MT5を使うべき?MT5とMT4の違いを7つの項目で徹底比較
MetaTrader(メタトレーダー)は高性能なFX取引ソフトとして全世界で人気です。
そんなメタトレーダーですが、MT4(MetaTrader4)とMT5(MetaTrader5)という2つのバージョンが存在します。
しかし「MT4とMT5の違いや選び方がわからない」という声をよく聞きます。
この記事では、MT4とMT5の違いをわかりやすく解説しています。
また、違いを踏まえた選び方や、MT4・MT5が使えるオススメのFX会社も紹介していきます。
MT4とMT5とは?
MT4(MetaTrader4/メタトレーダー4)とMT5(MetaTrader5/メタトレーダー5)はロシアのソフトウェア開発会社「MetaQuotes Software Corp.(メタクオーツ・ソフトウェア社)」が提供しているFXのトレードプラットフォームのことです。
メタクオーツ・ソフトウェア社は、2000年にロシアで設立され、Windowsのパソコン上で機能するソフトウェアとして「FX Charts」をリリースしました。
当時は、高額なトレードツールが多かった中で、リーズナブルな価格での提供をしたため、多くの証券会社が顧客に提供する「トレードの基幹システム」として採用しました。
2003年には、第三世代のプラットフォームが「MetaTrader(メタトレーダー)」としてリリースされます。
2005年に登場したのが「MetaTrader 4」=「MT4(メタトレーダー4)」なのです。この「MT4(メタトレーダー4)」が世界的に普及し、「FXのトレードプラットフォームといえばMT4(メタトレーダー4)」というまで浸透することになったのです。
あくまでもMetaTrader(メタトレーダー)は取引ソフト・取引プラットフォームなので、FX会社側が導入して顧客に提供するという特徴があります。
トレーダーにとっては「メタトレーダーを導入しているFX会社なら、どこを使っても同じ操作でトレードができる」という大きなメリットがあります。
2010年には、次世代のプラットフォーム「MT5(メタトレーダー5)」が提供されました。
しかし「MT4(メタトレーダー4)」の方が優れている点も多く、多くの投資家がいまだに「MT4(メタトレーダー4)」を利用しているのです。
MT4・MT5の違いを一言で言うと“バージョン”
「MetaTrader(メタトレーダー)」は、基本的にはWindowsのパソコン上で起動するFXトレードプラットフォームです。
「MT4(メタトレーダー4)」
「MT5(メタトレーダー5)」
というのは、同じ「MetaQuotes Software Corp.(メタクオーツ・ソフトウェア社)」が提供しているソフトですから…
Windows8.0
Windows9.0
Windows10.0
iPhone 6s
iPhone 8
iPhone X
と同じようにバージョンの違いを表しています。
「MT5(メタトレーダー5)」は、「MT4(メタトレーダー4)」のバージョンアップ版(進化版)ですので、機能は充実しているのです。
「MT4(メタトレーダー4)」と「MT5(メタトレーダー5)」の機能を表で比較してみた
MT4とMT5の機能を表で比較すると以下のようになります。
詳しい違いについては、下の項目で詳しく解説しますが、MT5は全体的に機能が進化していることがひと目でわかると思います。
実はMT5よりMT4の方が利用者が多い
意外に思う方も多いかも知れませんが「MT5(メタトレーダー5)」が誕生してから10年以上経過した現在においても、MT4(メタトレーダー4)の方が利用者が多い状況です。
昔のバージョンであるMT4の方が利用者が多いのなぜでしょうか。
それは、MT4とMT5の違いを比較すると理解できます。
MT4(メタトレーダー4)と「MT5(メタトレーダー5)の違い
違いその1.「カスタムインジケーター」や「EA(エキスパート・アドバイザー)」の数が違う!
MT4/MT5の最大の強みは「カスタムインジケーター」や「EA」といった拡張プログラムが第三者でも簡単に開発できることです。
まずは「カスタムインジケーター」と「EA」について簡単におさらいしておきましょう。
カスタムインジケーター
メタトレーダーに表示できるオリジナルのテクニカル分析指標のこと。移動平均線など、有名なテクニカル分析指標を改良したものや、売買のタイミングをひと目で判断できるサインツールなどがあるEA(エキスパート・アドバイザー)
メタトレーダー上で稼働できる自動売買プログラムのこと
他のFX取引ソフトやプラットフォームでは、メタトレーダーと同レベルの拡張性やカスタマイズ性は実現できません。
メタトレーダーがトレードプラットフォームとして世界で最も普及している大きな理由の1つと言えます。
■MT4はカスタムインジケーターやEAの種類が豊富
MT4とMT5を比較する上で重要なのが、対応しているカスタムインジケーターとEAの数です。
前提として、MT4とMT5の間にはカスタムインジケーターとEAの互換性がありません。
簡単に言うと…
MT4用に開発されたカスタムインジケーター&EAはMT5で使えない
MT5用に開発されたカスタムインジケーター&EAはMT4で使えない
ということです。
これは、MT4とMT5のシステムの開発言語が異なることが原因です。MT4はMQL4、MT5はMQL5という言語で開発されています。
そのため、MT4のカスタムインジケーターやEAはMQL4、MT5のカスタムインジケーターやEAはMQL5で開発をしなければいけません。
もしトレードで使いたいカスタムインジケーターやEAがある場合は、それがMT4用なのか、MT5用なのかを事前に確認したほうがよいでしょう。
FX会社によっては、MT4・MT5のどちらか一方しか提供していないケースも存在します。
せっかくカスタムインジケーターやEAを購入しても、所有しているFX会社の口座では稼働できないという可能性があるので十分注意が必要です。
■MT5よりMT4のほうが圧倒的にカスタムインジケーターやEAの種類が豊富
MT4はカスタムインジケーターやEAといった拡張性・カスタマイズ性の高さから爆発的に世界へ普及しました。
今までに数え切れないほどのプログラムが第三者により開発されていますが、上で解説した通り、MT4の後継版であるMT5では、MT4用に開発されたカスタムインジケーター・EAが一切使えません。
開発元のメタクオーツ・ソフトウェア社が運営するカスタムインジケーター・EAのマーケットサイトを見てみると、MT5対応の商品が少ないことがわかります。
つまり、MT5用の商品数はMT4用と比較して、5分の1~3分の1程度しか種類がないのです。
カスタムインジケーターやEAをトレードに積極的に活用していきたい場合は、MT4で口座開設をするのがオススメです。
■未だにMT4の利用者がMT5より多い理由は互換性にある
さてMT5のリリースから10年以上経過しても、MT4が未だに主流である最大の理由は既にお分かりの方も多いと思いますが「互換性の無さ」です。
上で解説した通り、MT4で利用できていたカスタムインジケーターやEAは、MT5では利用できません。
そして、MT4のカスタムインジケーターやEAを利用しているユーザーは、MT5に対応した同様の商品が用意されなければ当然プラットフォームを移行することはできません。
一方の開発者は、既にMT4用の商品をリリースしている場合、言語の異なるMT5に対応した商品を開発するのに時間や労力がかかります。
こうした事情から、MT5への移行は現在でも進んでいないのです。
違いその2.「時間足」の数が違う!
MT4とMT5では、チャートに表示できる時間足の種類が異なります。
MT4は1分足~月足まで、9種類の時間足を切り替えて使うことができます。
1分足
5分足
15分足
30分足
1時間足
4時間足
日足
週足
月足
一方のMT5は、なんと19種類まで表示できる時間足の種類が増えています。
1分足
2分足
3分足
4分足
5分足
6分足
10分足
12分足
15分足
20分足
30分足
1時間足
2時間足
4時間足
8時間足
12時間足
日足
週足
月足
MT4よりMT5の方が、多くの種類の時間足を表示できます。
MT4もカスタムインジケーターを利用すれば、様々な時間足を表示させることは可能ではあります。しかし、デフォルトで使用できる時間足が多いことはMT5の大きな強みと言えます。
2分足や20分足など、マイナーな時間足に頻繁に切り替えてチャート分析をしたい方にはMT5がオススメです。
違いその3.「板情報」が表示できる!
MT5ではMT4になかった機能として「板情報」が表示できます。
板情報を見ることで…
他のトレーダーがどの価格帯で注文を入れているのか?
他のトレーダーのポジションがどちらに傾いているのか?
視覚的に把握することができます。
相場はポジションの偏りが大きくなった際に、それを解消する方向に大きく変動する特徴があります。また、指値・逆指値の注文が入っているレートはレジスタンスライン・サポートラインとして機能する場合が多いです。
このように、相場を多角的に分析するために、板情報は非常に有効です。
デフォルトで板情報の表示機能が用意されている点は、MT5の大きなメリットと言えます。
■MT4でもカスタムインジケーターで板情報は一応表示できるが…
MT4にはデフォルトで板情報を表示する機能はありません。
しかし、カスタムインジケーターを導入することで、MT4のチャート上に板情報を表示させることは可能です。
板情報を表示させるカスタムインジケーターについては、下記の記事で詳しく解説しています。
ただ、板情報を表示させるカスタムインジケーターには、利用できるFX会社の縛りが存在します。
そもそも板情報というのは、FX会社しか知り得ない内部顧客のポジション取得状況、オーダー状況を表示させるものです
上の記事で紹介しているカスタムインジケーターはOANDAという外資系国内FX会社のMT4でのみ利用可能です。
違いその4.「気配値表示」の種類が違う
MT4とMT5では、気配値表示ウィンドウに表示される情報が違います。
タブを選択することで、ウィンドウ内に表示する情報を切り替えられるのですが、表示できる情報には以下のように違いがあります。
<MT4の気配値表示ウィンドウ>
・通貨ペアリスト
・ティックチャート
<MT5の気配値表示ウィンドウ>
・銘柄
・詳細
・プライスボード
・ティック
共通している表示情報もあるのですが、大きく変わったのはMT5で追加された「詳細」と「プライスボード」のタブです。
■詳細
MT5では気配値ウィンドウの「詳細」タブで、価格の詳細な情報が確認できるようになりました。
売気配(Bid)
現在の市場で売却する際に提示されている最高の価格買高値
過去の取引の中で「買い」の取引が成立した最高価格買安値
過去の取引で「買い」の取引が成立した最低価格買気配(Ask)
現在の市場で購入する際に提示されている最低の価格売高値
過去の取引で「売り」の取引が成立した最高価格売安値
過去の取引で「売り」の取引が成立した最低価格
リアルタイムの売買価格を表すBid・Askに加え、当日の買高安・売高安を確認することができます。
■プライスボード
プライスボードはMT4・MT5どちらもチャート上に表示をさせることができます。
MT5では気配値ウィンドウにプライスボードのタブが追加されているのですが、こちらではリアルタイムのスプレッドとスワップポイントが表示されるようになっています。
MT4ではスプレッド値をデフォルトで確認することができなかったのですが、MT5ではデフォルトでスプレッド表示機能が搭載されています。
ちなみに表示はPipsではなくPoint(Pipsの10分の1)なのでご注意ください。
違いその5.ソフトの動きの重さが違う!
MT4とMT5を比較すると、動作は圧倒的にMT5の方がサクサク快適です。
というのも、MT4とMT5にはソフトウェアの設計に大きな違いがあります。
■ビット数の違い
MT4は32ビットアプリケーションです。そのため、最大で4GBのメモリしか利用できません。
MT5は64ビットに対応しており、より多くのメモリにアクセスできます。(理論上は172億GBまで利用可能)
複数のチャートを開いたり、重めのカスタムインジケーターやEAを稼働させる際には、多くのメモリを消費します。「ビット数の違い=使えるメモリ領域の違い」なので、MT5の方が比較的動作が軽くなります。
■使用できるコア数の違い
MT4 はシングルスレッドで動作するため、1つのCPUコアしか使用できません。
MT5 はマルチスレッドに対応しており、複数のCPUコアを効率的に利用することができます。
MT4開発当時の2005年はシングルスレッドのPCが多かったため、MT4は現在主流であるマルチスレッド処理には対応していません。
現在販売されているパソコンはマルチコアプロセッサが標準化されています。
つまり、どれだけ最新で高性能なパソコンを用意しても、MT4ではそのうちの1つのコアしか使用できないため、パソコンの性能を最大限発揮できません。
■チャートやインジケーターを複数立ち上げるならMT5が快適
マルチディスプレイで複数のチャートを立ち上げたり、重めのインジケーターを動かすなら、MT5が快適です。
また、EAのバックテストなど、CPUの処理性能が問われる作業もMT5の方がスピーディーに行えます。
ただ上の項目でも書きましたが、MT5には対応していないカスタムインジケーターやEAもあると思うので「MT4とMT5の両方に対応している商品ならMT5を使う」というスタンスがオススメです。
違いその6.「MetaQuotes Software Corp.(メタクオーツ・ソフトウェア社)」の力の入れ方が違う
開発会社として「トレーダーは早くMT5に移行してほしい」という思惑があります。
FX会社はトレーダーの期待に答えられる高機能なトレードプラットフォームを求めていますし、開発会社であるメタクオーツ側もその期待に答える必要があります。
また、古いソフトウェアはセキュリティ維持の観点からも保守にコストがかかりがちです。
当然、後継版なのですから、MT5に開発リソースを投入しているのが現状で、早くMT4のサポートは終わらせたいと考えています。
事実として、既にMT4はメタクオーツの公式サイトからダウンロードできない状況になっています。(現在ダウンロードできるのはMT5だけです)
現在使えるMT4は、メタクオーツ社がホワイトラベルとしてFX会社に提供しているものに限られます。つまりは、FX会社からしかMT4を手に入れることができなくなったということです。
現状、いつMT4が廃止されてもおかしくない状況ですので、早めにMT5に移行しておくのがオススメです。
■MT4とMT5のアップデート回数を比較してみると…
MT4・MT5のバージョンアップデートの回数を比較してみても、メタクオーツ社がどれだけMT5に力を入れているかがわかります。
2023年に実施されたアップデートの回数は以下のとおりです。
MT4→3回
MT5→8回
今後も、メタクオーツ社はMT4にはあまり力を入れずに、MT5の使い勝手がどんどん改良されていく形になるでしょう。
将来性という意味では、MT5の方が有望で、だんだんと移行が進んでいくと思われます。
違いその7.使える海外FX業者の数が違う
海外FX業者の9割以上がMT4を採用しています。
一方で、MT5)が利用できる海外FX業者というのは、徐々に増えてきてはいるものの、まだ数が少ないのが現状です。
XM
BigBoss
AXIORY
など一部の大手海外FX業者に限られてしまうのです。
コスト面の負担増を考えると、利用者が少ないMT5の導入には踏み切れないFX業者が多いのが現状です。
結局、MT4(メタトレーダー4)とMT5(メタトレーダー5)のどっちを選ぶべきなの?
「どちらが優れているのか?」をまとめると、以下のようになります。
「MT4(メタトレーダー4)」が優れている点
「インジケーター」「EA」の数が多い
採用している海外FX業者が多い
「MT5(メタトレーダー5)」が優れている点
時間足が多い
板情報が使える
気配値の表示が多い
ソフトの動きが軽快
アップデートが多い(改良が多い)
開発会社は、今後こちらを主力にしたい
MT4とMT5、どちらにも良い部分はあります。
トレーダーごとに必要な要素は変わってくると思いますので、結論としては以下の点を考慮してどちらかを選ぶのが良いと思います。
【MT4を利用したほうが良い人】
標準搭載ではない「インジケーター」「EA」を利用する方
「MT4(メタトレーダー4)」しか利用できない海外FX業者を利用している方
【MT5を利用したほうが良い人】
「インジケーター」「EA」は標準搭載されているもので十分
多くの時間足で分析したい
板情報で分析したい
利用している海外FX業者が「MT5(メタトレーダー5)」を採用している
大手の海外FX会社を利用すれば、たいてい複数の口座を開設できますし、MT4・MT5の両方に対応している場合も多いです。
実はメタトレーダーのバージョン選びより…
約定力
スプレッドの狭さ
顧客対応(カスタマーサポートの充実度)
資金の安全性
など、FX会社のスペックの方がFXトレードで稼ぐためには、何倍も重要です。
利用する海外FX業者が用意している方を使えば良い
両方使えるようであれば「MT5(メタトレーダー5)」を選択する
基本的にはMT5をチョイスしつつ、MT5では使えないカスタムインジケーターやEAが必要な場合はMT4を選択する…というスタンスがベストだと個人的には思います。
ただ、自動売買を中心にトレードをする方などは「EA」の種類が豊富なMT4をおすすめします。
MT4・MT5で入れた方がよいカスタムインジケーターは、以下の記事で詳しく解説しています。
MT4・MT5が使えるオススメのFX会社は?
筆者がオススメしているFX会社「BigBoss」と「XM」はどちらもMT4/MT5を採用しています。
MT4・MT5の両方に対応しているだけでなく、取引スペックやボーナスの観点からも優れているので、筆者はメインのFX会社として使用しています。
オススメFX業者①:BigBoss(ビッグボス)
最大2,222倍という超ハイレバレッジで利用可能なFX会社です。
ボーナスも他の追随を許さないほど充実しており、小資金から大きく資産を増やすのに適したFX会社です。
スプレッドも業界最狭水準で、スキャルピングからデイトレ、スイングまで幅広いトレードスタイルでオススメできます。
レバレッジ:最大2,222倍
ボーナス:最大200万円
オススメFX業者②:XM(エックスエム)
言わずと知れた「日本で最も利用者の多い海外FX会社」です。
最大1000倍のレバレッジでトレードでき、複数の国で金融ライセンスを取得しているなど安全性も抜群です。
海外FX初心者は、まずXMで口座開設するのがオススメです。
レバレッジ:最大1,000倍
ボーナス:最大136万円
ハイレバレッジやボーナスが充実していて、小さな資金から大きく稼ぐのに最適なFX会社です。
どちらのFX会社もEAによる自動売買OKなのでシステムトレーダーにもオススメです。是非チェックしてみてください。
まとめ
「MT4(メタトレーダー4)」と「MT5(メタトレーダー5)」の大きな違いは、互換性の無い点です。
MT5では、使えるカスタムインジケーターやEAの選択肢が狭まってしまう可能性があります。
とはいえ、カスタムインジケーターは標準搭載のものでも機能は十分ですから、裁量トレードをする投資家の方であれば、MT5で十分とも言えます。
MT4とMT5の違いよりも、FXトレードの結果に影響を与えるのは「どの海外FX業者を選ぶのか?」です。利用している海外FX業者が用意している方のメタトレーダーを利用すれば良いと考えます。
両方使える場合には、機能面や動作速度の観点からMT5をおすすめします。開発元による今後の機能改善もMT5が中心になるでしょう。
古いカスタムインジケーターやEAを使ってトレードをしたい方や、FX会社がMT5を導入していない場合は、そのままMT4を利用する方針でも問題ないと思います。