリットの多い自動売買ツールですが、それが逆に作用するとデメリットにもなってしまいます。

まず人間的な裁量をなくすことで安定した取引が可能になりますが、それは同時に相場の変動に対し、柔軟な対応ができなくなるということです。
自動売買で使われているプログラムは過去のチャートを基準にしているので、新たなパターンに対しては無力となってしまいます。
また明らかに特定の傾向が出ている場合も、それがプログラムに記述されていなければ、みすみすチャンスを逃してしまうでしょう。

チャンスを逃すだけならまだしも、大きな損失を出してしまうと「自分の目で見ていれば良かった」という結果になってしまいます。
相場がプログラムにとって想定外になった場合、一定のリスクを抱えることになるのです。

また、自分ではやることがないのもメリットですが、全てがお任せになってしまうので自分ではやることはありません。
判断はシステム任せになるので、初心者が自動売買取引だけを続ければ、自分のトレーダーとしての知識やスキルがアップしないという点もデメリットになるでしょう。

FX自動売買の種類

自動売買には、大きく分けて次の4種類があります。

  1. 選択型

  2. 自己設定型

  3. リピート注文型

  4. 開発型

それぞれに特徴があるので、好みやトレードスタイルによっても、相性の違いがあるでしょう。

①選択型

もっとも導入しやすい自動取引が「選択型」です。
「ストラテジー選択型」とも呼ばれ、ミラートレードと同じく、用意されたプログラムの中から使いたいものを選んで自分の口座に紐付けます。

使いやすいのは、取引プラットフォームやFX業者がサービスで用意しているものです。
他に第三者が販売やレンタルしている自動売買ツールもありますが、初心者にはハードルが高いでしょう。

取引プラットフォームとしては、例えば代表的なMT4やMT5には、当初から自動売買ツール(EA)が搭載されています。
MT4の場合「ナビゲータウィンドウ」から選択しましょう。

FX業者が用意している場合、過去の成績などがより詳しく公開されていることもあるので、参考にできます。

②自己設定型

自己設定型は「ストラテジー自己設定型」とも呼ばれ、カスタマイズ性の高い自動売買ツールです。
プログラミング技術がなくてもオリジナルのツールを作れることがメリットです。

先ほどの選択型は選ぶだけで済むので初心者向けでしたが、自己設定型はトレーダー側で手を加えることになるため、中級者以上の人が対象になります。

自己設定型では元になるプログラムのテンプレートを選んだ上で、テクニカル指標などを使って、自動売買のルールを設定します。
設定自体は条件を登録するだけなので難しくはありませんが、その詳細を決めるためには、FXに関する深い知識や経験が必要です。

またテンプレートなどの環境はFX業者が用意しますが、実際にこのサービスを提供している業者は、それほど多いとは言えません。

③リピート注文型

利用者側に難しい設定作業がなく、多くの種類から選ぶ必要もないため、導入における悩みが少ないのがリピート型です。

リピート型は、値幅を決めた取引を何回も繰り返すことで利益を得ていきます。
例えば「1ドルが109円になったら買い111円になったら売る」、「1ドルが110円になったら買い112円になったら売る」というように、連続的な設定をしておくのです。

仕組みとして分かりやすく、利用者側はいくつかの簡単な設定をするだけで良いので、初心者向きのシステムです。
また広い価格帯に網をかけていくので、運用はある程度中長期になります。

リピート注文型は、自己設定型同様、ベースとなるシステムをFX業者が用意します。
そのため自己設定型の一種という見方もできます。
しかし初心者向けに調整されていたり、サービスの目玉として特定の名称を付けてアピールするなど、独自の存在感を発揮しているのが特徴です。

④自己開発型

最後にご紹介するのが自己開発型、もしくは「ストラテジー開発型」と呼ばれるタイプです。

ここまでのツールが全て、何かしら元となるベースやテンプレートがあるのに対し、自己開発型ではゼロから自分で組み立てます。
具体的にはMT4の環境を利用し、EA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれるツールを作るのです。

自分で考えたトレードルールをプログラミングするので自由度が高く、細かい設定にも制限がないため、思い通りの取引ツールを開発できます。

ただしその分難易度が高いので、初心者向きではありません。
まずはプロが作ったツールを使える、選択型の利用から始めましょう。

FX自動売買ツールの選び方

このように、一口に自動売買ツールと言っても様々なタイプがあります。
多くの候補の中から初心者が自分に合ったものを選ぶためには、どのようにしたら良いでしょうか?
ここでは自動売買ツールを選ぶ際に重視した方がよいポイントを、いくつかご紹介いたします。

  1. 余計な手間がかからないか

  2. リスクやトレードの実態が想像できるか

  3. 信用できる業者が提供しているか

  4. 無料でも使えるか

  5. 自分の投資スタイルと合っているか

  6. テスト結果をチェックしよう

余計な手間がかからないか

運用を始めれば「ほったらかし」のツールでも、始めることが難しければ、そもそも導入の時点でつまづいてしまいます。
そのためできるだけ手間のかからないものが望ましいでしょう。

大きな分類としては選択式ですが、一般的にMT4に搭載されているものはサポート面では不安が残ります。
それよりはFX業者が提供しているツールの方が何かと安心できるでしょう。

リスクやトレードの実態が想像できるか

その自動ツールにどのようなデメリットやリスクがあるか、理解できるかどうかもポイントです。
実際に詳しいルールまで全て把握する必要はありませんが、全く分からないまま導入して思わぬ失敗が出ても、後から取り戻しはできません。
例えばリピート系のツールであれば、どのようなトレードが行われるか想像しやすいでしょう。
また特定のテクニカル指標を使う場合は、どのような特性をもった指標なのか、軽く勉強しておくのがおすすめです。

信用できる業者が提供しているか

自動ツールの提供元は、国際的に有名な企業から個人の開発者まで様々です。
中には詐欺的なツールを高額で販売している業者もいます
利用においては、その提供者が本当に信用できる相手かどうかを見極めなくてはなりません。

信用は単にツールの性能的なものだけではなく、経営的な安定度も重要です。
途中で倒産したりサービスがなくなったりしては、意味がありません。

事業者としての過去の経歴や、利用者がどれくらいいるかなど、分かる範囲で調べてみましょう。

無料でも使えるか

自動ツールには、無料で使えるものと料金がかかるもの、2種類があります。
機能や性能に優れたものは有料で提供されていることが多いのですが、初心者がいきなりそこに手を出すのは尚早でしょう。
設定が適正にできず、使いこなせない可能性もあります。

少なくとも慣れるうちは無料で使えるツールを使い、それに飽きたらなくなったら、有料を探してみても遅くはありません。

自分の投資スタイルと合っているか

多くの中から選ぶのであれば、どうせなら自分に合ったスタイルのものを探しましょう。
大きめの元手でコツコツ積み上げていく堅実なものが良いのか、少ない予算で多少のリスクがあってもリターンを狙うのか。

例えば数ヶ月や1年単位で結果が出れば良いのなら、時には取引が発生しない期間もあるツールでも問題ありません。
しかし短期ですぐに結果を得たいなら、取引回数の多いものが良いでしょう。

テスト結果をチェックしよう

売買ツールの特性は、過去のテスト結果を見ればある程度分かります。

テストにはバックテストとフォワードテストの2つがあり、うち過去の相場データを元にしてシミュレーションしたものがバックテストです。
ここで分かるのは勝率や収益率、収益が落ち込んだ場合のレベルなど。
テスト期間は長いほど、テスト回数は多いほど、信頼できます。

ただこの結果は、改ざんしようと思えば可能ですし、たまたまその期間に結果が出ただけかもしれません。
そこで必要なのがフォワードテストです。
フォワードテストは実際の相場における成績結果で、バックテストと違って改ざんはできないので信頼性が高まります。

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