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FXの期待値とは?計算方法や使い方、期待値を向上させる手法を徹底解説

「このままトレードを続けて本当に利益を出すことができるのだろうか?」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで重要になることが、自分のトレード手法の期待値を理解することです。
なぜなら、自分のトレード手法の期待値を理解することで、自分の手法やルールの良し悪しを客観的に判断するができ、勝つ確率の高いトレードができるからです。

当記事では、FXの期待値の計算方法や使い方、期待値を向上させる手法を解説します。
この記事を読むことで、期待値について理解できて、FX初心者でも期待値の高い効率的なトレードをすることができます。


FXの期待値とは?

FXの期待値とは、1トレードあたりで稼げる額の平均値のことです。

例えば、50回トレードを行い、合計50万円の利益を出したとします。
この場合、あなたトレード期待値は50万円 ÷ 50回で1万円となります。
もちろん、毎回1万円の利益を出せるというわけではありませんが、平均すると1万円の利益を出すことができるということです。

逆に、50回のトレードを行い、合計-50万円の損失を出したとします。
この場合、あなたのトレード期待値は、50万円 ÷ 50回でマイナス1万円となります。

毎回、損失を出せるというわけではありませんが、平均すると1トレードあたりマイナス1万円になるため、長期的に見ると損失がどんどん膨らむということが考えられるのです。

期待値は、FXのトレードで利益が得られるかどうかの基準値になるので、利益を出しているトレーダーは絶対と言っていいほど参考にしている数値です。
期待値が0を超えている場合は、利益を出せる可能性が高い手法だと言えます。
逆に、期待値が0を下回っている場合は、損失が拡大していく可能性が高いと判断できます。

期待値を把握する重要性

FXにおいて期待を把握する理由は、自分の手法やルールの良し悪しを客観的に判断することができるからです。
期待値を把握せずに、トレードを継続してしまうと利益を出せずに退場せざるを得なくなる恐れがあります。
実際に、期待値が0を下回っているトレードをしているのに、それを知らずにトレードを継続している方もたくさんいます。

期待値が0を下回っているものの典型例が宝くじです。

宝くじは、1枚300円程度のお金で数千万、数億円という大金を手に入れる可能性を秘めている商品です。
しかし、そんな夢の宝くじの期待値は48%(100%が期待値0)しかありません。

ということは宝くじ1枚300円を買って得られる期待値はわずか144円。
つまり、宝くじは144円の価値のものを300円払って買っているわけですから、買えば買うだけ損をするということです。
確かに、300円が数億円になった方もごくわずかいますが、ほとんどの人は損しかしません。

このように、期待値を把握していなければ、やればやるだけ損をしているという事実に気付かずに破産してしまう可能性があるのです。

FXでもそれは同じことが言えます。
期待値がマイナスなのに、自分の手法やルールは正しいと思い込んでトレードを継続して、どんどん損失が膨らんでいくということも珍しいことではありません。

逆に、自分の期待値を把握しておけば、期待値がマイナスの状況でトレードすることはせずに、トレード手法の改善やルールの見直しをして負けないトレードをすることができるのです。

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期待値の計算方法・計算事例

では、実際に期待値の計算方法をご紹介します。

期待値 = (勝率) × (勝ちトレードの平均利益) – (負率)× (負けトレードの平均損失)

例えば、勝率が50%で、勝ちトレードの平均利益が20pips、負けトレードの平均損失が10pipsの場合の期待値を求めていきます。

50% × 20pips – 50% × 10pips = 5pips

期待値が0を上回っているため、利益が出やすいトレードをしていることがわかります。

逆に、勝率80%で、勝ちトレードの平均利益が10pips、負けトレードの平均損失が50pipsの場合の期待値を求めていきます。

80% × 10pips – 20% × 50pips = -2pips

勝率が80%と高いので、勝っているように見えても平均損失が大きいことで、トータルで損をしていることもあります。

期待値を利用したトレード計画の立て方

では、実際に期待値を利用したトレード計画の立て方をご紹介します。

FXでは、エントリーから決済まで全て自分で決めるので、計画に基づいたトレードをすることが大切です。
期待値を利用することで、トレードの計画を立てやすくなるので、実践してみてください。
トレード計画は以下の3ステップで進めていきます。

  1. まずは目標設定をする

  2. トレードの期待値を計算する

  3. 期待値から逆算してトレード計画を立てる

まずは目標設定をする

まずはFXにおける目標設定をしましょう。
FXにおける目標とは、具体的にどの程度の期間でどの程度の利益を達成したいか、そして、そのためにどれくらいの資金を用意できるかを明確にします。

目標が高すぎるとかなり無茶なトレードをすることになるので、あまり無茶な目標を設定しない方が良いかもしれません。
「FXに使えるお金が10万円しかないのに、毎月100万円を稼ぎたい」といった目標設定をするとかなりリスクを追わないといけなくなるので気をつけてください。

例えば、「資金100万円で、毎月10万円稼ぎたい」といった無理のない目標設定するようにしましょう。
目安としては資金に対して月利10%も稼げたら優秀なトレーダーです。

トレードの期待値を計算する

目標設定をしたら、トレードの期待値を計算していきます。
FXの経験者であれば、今までのトレード実績から計算すれば簡単に期待値を算出することができます。

期待値 = (勝率) × (勝ちトレードの平均利益) – (負率)× (負けトレードの平均損失)

この計算式をもとに自分の期待値を計算してみましょう。
仮に勝率50%で、利確ラインを10pips、損切りラインを5pipsのトレードを行うというルールを設定したとします。

0.5(勝率)× 10pips – 0.5(負率) × 0.05 = 2.5pips

期待値が0を上回っているため、このルールを継続できれば利益を出せる可能性が高いということがわかります。

しかし、FX未経験の方は、そもそもトレードを行ったことがないため期待値を算出することができません。
そのため、FX未経験の方は、FXのデモトレードで実践して自分のトレードのデータを集める必要があります。
ある程度、データが集まったら、先ほどご紹介した計算方法を元に自分の期待値を求めてみましょう。

期待値から逆算してトレード計画を立てる

求めた期待値から逆算をして、具体的なトレード計画を立てます。
期待値から自分の目標を達成するための最適なレバレッジや取引回数、取引数量が明確になります。

例えば、「資金100万円で1ヶ月に10万円を稼ぐ」という目標で、期待値をデイトレードで10pipsと設定したとします。

FXは平日しか取引できないため、1ヶ月でトレードができるのはおよそ20日です。
目標金額が10万円なので、単純計算で1日に約5,000円の利益を出さなければなりません。
FXのトレードの期待値が10pipsなので、1日5,000円の利益を出すためには約500万円分の取引をする必要があります。
資金が100万円なのでレバレッジが5倍となります。

このように、FXの目標と期待値を設定すれば、今後のトレード計画が明確になるので、冷静に取引することができるはずです。

FXトレードの期待値を高める方法

FXでは、創意工夫によって期待値を高めることが可能です。
期待値を高めることで精神的にも安心してトレードすることができますし、効率的にお金を稼ぐこともできます。

以下の3つのステップで期待値を高めていきましょう。

  1. 期待値1以上を目指す

  2. トレードルールを作る

  3. 期待値からトレード手法を改善する

期待値1以上を目指す

トレードの期待値は1以上を目指しましょう。
期待値は0が基準となり、0を越えれば利益を出せる可能性が高い手法であり、逆に、0を下回っている場合は、損失が拡大していく可能性が高いと判断できます。

期待値が0を超えられていれば手法として問題はありませんが、安定したトレードをするためには、ギリギリ0を超える程度ではなく1以上は必要でしょう。

期待値が低い状態だと、利益を上げるためにたくさんのトレードをしなければいけません。
回数が増えるとその分、精神面での負担も増えますので、期待値が高いに越したことはありません。

ちなみに、筆者自身も過去に期待値0.5程度のトレードをしていました。
期待値はあくまで長期的に見て、1トレードあたりで稼げる額の平均値のことなので、最初から利益が出ることもあれば、利益が出るまでに時間がかかることも当然あります。
ただ、当時の私は利益が出るまでの我慢の時期に耐えられずに大きな損失を被った経験があります。

長期的に期待値を追うことができるメンタルを持っていれば期待値がギリギリでも耐えられると思います。
しかし、投資初心者の方にとっては0をギリギリ超える期待値は耐えられないはずです。

メンタルが弱いと思う方は特に、期待値1以上を目指すことをオススメします。

トレードルールを作る

期待値を高めるためには、常に同じ基準でトレードしなければいけません。
なぜなら、トレード毎に手法を変えていては、正確な期待値を算出することができないからです。
具体的には、「どんな条件でエントリーをするのか」、「どんな状況になったら利確をする、損切りをする」というのを明確にして、それを徹底します。

実際に筆者自身も、FX初心者の頃はトレードルールが定まっていないことが原因で、コツコツ積み上げた利益を1回のトレードで失った経験があります。(コツコツドカン)
損切りラインに到達したのにも関わらず、今回のトレードは自信があるからという理由で損切りせずにポジションを保有し続けたのです。
その結果、どんどん損失は膨らんでいき、損切りのタイミングを見失って今までの利益が全てなくなってしまうという大失態を犯しました。

期待値はあくまで常に同じルールでトレードした場合の数値なので、少しでもルールを破ってしまうと、その期待値は崩れてしまいます。
自分だけのトレードルールを作り、常に同じ条件で期待値を追ったトレードをするようにしましょう。

期待値からトレード手法を改善する

トレードルール通りにトレードを繰り返すことで、手法の傾向が見えてきます。
勝っているところの共通点と負けているところの共通点、それぞれが見つかるはずです。
これまでの利確ラインや損切りラインを見直して、無駄なエントリーを削除していきます。

トレード手法の改善は期待値を高めるために最も重要なポイントと言っても過言ではありません。
私も期待値のことを知り、トレード手法の改善を行なった結果、期待値を高めることができ、安定して利益が出せるようになりました。

具体的に行なった改善とは、「エントリーポイントの見直し」と「利確ラインと損切りラインの見直し」です。
私は、自分のメンタルが強くないということを理解していたので、勝率を高くすることと、利確と損切りをできるだけ早くして長くポジションを持たないということを心がけてしました。

このように、自分の性格や期待値からトレード手法の改善をすることで、より高い期待値のトレードが徐々にできるようになります。
常に期待値を意識しながら、トレード手法の改善をしていきましょう。

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