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海外FXにおける早朝スプレッドとは?原因と対策を徹底解説

「早朝にトレードしたいけど、スプレッドの幅が大きくて心配。」
「スプレッドの幅が広くなったり狭くなったりする仕組みが分からない。」

あなたはこのような悩みを持ってはいませんか?

FXには早朝にスプレッドが広くなる時間帯があります。
スプレッドとは売値と買値の差のこと。

実質的には、スプレッドはFX取引の手数料といえます。
トレードするなら安く抑えたいですよね。

本記事では、スプレッドが広くなる早朝スプレッドが変動する原因とその対処法を解説しています。
また、早朝の窓開けを利用したトレード戦略も紹介します。

この記事を読めば、スプレッドが変わる原理を理解し、早朝に行うトレードの戦略を立てる際の参考になるでしょう。
朝方にトレードをする方は、本記事をチェックして早朝スプレッドについて理解を深めましょう。


海外FXにおける早朝スプレッドとは?

早朝スプレッドとは、早朝にほかの時間帯よりも広がったスプレッドのことです。
日本時間午前4時~8時付近ではスプレッドが広がるので、取引手数料が高くなります。

早朝特有のスプレッドの広がりには、市場の状況やFX業者側の事情など様々な原因があるのです。

まずは、なぜスプレッドが変動するのか理解しましょう。

スプレッドが変動する3つの原因

スプレッドが変動する原因は主に以下の3つがあります。

  1. 取引量が少ない

  2. FX業者が対応しきれない

  3. FX業者のカバー先が少ない

この3点をおさえることで、なぜ早朝にスプレッドが広がるのかを簡単に理解することができます。

①取引量が少ない

取引量が少ないと、スプレッドは広がりやすいです。
これが早朝にスプレッドが変動する最大の原因といえるでしょう。

取引量が少なくなると、通貨の買い手と売り手をマッチングさせることが難しくなるため、その分手数料が高くなりやすいのです。

日本時間の早朝は東京やヨーロッパ、アメリカという主要なマーケットにおいて一斉に取引が少なくなる時間帯です。
日本時間午前9時頃になると市場参加者が増えてきて、元のスプレッドに戻っていきます。

ちなみに筆者がオススメしているXMとBigBossは全世界で利用ユーザー非常に多いFX会社です。取引量が多く、スプレッドも開きにくいので要チェックです!

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②FX業者が対応しきれない

レートの変化にFX業者が対応しきれない時にもスプレッドが広がります。
重要な経済指標の発表時には売買注文が相次いで入るため、約定に時間がかかり通常より多くの手数料がかかります。

FX業者によって約定力に違いがあるので、なるべく約定力の高いFX業者を利用する方が良いでしょう。

③FX業者のカバー先が少ない

FX業者の「カバー先」が少ない場合もスプレッドが変動しやすいです。

カバー先とは、FX業者が表示する為替レートを受け取っている金融機関のこと。
主に銀行がカバー先となっています。

カバー先が多ければ多いほど取り扱う為替レートが多くなるため、スプレッドが急激に変動する可能性は低いです。
逆に、カバー先が少ないFX業者は限られた為替レートしか扱えないので、スプレッドの変動が起こる可能性が高くなります。

早朝スプレッドの対処法3選

ここまで、スプレッドが広がる原因を解説しました。
続いて、早朝スプレッドの対処法を3つご紹介します。

  1. スリッページを設定する

  2. ECN口座を使ってトレードする

  3. 窓埋めトレードを狙う

早朝スプレッドの対策を学び、日々のトレードに活かしていきましょう。

①スリッページを設定する

不利なレートで約定されることのないように、許容するスリッページの幅をあらかじめ設定しておきましょう。

スリッページとは「レートの滑り」を意味しており、注文レートと約定レートの乖離のこと。
スプレッドが広がっている時はスリッページが発生しやすいです。

スリッページが起きると、エントリーした瞬間に不利な状態から取引が始まることになります。
スリッページの幅をあらかじめ設定して、想定外の約定を防ぎましょう。

②ECN口座を使ってトレードする

ECN口座を使えば、早朝スプレッドの広がりによるリスクを抑えることができます。

STP口座と比較して、ECN口座はスプレッドが狭く設定されています。
そのため、スプレッドが広がっても影響は少ないでしょう。

ただし、スプレッドとは別に取引手数料がかかる海外FX業者が一般的です。
取引手数料は忘れずにチェックしてください。

③窓埋めトレードを狙う

勝率が高いといわれている「窓埋めトレード」を狙うのも一つの手です。

相場における窓とは、前日の終値と当日の始値とのレートの間にできた差のこと。
チャートに空間ができることから、金融業界では窓ができることを「窓が開く」と表現しています。

窓が開いた場合、その開いた窓を閉めるように相場が動きやすいという傾向があります。
そのため、勝率の高い手法として窓埋めトレードという手法が確立されているのです。

窓埋めトレードで高い勝率を出すことができれば、スプレッドの広がりによるリスクも低減可能でしょう。

DMM FXのようにスプレッドの広がりが短時間で大きく改善するFX業者も

FX業者によって、早朝スプレッドの広がりが通常に戻るまで時間差があります。
国内FX業者のDMM FXやGMOクリック証券などは、早朝スプレッドの広がりが30分程度でほぼ通常通りのスプレッドまで戻るようです。

朝の時間帯にトレードをしたいという方は、使っているFX業者のスプレッドが元に戻るまでの時間を確認しておきましょう。

まとめ:早朝スプレッドは最も変動しやすいので注意してトレードしよう

早朝スプレッドは取引量が少なく、流動性が低いので最も変動しやすいです。
どうしても早朝でないとトレードできない方や窓の開きを利用したトレードをしたい方は、十分に注意をした方が良いでしょう。

早朝スプレッドで思わぬ損失を出さないための対処法としては、スリッページの設定やECN口座を使う方法があります。

また早朝スプレッドが元通りのスプレッドに戻るまでの時間は、FX業者によって違いがあるのでチェックが必要です。

早朝は窓埋めトレードといった勝率の高いトレードをするチャンスでもあります。
早朝にトレードに挑戦するという方は、スプレッドの広がりに注意しつつ、利益を出せるよう頑張りましょう。


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